おかやまマラソン (磯村)   

c0138026_21591169.jpg第3回となるおかやまマラソン。
フルの出場者は15,000人で、抽選倍率は1.8倍だったとのこと。
私は抽選なしのドクターランナーとして走ってきた。

約50人の医師が目立つ赤のベストを着て走る。
5人ずつ10組に分けられて、私は5時間30分で走るように依頼されていた。

これは1km7分半のペースで最後まで走れば、おおよそこの時間でのゴールとなる。
ただし救護で時間をとられて遅れた場合は、その分はゴール時間を遅らせてもらってかまいません。関門制限もドクターランナーには適用しませんので、どうぞ、最後までお願いいたします。
了解です。

で、7分半ペースで淡々と走る。
実は、去年も同じペースで走った。そうしたらものすごく楽だった。
それなのに、あれ?今年はこのペースで楽じゃないぞ。一杯一杯だぞ。1年だけ歳をとっただけで、こんなに体力はおちるものなのか・・・。

仕方がない、なんとかそのペースを維持して走る。
どうせ後半は救護で時間をとられることが増えるだろうから、前半は少し貯金をしておくかな。

途中で一カ所だけ折り返しコースになる。
他県から帰省していた息子と一緒に参加したのだが、息子はサブフォー狙いで頑張るとのことだった。
(息子は他県在住なので、県医師会からの依頼は当然なし。)
息子は4時間のペースランナーのすぐ後を走っていた。うん、大丈夫そうだな。

今日は涼しかったせいか、あまり事故はなかったようで、救急車のサイレンも2回しか聞かなかった。
私は足の痙攣をしていた人にストレッチをしてやったぐらい。

名物の30km地点でのラーメンエイドでは、ちゃんとピリ辛ラーメンと黄ニラ餃子も食べた。

で、依頼通りに5時間26分でゴール。
終わってみれば、よい仕事をしたのではないだろうか。
ちなみに、息子は3時間59分でゴールしていた。お見事。


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# by akirin2274 | 2017-11-12 22:01

「ロートレック展」 (磯村)    

c0138026_22093766.jpgしばらく前に観てきた展覧会、正式タイトルは「パリ・グラフィック/ロートレックとアートになった版画・ポスター展」。長い。

19世紀後半になってリトグラフによるポスターが流行してきたようだ。
第1章 庶民向けの版画のコーナーでは、当時の売れっ子のシュール・シェレ、ピエール・ボナール、そしてロートレックのポスターが並んでいた。

版画は線描による面の分割が基本的にあり、その分割された面を単一色面として色をのせる。
絵画というよりは、気分的にはデザインに近いものがあるような気がする。
当時は多色印刷物の手段としてリトグラフがあったのだろう。

しかし20世紀になってくると、第2章 知的階層向けの版画のコーナーにあるように、自宅で飾って楽しむものに版画がなってきていた。
要するにファイン・アートとして認められてきたわけだ。

ロートレックに加えて、ルドン、ヴァロットンなど。
そして画題もポスターとしてだけではなく、静物や風景が取りあげられるようになっている。
ボナールの「パリ生活の小景」と題したシリーズは好かった。
またモーリス・ドニは自分の油彩をリトグラフにうつしたりもしている。

どれも洒落ていて、容易に”フランスらしい”と思ってしまう雰囲気のものばかりであった。

展覧会の最後に、ゴッホが所有していたという日本の浮世絵版画が並んでいた。
安藤広重、初代歌川国貞、歌川国芳、月岡芳年などである。
フランス版画を見てきて、あらためて浮世絵版画を見ると、その原画の構図といい、色使いといい、またその彫りや刷りの技術といい、いかに斬新であったかがよく感じ取れた。
ヨーロッパの画家たちが浮世絵に魅せられたわけだ。納得。


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# by akirin2274 | 2017-11-10 22:12

