水彩画教室 (磯村)
2009年 08月 30日
教室に通っている生徒が自信作を展示するものだが、さて、なにを出そうと迷う。
自己流で描いていたころは、ペンによる線描をしてから淡彩を載せていたのだが、教室では出来るだけ線描を排した描き方を勉強したいと思っていた。
そして今は、とにかくにじみが面白くてたまらない。
紙をまず水でぐっしょりと濡らしてから、色を置いていく。
形は気にせずに、光の明暗だけを捉えたいと思ったりする。形は後からついてくる、と考えたい。
と、まあ、そう思って描きはじめるのだが、なかなか思うようにはいかない。
結局は形をとってしまう。まだまだ弱いなあ。
教室の先生には、ここまできっちりと描かずに、少し手前で筆を置くことも考えてみてはどうですか、と言われてしまった。
でも、それでは磯村さんは納得できないのかしら、とも。
そうなのです、そこが私の弱さです。
by akirin2274 | 2009-08-30 21:12