人気ブログランキング | 話題のタグを見る

岡山県文学選奨 (瀬崎)   

岡山県文学選奨は今年で52回となる。

長編小説、短編小説から、随筆、詩、短歌、俳句、川柳、少年少女文学までの8部門で広く公募をおこない、各部門の審査員2名が入賞、佳作などを決定した。
私はそれらの各部門の審査を統括する総合審査員となって、もう5年以上が経つ。

昨日はその表彰式が県庁でおこなわれた。
県知事が賞状、金一封をそれぞれの部門の入賞者に授与した。

表彰式会場では、私の隣の席が県知事だった。
休憩時間に、先日のおかやまマラソンでゴールしたときに知事に握手をしてもらったことを話したりした。
今年のおかやまマラソンでは2例の心肺停止があったのだが、幸いAED処置で救命できている。
知事に、ドクターランナーにも本当にお世話になっています、と頭を下げられてしまった。
県知事ともなると、いろいろと大変だなあ。

今年の現代詩部門の選者は森崎昭生氏、河邉由紀恵氏。
入選者は(選考が決まったあとに氏名などは公表されるのだが)詩誌「火片」の同人の方だった。
これまでも何度も佳作、あるいは準佳作になっていた方で、表彰式のあとの懇親会で、やっと入選になりました、と嬉しそうな表情だった。

なんでも9年前に佳作になったときは、私が現代詩部門の選者をしており、私に大変に励まされたとのことだった。
あの励ましのおかげで詩を書き続けられました、と。
そうか、私も微かに好いことをしていたんだな。
ただそのときに、作品の構成がよくない、と、その点は厳しく注意されました、と。
そうか、私も言いたいことはきっちり言っていたんだな。


by akirin2274 | 2017-11-30 23:00

<< 「どぅるかまら」作品持ち寄り会... 四土の会 (瀬崎) >>