新庄・蒜山 スーパー・トレイル (磯村)   

c0138026_21521248.jpg岡山県の山間で開かれる新庄・蒜山スーパー・トレイルに参加してきた。
この大会、どこにも”ラン”の言葉がない。
その通りに、山肌を切り開いたコースを這い上がり、滑り降りてきた。

私が参加したミドルコースは25kmで、制限時間は8時間。
累積標高差(トータルで上がる高さ)は約1500mとなる。
要するに、1500mの山に登り、降りてきたようなもの。う~む。

標高500mの地点からスタートして、まず850mの山に上る。
勾配は急で、早くも息が上がる。
しかし、会社の9階の自室までエレベーターを使わずに毎日何回も上り下りしていた甲斐が、少しはあったか。

いったん200mほど下ったところの第1エイドで8.5km。
時間はすでに1時間50分が経っている。
係員のおじさんが、さあ、これからが本番だよ、と声をかけてくる。
隣で給水していた女性二人組が、山道を登るのはもう充分に堪能したんだけどなあ、とぼやいている。

そこからは、これまでの勾配がまだ生やさしかったことを思い知らされた。
やっと標高1050mの白馬山山頂にたどりつく。
ここまでの8kmでは2時間あまりがかかった。ふーっ。

そこからは下っては上りの繰り返しで、笹藪を切り開いた小径や、水が流れてえぐれたような赤土斜面をすすむ。
特に辛かったのは下り。
傾斜が急なので、足をとられそうになっては踏ん張る。その瞬間にふくらはぎが痙るのだ。痛い!
実際に滑って泥まみれにも2回なった。

やっと標高1060mの笠杖山山頂に着き、そこからは急斜面の下りが続く。
高所恐怖症の身としては、転げ落ちそうな角度の下りは下を見ただけで足がすくむのだ。

下ってくだって、やっと着いた第2エイド。
この5kmにはやはり2時間近くがかかっていた。やれやれ。

ここまでくれば、やっと舗装された道になる。
痛む足を引きずってよろよろと走り、なんとか6時間20分で完踏出来た。やれやれ。

参加者名簿を見ると、私より年長の方は1人しかいなかった。
50歳以上の部でみると、83人中43位だった。若い人に交じってよく検討したというところか。

しかし、私より年長のただ一人の方は、なんと82歳。
そして私より7分早くゴールされていた。すごい人がいるものだ。
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by akirin2274 | 2016-10-03 21:56

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