人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ある賞の審査 (瀬崎)   

ある賞の現代詩部門の審査をおこなう。
朝のうちに、資料を抱えてもう一人の審査員S氏宅に向かう。

今年は45人の方から応募があった。
1カ月近くをかけて応募作品(1人3作品)を読み込み、自分なりに下準備をおこなった。

自分なりの読み込みでは、1回目で22人を落とした。
2回目で12人を落として、10人が残った。
さらにこの10人を、〇3人 △3人 ×4人としておいた。

さてS氏宅で、S氏の評価と照らし合わせてみる。
S氏も10人を選んでおり、重複したのは6人で、私の〇3人、△3人と一致していた。
重複しなかった8人の作品を再度2人で検討して、候補から外した。

この6人について1作ずつ討議をして、途中で昼食をはさんだ5時間を費やして、やっと結論を出した。
この結論を来月の全体審査会で討議して、了承してもらうことになる。

疲れた。

自分の作品をこういった形で、自分で審査することを想像してみる。
自分の作品を客観的に観るよすがになるかもしれない。

そうか、あの作品の甘い部分はああいうところだな。

by akirin2274 | 2009-09-22 17:38

<< 谷内修三氏のブログ (瀬崎) LSD挫折 (磯村) >>