倉敷ジャズ・ストリート (磯村)   

c0138026_11143759.jpg末の2日間は倉敷ジャズ・ストリートだった。
美観地区のあちらこちらで昼過ぎから夜までジャズが演奏されている。

1日目の昼過ぎに、まず老舗のジャズ喫茶「アベニュー」で、みちるピアノトリオを聴く。
今日のみちるさんはなんと着物姿だった。女性ドラマーは足もとが乱れやすいせいか、着物に袴姿だった。かなり激しいタッチでのピアノを堪能した。

このイベントでは、チケットを提示すれば17の会場のどこででも演奏を楽しむことができる。
ワン・ステージは45分で、休憩の15分のあいだにミュージシャンも聴衆も次の会場へ移動する。

なるほど、今年のテーマが”和”ということで、あちらこちらで和装のミュージシャンがかなりいた。

次はどこに行こうかな、とぶらぶらと彷徨い、倉敷物語館、大原美術館の庭にある新渓園、今では観光の拠点にもなっている林源十郎商店の3階で、それぞれの演奏を楽しんだ。

最後に廣栄堂の2階で、普段はニューヨークのハーレムのクラブで歌っているという女性ボーカルを聴く。旦那さんらしいトランペッターもNYから一緒に来ていた。
このグループの演奏が好かった。フラメンコ調のリズムを取り入れたオリジナル曲が圧巻であった。

2日目はゆっくりと出かけ、まず土蔵を改装した夢空間はしまやで、昨日のアメリカからの女性ボーカルをもう一度聴きに行く。

つづいて本栄寺の仏像がならぶ広間ではフュージョンを聴いた。のっけに「ナイト・バード」をやってくれたのは嬉しかった。
あとは「アベニュー」に戻り腰を落ち着け、ビールを飲みながら4つのバンドを聴いた。

ふらふらと気ままにジャズを楽しんだ2日間だった。


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# by akirin2274 | 2017-11-06 11:17

「カンディンスキー、ルオー展」 (磯村)   

c0138026_18155979.jpg改装のためにしばらく休館していた 汐留ミュージアムでの展覧会。

正直なところ、ルオーはそれほど好きではない。
あの暴力的とも言える太い線描にあの厚塗り。彼の特質の部分がどうも合わない。

で、目的はカンディンスキー。それに嬉しいことに”色の冒険者”という副題でパウル/クレーの絵もかなりの数が展示されていた。

初期のカンディンスキーはテンペラやガッシュでも描いていた。これが好かった。
特に大作「商人たちの到着」(ポスターに使われている絵)。
黒の下塗りの上に色を置いている.。黒地の塗り残しが輪郭線となっており、木版画あるいは切り絵のような効果が出ていた。

初めて見たカンペンドンクの油彩画も好かった。
線描をした上に、その境界線を越えて色彩が置かれている。形と色が交差して、幻想的な光景となっていた。

クレーは有名な水彩画「橋の傍らの三軒の家」があった。
オレンジ色を基調として模様のように塗り分けられた面を、薄い青色が滲んでその境界を越えていた。この微妙な感触は、これまで印刷図版で見ていたときには味わうことができないものだった。

クレーの石版ではヨーロッパ風景のシリーズが軽いのに奥行きがあった。

最後のコーナーではカンディンスキーの素描が並んでいた。
紙にインクとペンで描かれたものだが、そのイマジネーションの豊かさに感心した。
さすがだな。


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# by akirin2274 | 2017-11-03 18:18

「ERA」合評会 (瀬崎)   

c0138026_21105318.jpg台風が近づく週末に「ERA」第三次9号の合評会が、東大駒場であった。

朝からの雨のなかを16人が出席した。
今号から日原正彦氏が「ERA」に戻ってきたのは嬉しいこと。

同人30人の作品が載っているのだが、今号では北岡淳子「狼少年みたいに」、吉野令子「夜を渡るひかり」などが印象的だった。

拙作品「蟬庭の翅」では、自分でも問題と思っていた第4連に、まだ努力不足だ、との意見をもらうことができた。やはり、そうか。

自分のイメージでは、この庭は”修道院の庭”なのだが、その辺りをはっきりさせた方が読み手に伝わるという意見や、いや、そんなことは不要だとの意見ももらえた。
作中の”わたしたち”を二人の男女と読み取っている方もいた。なるほど、そう捉えることもありうるのか。

