広島県詩人協会で講演 (瀬崎)   

先日、広島県詩人協会の総会があり、そこでの講演依頼を受けていた。

広島駅前のヒロデン・ホテルでの会は30人あまりの出席者だった。
タイトルは「作品世界の広げ方 ~私もこんな風に書いてみたい」として、私が最近考えていることを話した。

作者と作品の関係をおさえた上で、作品は私をどこへ連れて行ってくれるか、ということが基本的な命題となっている。
そのためには恣意的に世界を広げなくてはならないわけだ。
しかし、現実世界ではどんなに絵空事であっても、作品世界ではリアリティがなければならない。
やはり問題となるのは、どれだけ切実な言葉を自分の奥からもらってくるかということなのだろう。

書くことによって、水平方向にどこまでも遠くへ行こうとする作品として最果タヒ氏の「球体」を取りあげた。そして豊穣に広い世界を囲い込む作品として曉方ミセイ氏の「怪予兆」を取りあげた。
松浦寿輝氏の「冬の猫」は、今度は水直方向にどこまでも潜りこんでいく作品として紹介した。

予定していた1時間半で、おおよそ話したいことは込めることができた。

会場を移しての懇親会では初めてお会いする方も多く、楽しいひとときだった。
会長の木村大刀子氏、そのご主人の高垣憲正氏には大変に気遣いをしてもらった。感謝あるのみ。

さらに事務局長の豊田和司氏らに誘われて二次会へ。和気藹々、抱腹絶倒のひととき。
さらにホテルのバーでの三次会と、広島の皆さんにはお世話になりました。


[PR]

by akirin2274 | 2017-05-22 21:14

<< 「ERA」合評会 (瀬崎)  「ターナーからモネへ展」 (磯村)  >>