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日本現代詩人会総会 (瀬崎)   

先週末に日本現代詩人会の総会があった。

会場はいつもの早稲田奉仕園なのだが、朝から台風接近の影響で天候は不安定。
そのために、出席を予定していながら急遽欠席される方がかなりいたようだ。

暮尾淳氏の小講演につづいて、総会の議事に入る。
今回は会報に載せる記録記事の執筆を依頼されたので、メモをとりながら聞く。

会では新しいホームページを昨年12月から運営している。
詩の投稿欄などの新しい試みもはじまっており、若い世代への会の働きかけとしては非常に上手くいっていると考えられる。
そのホームページに対する質疑応答が活発におこなわれた。
ホームページ担当の光冨郁埜氏はネットに関してはプロ級の運営能力を持っている。
これからもどんどん発展していくことと思われる。

終了後の懇親会では、白井知子氏に初めてお会いする。
先日拙ブログに白井氏の詩集「漂う雌型」の感想を書いたのだが、とても好い感想だったと感謝してもらった。
そして「どぅるかまら」に発表した拙作「訪問販売人の記録」についての感想をいろいろといただいた。
細かく読んでくれていて、こちらこそ、感謝、であった。

その後の飲み会では、ぐだぐだと飲みながら原田道子氏と、詩の評価は1編でおこなうべきか、それとも数編でおこなうべきか、などといったことを話した。
お互いに、へえ、そう? と言いながら、つまりは、作者と切り離して作品だけで評価するか、あくまでも作品を作者の生き方の産物として評価するか、という考え方の違いなのだろう、ということになった。

さて、日本現代詩人会の理事の私の任期も、これであと1年となった。やれやれ。

by akirin2274 | 2016-08-26 14:11

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