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日本詩人クラブ関西大会 (瀬崎)   

大阪上本町のホテル・アウィーナで「日本詩人クラブ関西大会」があった。
実行委員長は金堀則夫氏。
実は瀬崎も実行委員のひとりに名を連ねていたのだが、何しろ遠隔地居住のために何のお手伝いもできなかった。

今回の大会は、はじめに今年の日本詩人クラブ賞、新人賞受賞者の自作詩朗読がおこなわれた。
愉快なのは実行委員長である金堀氏がその受賞者であること。
本人も、まさかこんなことになるとは・・・とおっしゃっていたが、良かったではないですか。

講演は高階杞一氏の「わたしの作詩法」。
先ごろ出た詩集「千鶴さんの脚」でも魅惑されっぱなしだった高階作品は優しいのに深い余韻を残す。その創作に迫る内容で大変に有意義であった。

懇親会では詩人クラブ新人賞を受賞された中島真悠子氏に初めてお会いする。
選考には瀬崎も関わったわけだが、受賞詩集「錦繍植物園」は瀬崎も一押しの詩集だったので納得の結果だった。
中島氏は小柄な初々しい方で、瀬崎と同じ業界のお仕事をされていた。
これからの作品が楽しみである。

また詩集「青の棕櫚」をいただいていた山村由紀氏にも初めてお会いした。
それと、編集工房ノアの涸沢順平氏に久しぶりに会った。
以前に会ったのは、それこそ学生の頃に京都で詩を書いていた頃の話で、40年ぐらいも昔のことだ。
涸沢氏ももちろんノアを始める前だったし、私もその後20年ぐらいは詩の世界と無縁になっていたからなあ。懐かしいなあ。

そのあとに流れていった二次会も盛況だった。

その席で高階さんにどうしても聞いてみたいと思っていたことを、こっそりと訊ねた。
もらった返事は、なるほど、そういうことだったのか!という納得のものだった。
公に書いていいのかどうかはわからないので内容は伏せるが、このことを聞いただけで大阪まで出かけた甲斐があった。

かなり酩酊状態となり、方向音痴の細野豊氏らと一緒にホテルへ戻った。

by akirin2274 | 2014-05-12 15:28

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