詩人協会のホームページ (瀬崎)    

c0138026_19521976.jpg岡山県詩人協会の会員も年々高齢化が進んでいる。
若い人たちに参加してもらわないと、いずれ会は消退してしまう。

詩に興味を持っている若い人たちに、いかにして岡山県詩人協会の存在を知ってもらうか、そして参加してもらうか。

そこで、ネット世代に向けて詩人協会のホームページを開設することを計画した。
先日の総会にその案を議題としてかけて承認された。

さて、それでは作ってみるか。
会の予算は乏しいので、何とかお金をかけずに立ち上げようと、私が持っていたソフト「ホームページ・ビルダー」で作り始めた。

なかなか思うようなものにならない。
こうしたいという意図があっても、どのようにしたらそれが作れるのか、判らないことだらけ。

一応ひな形を作ってみた。
「TOP PAGE」から「岡山県詩人協会とは」「岡山県詩人協会の活動」「会員情報」「入会案内」へリンクを張った簡単な構造のもの。
いずれは会員以外の方を対象にした投稿欄も作りたいとは思っている。

理事会に諮った上で、とりあえず無料のブロバイダーを利用してオープンしてみる予定。
さて、どれぐらいの若い人が見てくれるだろうか。


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# by akirin2274 | 2017-09-18 19:55

ああ、台風 (磯村)   

明後日は白龍湖トレイル・ランの予定だった。
累積標高差1000mぐらいの20Kmコースに申し込んであり、そのために先日は福山で山道走行(歩行?)の練習もしてきてあった。

しかし、沖縄近くにある台風18号が、ちょうど週末に九州へ上陸し、大会当日には中国地方は暴風雨に襲われるとの予報。
気象庁は、日曜日はできるだけ家から出ないようにと警告している。
楽しみにしていたが、こりゃ、どう考えても無理だろうなあ。

大会会場から少しの距離にある広島空港近くのホテルを予約していたのだが、それもキャンセルした。

念のために大会のHPを確認した。
今日の夕刻の天気予報から、18時に大会中止を決定していた。
やはり、そうだろうな。ただでさえ危険な暴風雨なのに、その中でトレイルができるはずがない。

しかし、私のように参加予定者はただ行くのを止めればいいだけだが、半年も前から開催を準備してきた大会関係者はさぞかし残念だろうな。
もう2日遅く台風がやって来ていればなあ。

う~ん、週末をどうする?
暴風雨の中をジムへ出かけて、トレッドミルで走る?


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# by akirin2274 | 2017-09-15 22:58

奇想の系譜展 (磯村)   

c0138026_14550281.jpgBunkamuraでの「ベルギー奇想の系譜展」を見てきた。
副題は「ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで」。

15世紀のベルギーではフランドル美術といわれる絵画が起こり、ボスやブリューゲルが活躍した。
この第一章に並んだ絵画が圧倒的な面白さだった。

ポスターにも使われているヒエロニムス・ボスの「トゥヌグダルスの幻視」は、七つの大罪が戯画的に描かれている。
またそれに続くブリューゲルの原画による版画のシリーズも人間の愚かさを執拗に描いていた。

聖人は悪魔に誘惑され、虚飾の繁栄を誇った都市は燃えさかっている。
描画の技術は徹底的に写実的で、いかに描くかではなく何を描くか、だった。
彼らに比べると、ルーベンスはちょっと物足りなかった。

19世紀末からはベルギー象徴派、表現主義となる。
この第二章ではフェルナン・クノップスのパステル画、それにモノクロ写真に人工的な彩色を施した作品が、異空間の光景を現出させていた。

そして第三章。のシュルレアリスム。
ポール・デルヴォーの大作「海は近い」はさすがの夢世界だった。
それに、なんと彼のスケッチブック3冊が展示されていた。ペン画に水彩などだったが、その発想とそれを表現する力量には感嘆あるのみだった。