夜には台風が関東に最接近するというので、4時間の合評を終えて、今日はいつもより2時間早く会食となる。
隣席になった田村雅之氏や田中眞由美氏とぐだぐだとしゃべっている。
好い話し相手の尾世川正明氏が急用で欠席だったのは寂しいことだった。

6時過ぎには雨風が激しくならないうちにと帰途につく。
後で気づいたのだったが、この日はハロウィンの週末だった。
同人の人たちとは渋谷駅で流れ解散をして、そのまま地下鉄でホテルへ戻ってきたのだが、その頃に渋谷駅前は仮装の若者でごった返していたのだろうな。


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# by akirin2274 | 2017-10-31 21:12

「詩と思想」10月号 (瀬崎)   

c0138026_21354371.jpg日録に書くのを忘れていたが、「詩と思想」10月号に拙個人誌「風都市」が取りあげられていたのだった。
忘備のために記しておく。

同誌の10月号の特集は「個人誌の空間」。
個人誌を出している方々のエッセイが載っている。

「万華鏡」の支倉隆子、「表象」の万里小路譲、「ロッジア」の時里二郎、「知井」の名古きよえ、「独走点」の金井雄二、「雲の戸」の山本萌、「蝸牛」の星野元一、「粼(りん)」の石下典子、「あん」の鷹取美保子、「ピエ」の海東セラ。

2誌を除いて他の8誌は送っていただいている。それぞれの個性が出ている個人誌ばかりだ。

そして拙「風都市」を含む4誌では、この特集の企画者である長谷川忍の各4頁のインタビュー記事が載っている。
詩誌の表紙写真とともに発行者の顔写真まで大きく掲載してくれている。

「風都市」については、誌名の由来や、個人誌を続ける理由、編集する上での骨格になっている部分について、印象に残ったこれまでのゲスト作品について、などの質問があった。
真面目な良い回答ができたのではないかと思っている(汗)。

インタビューを受けた他の3誌は、武西良和「ぽとり」、北原千代「ばらいろ爪」、佐々木洋一「ササヤンカの村」だった。

今回の特集では取りあげられていなかったが、八木忠栄「いちばん寒い場所」、近藤久也「ぷーわー」、それに木村恭子「くり屋」なども、良い個人誌だなと思っている。


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# by akirin2274 | 2017-10-23 21:38

GPSウォッチ (磯村)   

体力の衰えとともに、ジョギングへの熱意も冷めてきたような気がする。
そりゃ、走り始めてしまえば、それなりに楽しいけれども、走り始めるまでがどうも億劫になってきた。
これではいかんだろ、なんとかモチベーションを上げなくては。

ということで、初めてGPSウォッチなるものを購入してみた。

早速、使ってみる。まずは走り慣れたいつものコースをまわってみて、いつもの計測との差異を確認することにする。

走り始めてみると、1km走るごとに振動して知らせてくれる。時計を見ようと手首を返せば自動的にライトも点く。
これはラップを確認するのが便利だなあ。

c0138026_00161982.jpg手始めなので単純なコースで走ってきた。
GPSでの計測は9.1kmだった。これをGoogle Map上で計測してみると9.2kmだった。
このぐらいの誤差は、のんびりジョガーにとっては誤差範囲内。

おまけに専用アプリに転送すると、各1kmごとの心拍数もチェックしてくれるし、ストライド(歩幅)も知らせてくれる。

これはかなり楽しい。
これで明日からまたジョギングをする意欲も復活してきた。
つくづく自分は単純人間だと思ってしまう。


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# by akirin2274 | 2017-10-21 00:18

詩人協会ホームページ (瀬崎)   

c0138026_20454596.jpg岡山県詩人協会の会員構成も次第に高齢化してきている。
なんとか若い人たちに参加して欲しいという目的で、詩人協会のホームページを作ることにした。

