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大原美術館で (瀬崎)   

仕事関係の中四国の大会が今年は倉敷であった。
夕方までの会議は倉敷芸文館の3つの会場であり、メイン会場にいたら娘もやってきたので、並んで講演を聴く。

楽しみにしていたのは、夕方からの懇親会。
なんと、会場は大原美術館。当然、一般客は帰った後の貸し切り。
1階の大ホールがパーティ会場。スーラやシスレーなどの絵が並んでいる。

会を企画したK大教授が挨拶に来てくれたので、好い会ですね、素晴らしいです。
教授も、この懇親会が今回の一番の目玉です、と得意顔。

乾杯のあと、希望者は学芸員が絵の解説をします、というので食べるのもそこそこに2階へ。
セザンヌやゴーギャン、マネ、モネ、ルオー、それに.有名なエル・グレコの「受胎告知」、などなど。

大原美術館で (瀬崎)_c0138026_0103764.jpgしかし、一番惹かれるのはギュスターヴ・モローの「雅歌」。
ガッシュで描かれたその妖しげにきらびやかな光と影に、しばし、くいいるように眺めてしまった。

そういえば、しばらく前に私の会社の企画で大原理事長との対談を依頼されたことがあった(大原さんは私の会社の理事長でもある)。
仕事の話は無しにして、絵の話をしましょう、ということだったが、つくづく大原さんは絵が好きなのだと思った。
こう言ってはなんだが、会社の運営会議でお会いしているときよりも子供のように顔が生き生きとしていた。

by akirin2274 | 2015-09-06 00:10

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