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素晴らしい詩集たち (瀬崎)   

毎年3月頃から詩集の発行が増えてくる。
今年もそれから6ヶ月が経った。
今年は素晴らしい詩集が多い気がする。

ちょっと思い出すだけでも、廿楽順治「怪獣」、高塚謙太郎「sound & color」、阿部嘉昭「石のくずれ」、原田道子「かわゆげなるもの」、荻悦子「樫の火」、北原千代「真珠川」、野崎有以「長崎まで」、河口夏実「雪ひとひら、ひとひらが妹のように思える日よ」、林美佐子「発車メロディ」・・・。
すごい。

昨日は神尾和寿「アオキ」が届いて、今日は坂多瑩子「こんなもん」が届いた。
すごい。

思潮社の現代詩文庫も次々に新刊が出ている。
先日、「暮尾淳詩集」を読み終えたと思ったら、昨日は「近藤洋太詩集」が届いて、今日は「広瀬大志詩集」が届いた。
私のように20年ぐらい詩の世界から遠ざかっていた者には、欠落した期間を埋めてくれる選詩集はとてもありがたい。

さて、私の詩集「片耳の、芒」も、順調にいけば今月末にはできるのではないだろうか。
素晴らしい詩集たちの一角にそっと忍び込めるか。

by akirin2274 | 2016-09-09 21:37

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