紙媒体をあまり知らずにNETをよく活用している年代に向けて発信していきたい。
と、理想は高く、理事会に提案し、総会でも承認を受けた。

で、作り始めた。
こんな画面にしてみたい。ここからはあそこへのリンクを張りたい。文字間隔はこのくらいにしたい・・・。

いろいろと構想はあるのだが、それを実現する技術がない。困った。
いろいろと解説本をながめてみたり、インターネットで情報を集めたりする。
しかし、要するに自分にできる範囲内での画面しか作れない。当たり前だな。

とりあえず4画面から成るひな形を作った。階層も深くしていない。
アップしようとしてまた躓く。
FTTPの設定が判らない。またあちらこちらの解説を確認する。

で、やっと岡山県詩人協会のホームページがインターネット上に載った。
まだ検索エンジンには引っかかっていないので、URLを知っている人しか観ることができないはず。
理事の間で閲覧してもらって、今の段階で細かな手直しをしていう予定。

ゆくゆくは投稿欄なども作りたいのだが、作品を縦書き表示にする方法が判らないぞ。
誰か教えてくれぃ。


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# by akirin2274 | 2017-10-17 20:48

ああ、マラソン大会 (磯村)   

秋空にジョギングをするには絶好の季節となってきた。
先日の白龍湖トレイル・ランの大会が台風で中止となってしまっていたので、10月のちはら高原マラソン大会は楽しみにしていた。
その日に合わせてジムでストレッチをしたりもしてきていた。

しかし、どうもおかしい。
大会の数日前になったのに、ゼッケンの引き替え状が届かない・・・。
いつもマラソン大会を申し込むネット上の頁で、マイ履歴を確認した。

えっ! なんと、ちはら高原マラソンに申し込んでいなかった!
てっきり申込手続きをしたと思って、手帖にも申込済みのチェックを入れていたのに、勘違いだった・・・。

なんということだ。
前泊する予定だった会場近くのホテルも慌ててキャンセルした。

本当だったら大会を走っている今日、天気は少し暑いぐらいの快晴。
仕方ないので、着替えをマラソン・リュックに詰めて15kmあまりのジョギングを一人で寂しくおこなった。

自分で決めたゴール地点近くのスーパー銭湯で露天風呂に入り、ビールを飲んでJRで帰ってきた。
まあ、これはこれで有意義な1日だったのだが。


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# by akirin2274 | 2017-10-09 23:48

中四国詩人会・徳島大会 (瀬崎)   

週末に徳島で中四国詩人会の大会が開かれた。

徳島までは直通の高速バスで2時間ちょうど。倉敷ICから乗りこむと、岡山からはすでに岡山県詩人協会の人たち10人あまりが乗っていた。

はじめにおこなわれた総会では事業報告、会計報告、新しい役員人事報告などがなされ、滞りなく議事が進んだ。
今期より岡隆夫氏が会長に就任されたが、体調不良での欠席は残念だった。

つづいて第17回中四国詩人賞の表彰式があり、中四国8県の詩人による自作詩朗読もあった。

メインの講演は藤本ひかり氏「父・野上彰の詩と人生」。
寡聞にして私は野上彰についてはほとんど知らなかったのだが、大正から昭和前半にかけて活躍した詩人、翻訳家、編集者であったようだ。川端康成門下で、著名人との交流も幅広かったようだ。
こんな人もいたのだなあ。

来年の中四国詩人会大会は岡山で開催されるために、会の最後に瀬崎がその案内挨拶をおこなった。
ちょうど1年後になるが、すでにホテル会場もおさえてあり、講演も北原千代氏にお願いして快諾をもらっている。
旬のH氏賞受賞詩人ということで、大いに宣伝をしておいた。

懇親会も五十名以上の出席で盛会であった。
そのあとはホテル最上階で10人ほどで飲む。穏やかな大会だった。


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# by akirin2274 | 2017-10-02 13:51