マグリットも、「前兆」「大家族」「虚ろな目」などの有名作品がどんと並んでいた。(「大家族」や「夢」が日本の美術館所蔵とは知らなかった。)

う~ん、表現は具体的に判りやすく、そして作品の構造自身は捩れて不可解に、というところだろうか。


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# by akirin2274 | 2017-09-10 14:57

ゲル・カヤノ (磯村)   

c0138026_21394292.jpgそろそろジョギング・シューズを買い換えようと思っていた。

今は3足のシューズを使い分けているが、メインにしているのは2年前に購入したアシックス・トレイナーというシューズ。
かなり底がすり減ってきた。

私の場合、月に120~140kmを(のんびりと)走るので、年間では1600kmぐらいは走る。
その距離を走ったのはこのシューズだけではないのだが、それでももう3000km以上は走っていることになる。
これは買い換え時だな。

ということでアシックスの店へ(いろいろなメーカーのものを履いてきたが、私はアシックスが気に入ったのだ)。

お、ゲル・カヤノ23(17年春夏モデル)が並んでいるではないか。
このところトレイナーを2足履いた。その前はサロマを履いて、その前にはカヤノを履いていた。たしかカヤノ15の頃だ。

よし、今回はまたカヤノにしてみるかな。
店員さんといろいろ相談してWSタイプにした。

さあ、靴慣らしをぼちぼちとしていって、このシューズで11月のおかやまマラソンを走るぞ。
そして今年のメインである12月のホノルル・マラソンを走ってくるぞ。


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# by akirin2274 | 2017-09-07 21:42

「交野が原」83号 (瀬崎)    

c0138026_15273775.jpg金堀則夫氏が発行している詩誌「交野が原」83号が届いた。
35編の詩、4編の評論・エッセイ、13編の書評を載せて、今号は114頁。

野木京子「小石の指」は、以前の彼女の作品にときにあらわれていた”ぽこぽこ”にも通じるような”見えない子ども”の存在が印象的だった。
疋田龍乃介「ひと息に赤い町を吸い込んで」は、どこまでも語り尽くしてしまおうというような意図の迫力に圧倒された。
中本道代「村」は、亡くなった叔父をおくる作品。静かな平易な語り口が、それゆえの深みを感じさせている。

書評では、吉田文憲の陶原葵詩集、海東セラの松尾真由美詩集、八木幹夫の高階杞一エッセイ集についてのものを、それぞれ面白く読んだ。
私(瀬崎)が気がつかなかった読み方、捉え方に示唆を受ける部分が少なからずあった。

拙詩集「片耳の、芒」の書評を谷合吉重氏に書いてもらっている。
「記憶は風や物象や影に満ち」とのタイトルで、「この詩集は記憶の物語であるが、背景には身体がしっかりと刻まれていて、身体を離れて言葉はないことをよく知っている人の詩集である」として、「幻想的な世界を描きながら、重層的な構造の中から顕れる意外な向日性がこの詩集の魅力かもしれない。」とも言ってもらった。感謝。

瀬崎は詩「冷たい指先」を載せてもらったのだが、いつもらしくない感傷的な作品を書いてしまった。

別ブログ「瀬崎祐の本棚」に、野崎有以、峯沢典子、相沢正一郎の詩の簡単な紹介を書いている。

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# by akirin2274 | 2017-09-02 15:33

日本現代詩人会総会 (瀬崎)    

先週末に日本現代詩人会総会が早稲田奉仕園であった。
現理事による最後の会で、半数近くが2期4年の任期を終えて退任する。瀬崎もその一人。

会のはじめに細見和之氏の黒田喜夫についての小講演があった。
業務報告では、西日本ゼミナール担当理事として今年2月の高知大会の報告を行った。
質疑応答では、投稿欄新人賞受賞者の扱いについての討論が活発に行われた。

総会終了後の懇親会では、今日も豹柄ワンピースに豹柄ハイヒール(!)の海埜今日子氏と一緒に司会をした。
かなり気心も知れた仲なので楽しく司会進行をすることができた。

