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岡山県文学選奨 (瀬崎)   

岡山県がおこなっている文学選奨の最終選考審査会があった。

長編小説、短編小説、随筆、詩、短歌、俳句、川柳、児童文学の8部門で募集がされていた。
各部門に2名ずつの審査員がいて、入選や佳作を決める。
今回の会は、それらの各部門の審査報告を受けて、最終的に承認するか否かを決めるもの。

瀬崎は2名の総合審査員の1人として、それらを統括してまとめる役目。
各部門からの報告に意見も出たのだが、いずれも承認された。

いくつかの問題点も協議された。
小説などで応募規定の長さを超過した場合に無効となるのは当然だが、規定枚数の半分にも満たない作品の応募が少なからずあるのはどうしたものか。
あるいは、短詩系分野では10首、10句での応募となっているのだが、その作品順番の入れ替えの示唆を審査員がおこなうか否か。
あるいは、文語作品での明らかな文法上の誤りをどうするか。

とにかく応募された形態を最終形として評価するという原則を貫くことで意見の一致をみた。

この賞も今回が40回目という歴史を持っているが、以前には応募者を育てようということで、入選作などに審査員からの助言が出たりしていたことあったとのこと。
そういったことは審査概評に盛り込んでいくこととした。

これで行事が一つ終了した。
来月には県庁で表彰式がおこなわれる。

by akirin2274 | 2015-11-01 10:31

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