「ライアン・マッギンレー展」+α (磯村)   

c0138026_2140296.jpg東京オペラシティにあるアートギャラリーで「ライアン・メッギンレー展」を見てきた。

初めて見る現代アメリカの写真家の作品が50点展示されていた。
副題は「BODY LOUD!」。
その副題の通りに、草原や、海辺、凍りついた瀧などを背景にした人物を撮っている。
意図的な構図で、あくまでも絵画的な写真であった。

これもよかったのだが、今回の収穫は同時に開かれていた「はなのなかへ」展。
これは同美術館が収蔵している3500点から選んだ「花」を描いた若手の作品の展示。

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落田洋子の油彩「どうぞお入りください」(ポスターの絵)や、河内良介の繊細な鉛筆画がよかった。

なかでも入江明日香の銅版画とコラージュを組み合わせた作品3点には感嘆した。
水彩画の滲みを思わせる淡い色調変化が画面にひろがっていた。
描かれている茴香やデイジーはすでにその形を溶かしていて、宇宙空間へ漂いだしているようだった。

この作品を見ることが出来ただけでも、初台まで出かけた甲斐があった。
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by akirin2274 | 2016-05-27 21:44

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