今年のアトラクションは詩人でクラブでジャズ・ボーカルを歌っている吉田義昭氏。
例年飲食がはじまってしまうと会場はざわついてしまう。
なんとか鎮めようとしたのだが、やはり会場の後ろの方はかなりざわついていた。残念。
しかし、大半の方は熱心に聞いてくれてアンコール!の声もかかり、「シクラメンのかほり」を歌ってくれた。

終了後はいつもの「かわうち」で二次会。
隣り合った秋亜綺羅氏と、彼の詩誌「ココア共和国」で小特集を組んでいる佐々木貴子の作品がすごいという話で盛り上がる。

10時近くに散会となったのだが、なんとなく北川朱実、杉本真維子、廿楽順治、細見和之各氏と5人で居残って、11時の閉店まで飲んでいる。
わいわいと楽しくやったのだが、はて、何を話していたんだっけ?

ちなみに杉本氏はごく最近転居したのだが、そこへ始めて届いた郵便物は拙個人誌「風都市」だったとのこと。


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# by akirin2274 | 2017-08-30 17:34

「風都市」32号 (瀬崎)   

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拙個人誌「風都市」のやっと32号が出来上がった。

先に書いたように、今号には札幌の海東セラ氏に寄稿をお願いしている。

海東氏とは以前から詩誌の交換をしていたのだが、2年前ぐらいに一度お会いする機会があった。
鮎川信夫賞の授賞式で声をかけてもらった。その年は同じ北海道の阿部嘉昭氏の受賞だったので出席したとのことだった。

海東氏のブログにも「風都市」のことを書いてもらっている。感謝。

  ブログ「pied ピエ」 http://serakaito2011.jugem.jp/?eid=194

毎号200部程度の発行だが、なにしろ手作業制作である。
ぼちぼちと出来上がったものを発送している。

今号のあとがきに書いた「安井みちるトリオ」は不定期に活動している。
今年も11月の倉敷ジャズ・ストリートでは、メイン会場である「アベニュー」で演奏するはず。
興味を持たれた方は(倉敷なのだけれども)ぜひ聴きに行ってあげてほしい。

あ、そうだ。「詩と思想」10月号で個人詩誌の特集を組むとのこと。
その中の一つとして、長谷川忍氏のメール・インタビューというのがあり、4~5誌が取りあげられるようだ。
「風都市」もインタビューを受けた。
創刊のきっかけのことや、誌名の由来などについても質問に答えている。


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# by akirin2274 | 2017-08-21 21:08

笑福亭智丸、頑張れ (瀬崎)    

c0138026_22280222.jpgかっては現代詩手帖投稿欄で活躍し、詩集「歯車VS丙午」(思潮社2012年)で抱腹絶倒のシュールな世界を展開してみせた疋田龍乃介。
彼がまだ大阪芸術大学の学生だった頃に、落語家になりたいんです、と聞いて、えっ!と驚いたものだった。

で、彼は本当に落語家になった。
笑福亭智丸(ちまる)というのが高座名(というのだろうか)である。

倉敷で定期的に開催されているアルス寄席にお邪魔します、という連絡をもらい、秋山基夫、河邉由紀恵、斎藤恵子各氏を誘って一緒に聞きに行った。

まだ前座なので15分ぐらいしか時間がもらえませんが、といっていた彼の演目は「犬の目」だった。
目玉を外して治そうとした目医者が、肝心のその目玉を犬に食べられてしまい、仕方なくその犬の目玉を患者にはめ込むという、ちょっとシュールな内容である。

前座とはいえ、さすがに5年の修行を積んだプロである。
笑わせる部分もきっちりとおさえていて、大したものだった。

全部で2時間あまりの公演のあと、美観地区の魚料理の店で5人で歓談した。
もちろん我々にとって落語界はまるで異世界であるから、笑福亭智丸の話に興味は尽きない。

しかし、彼は詩誌「Aa」の同人であり、曉方ミセイら3人と新しい詩誌「早々」を始めた疋田龍乃介でもある。
語ることと書くことをどのような均衡で保っているのか、というあたりは、オーラル派の詩人である秋山氏とも話が盛り上がった。

来年の日本詩人クラブ関西大会では、文芸派落語として30分あまりを話すことになっている。
頑張れ、笑福亭智丸、巨匠と呼ばれるその日まで!


