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日本現代詩人会・新年会 (瀬崎)   

早稲田スコットホールで日本現代詩人会の新年会がおこなわれた。

今年の講演は神山睦美氏の「詩人 吉本隆明について」。
ご自身で4枚組の参考資料を70部も用意してこられた。
中本道代氏と手分けして会場入口で参加者に手渡したが、10人ぐらいの方には足りなくなってしまった。

もう一つの講演は平林敏彦氏の「ぼくのセンチメンタル・ジャーニー」。
主に伊達得夫氏についての話で、大変に興味深い内容だったのだが、話が詩誌「ユリイカ」時代にたどり着く前に時間切れとなってしまった。残念。

夕方からの懇親会も盛況だった。
以前から作品を拝読して最近の詩集の感想も送っていたカニエ・ナハ氏と初めてお会いした。
作品の感じからはてっきり女性の方かと思っていたのだが、しっかりと男性であった。

二次会はいつものかわうちで。
珍しくほろ酔いの斎藤正敏氏の話にはおおいに笑わされた。斎藤さんてこんなに人情味に溢れる方だったんだ。

終了後に7人で近くの居酒屋へ。

八木幹夫氏からは、酔っているからこんなことも言うのだけれども、との前置き付きで、瀬崎さんは人品卑しからなくて素晴らしいんだけれどももっと突き抜けて欲しいなあ、と。
はい、そのあたりが私の弱さです。

昨年「すばる」に小説を発表した北川朱実氏には、瀬崎さんも小説を書いたら、とそそのかされた。

そして、いろいろと話は盛り上がり、改築が終了した田村雅之氏の実家で夏の合宿をおこなおうという話がまとまった。
しかし肝心の田村氏は酩酊状態だったから、明日になれば忘れているのではないだろうか。

by akirin2274 | 2016-01-18 23:21

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