四土の会 (瀬崎)
2011年 07月 24日
エッセー集「夢みる権利」「蝋燭の炎」の一部を読んだのだが、含蓄のある言葉には考えさせられた。
いわく、「もし詩が単に生の時間をなぞるだけのものなら、詩は生以下のものである」
なるほど、その通りだ。
それに、ときおり口を挟む秋山基夫氏の解説が面白い。
秋山氏の折に触れてのコメントは、秋山語録として記憶している。
たとえば、日常生活詩を批判しての言葉「あんたの日記なんか読みたいとは思っていません。」
反省させられることしきりである。
今日の秋山語録は、
「詩でものごとを解釈しようとしてはいけないだろう。」
「詩に書くことによってものごとの価値を認めようとしてはいけないだろう。」
そして、
「詩の中での時間は一方向に流れていてはいけない。それでは日常になってしまう。」
終了後は居酒屋で雑談。
倉敷へ戻ってくると、天領祭りで駅前は大変な人出だった。
by akirin2274 | 2011-07-24 15:00