パスキンと朗読会 (瀬崎)
2010年 08月 25日
これまでパスキンについてはよく知らなかったのだが、かなりの寵児だったらしい。
絵は、油彩のものも非常な薄塗りで、それでいて明暗の深さを的確に捉えている。
参考になるなあ。
素描や小版のエッチングもかなりの数が展示されていた。
こうした素描に淡彩をほどこしたものを見ると、やはり形を追わなくてはいけないのかなと思ったりもする。
午後からは吉備路文学館で小山淳志氏が開催した朗読会「言伝」に行く。
会場に着いたときはもう会の途中で、石部明氏が、今、私の朗読が終わったところです、と。
石部氏の現代川柳は「風都市」にも寄稿してもらったことがあるのだが、その迫力たるや、並みではない。
それを聞きそびれたのは残念だった。
岩村空太郎氏の偽英語詩の朗読には抱腹絶倒だった。
たとえば
You mean, can all know new yoke scene?
これは、「ゆーみー・かおーる・のー・ニューヨーク・シーン」、つまり「由美かおるの入浴シーン」となるわけだ。
終了後の打ち上げ会もあったのだが、疲れきっており、早々と帰宅した。
by akirin2274 | 2010-08-25 00:10