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夜の電話 (瀬崎)   

夜の電話 (瀬崎)_c0138026_9341413.jpg先日の夜のこと、妻が、タカギさんという方から電話よ、と呼ぶ。

私は電話が嫌いなので(長年の仕事で、電話といえば緊急呼び出しだったから)、ほとんど電話とは縁のない生活を心がけている。
はて誰だろう?と思って電話に出ると、土曜美術社出版販売の高木祐子社長だった。

岡隆夫氏が「新・日本現代詩文庫」を出すので、解説を書いて欲しいという依頼であった。
詩誌「詩脈」以来お世話になっている他ならぬ岡氏であるし、光栄なことなので、即答で引き受けることにする。

しかし、私の解説の書き方はどうも勝手な物語を組み立ててしまう傾向がある。
先日の現代詩人文庫の「原田道子詩集」の感想を詩誌「鮫」に書いたときもそうだったし、以前に盟友・センナヨオコの詩集に解説をかいたときもそうだった。
(センナ氏には、こんな解説を書いてもらったのは初めてだ、と半ばあきれられてしまった。)

岡氏に解説を書かせてもらう旨の手紙を送ると、本が送られてきた。
えっ、エミリー・ディキンスの研究書? (古川隆夫は岡氏の研究者としての名前)
う~む、これを理解して書くことはできそうにはないぞ。

by akirin2274 | 2009-05-30 09:35

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