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# by akirin2274 | 2017-08-14 22:31

世界陸上inロンドン (磯村)   

2年に一度の世界陸上大会がロンドンで開かれている。
個人的にはあまり興味がないような競技もおこなわれるオリンピックに比べて、こちらはどの競技も楽しみ。内容が濃い。

一番の話題は、やはり今大会で引退を表明していたウサイン・ボルトだろう。
最後となる100m走で金メダルを取らせてあげたかったが、そうはいかないところが非情なスポーツの世界だった。

男子1万mでは、この大会以後はマラソンに転向すると表明しているファラー。
オリンピックでも世界陸上でも、5000m、1万mでそれぞれ2大会連続金メダルをとっている。すごい。
この大会でも1万mは金だった。5000m決勝は明日だったか。どうなるか。

女子1万mのアヤナもすごかった。
前回のオリンピックで20数年ぶりに世界記録を更新して優勝した彼女だったが、今回もぶっちぎりで優勝した。
1周400mのトラックを25周するのだが、なんと4位以下の選手をことごとく周回遅れにしてしまった。
銀、銅の選手も、もう1周あったら抜いていたのではないだろうか。すごい。

そして贔屓のアリソン・フェニックス。
彼女は世界陸上ではこれまでに9個の金メダルを取っている。しかし今回の400mは銅メダルだった。残念。

そして、そして、一番応援していた1500mのゲンゼベ・ディババ。
世界記録保持者の彼女のことだから圧倒的に優勝するかと思っていたのだが、準決勝ではなんとタイムで拾われていた。
そして決勝では走った12選手中の12番だった。残念。
数日後におこなわれる5000mではどうなのだろう? 応援しているぞ。

(写真は前回大会で優勝したときのディババ。肩の筋肉と腹筋が素晴らしい。)

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# by akirin2274 | 2017-08-11 23:05

「風都市」裏事情 (瀬崎)   

個人誌「風都市」32号の制作をしている。
今号は海東セラ氏に寄稿を依頼して、岬への道程をたどる作品をいただいた。感謝。

表紙絵は前号から磯村の水彩イラスト(?)にしている。
それまでの旅先での写真から変えたのだが、意外に講評である(というか、褒めてくれる人しか言ってはくれない)。
今回は海の匂いを感じさせるものとなっている。

他は揃ったのに、問題は瀬崎の詩作品。

1編は「唐橋まで」という訳のわからない短い作品。
これはふっと書けてしまう種類の作品。自分でも制御は効かない作品である。
前詩集「片耳の、芒」の巻頭に置いた「ゆれる」や、最後に置いた「雨を忘れて」もそうして書けた作品だった。
自分でも傑作なのか駄作なのか、判断できない書き方をしてしまう作品である。

そしてもう1編は「脚をたたんで溢れて眠れば」。
これには苦労した。

自己規制してしまいそうなものを取り払って、できるだけ拡げて書いてみようと思った。
そうしたらあらわれてきたものは、広いのだけれどもまったくとりとめのない平板なものとなってしまった。

さて、ここからどのように骨格を作って立体的な奥行きを持たせたらいいのか。
行分けでただ並んでいた詩句を散文形にして、描かれている世界を立ち上げようとした。
上手くいかない。

そこで語り口を変えてみることとした。
必要なことを説明するのではなく、すでに必要になったものだけを語らせることにした。
これはかなり上手くいった。
読み手を迷路に誘う罠も仕掛けた。でも、パン屑もちゃんと蒔いておいた。

さあ、これでどうだ。

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# by akirin2274 | 2017-08-08 18:39