チュニジアから戻って (瀬崎)
2009年 05月 06日
空気は澄んでいて、湿ったところがない。
日本とは比較にならないほど国は貧しいけれども、宗教的な考えもあって、他人に対して親切な国民性。
ホームレスは一人もいないとのこと。
彼の地の友人が言っていたことは、「チュニジアでは生きるために働くけれど、日本人は働くために生きているように見える。日本の街を歩いている人は笑顔が少ないよ。」
なるほど。
どのカフェやレストランに入っても、みんな明るい。笑っている。全くの他人同士が親近感を持って話している。
たぶん、チュニジアでは自殺問題なんかないのだろうな。
もちろん一党独裁政治なので、問題はいくらでもあるのだが。
アラビア語もフランス語も読めないので、チュニジアの詩集を買ってくるなどということはしなかった。
さて、それでは、生きるために詩を書いているのか、詩を書くために生きているのか。
詩を書かないでも生きていけるのなら、それはそれで幸せなことなのだろう。
by akirin2274 | 2009-05-06 22:43