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「交野が原」74号、「別冊 詩の発見」12号 (瀬崎)   

「交野が原」74号、「別冊 詩の発見」12号 (瀬崎)_c0138026_2263829.jpg魅力的な詩誌が相次いで届いた。

金堀則夫氏が編集・発行している「交野が原」74号。
今回も多彩な顔ぶれの寄稿作品がならんでいる。
詩は一色真理氏から始まり八木幹夫氏にいたる39編。それに3編の評論、それに13編の書評を収めている。

杉本真維子「拍手」、野木京子「鳥たち」、斎藤恵子「螺子(ねじ)」、相沢正一郎「箱」「風」、海埜今日子「そら、そら、さいて」、金井雄二「姿と形」などに魅せられる。
瀬崎は「二重露光」を載せてもらった。

もう1冊は、山田兼士氏が編集をしている「別冊 詩の発見」12号。
これは大阪芸術大学文芸学科現代詩研究室の卒業に合わせて年に1回発行されているもの。
学生の作品の他に、26編の寄稿作品が載っている。

こちらも素晴らしい充実度である。
北川朱実「きょう、日付変更線を」、小池昌代「喉の奥」、文月悠光「最期ののちに」、時里二郎「筥(はこ)の歌」、疋田龍乃介「西日本最大」、松尾眞由美「終わらない冬の磁場」などに魅せられる。
瀬崎は「燎火」を載せてもらった。

拙作はともかくとして、この2誌に掲載されている寄稿作品はどれも緊張感が半端ではない。
読むだけで、とても満たされてくる。

by akirin2274 | 2013-03-21 22:30

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