四土の会 (瀬崎)
2017年 11月 27日
今月は私が当番でだった。で、「詩において写生することとは」ということを皆で考えた。
そのあとの高浜虚子、萩原井泉水、水原秋桜子の写生に対する考えも検証した。
(萩原井泉水の、単に外部の描写をするだけではそれは写真主義、傍観主義である、と言い方は面白かった。)
江代允の詩集「梢にて」や貞久秀紀の詩集「具現」からの作品をいくつかずつ取りあげ、どのように外部描写から内部描写へ展開させているか、あるいはその両者を絡ませているか、などを話し合った。
私の好きな作品として、齋藤恵美子の「畳」や、財部鳥子の「月下美人」も鑑賞した。
私が持参したサルノコシカケ、狐の泥人形を写生することからはじめる四行詩を30分で書くというもの。
今日の参加者は11人だったが、そんなぁ~という抗議の声も上がったものの、ちゃんと皆それぞれに作品を書きあげた。
30分後に直ちに回収してきた。これは次回の四土の会で批評し合おうという予定となっている。
by akirin2274 | 2017-11-27 16:22