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今年の総括 (瀬崎&磯村)   

穏やかな大晦日である。

今年の何枚かの年賀状の添え書きに次のように書いた。
   どこまで越えれば
   明日といえるのだろうか
   国境の街の合い言葉は知らない

今年のそれぞれのもっとも大きな出来事は、瀬崎は5年ぶりに詩集を発行したことであり、磯村は初めて100kmウルトラ・マラソンを完踏したこと、であった。
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来年は、わがままを言って実生活の仕事上の肩書きを少しはずしてもらうことにしている。
瀬崎も磯村も、自由になる時間が増えることを楽しみにしている。
夢のような、晴耕雨読、いや晴走雨描の生活がはじめられるのか!
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by akirin2274 | 2007-12-31 10:06

名古屋の朗読会 (瀬崎)   

その後どうなったのだろうと思っていた朗読会の報告が届きました。

ニシムラタツヤ氏が名古屋のK.D.Japonで行った「三十代の潜水生活」という朗読会です。
広告チラシを見ると、うたい文句は「本を読むことも、俳優の仕事です。」となっています。
その朗読会で、拙詩集「雨降り舞踏団」のなかのいくつかの詩編を読みたいという連絡をもらっていたのです。

劇団・遊気舎の谷藤リョーコさんがゲストで、彼女が私の詩を朗読したようです。
「わすれもの」「雨降り舞踏団」など4編が読まれたはずでした。

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全く見知らない人がわたしの作品を見つけて、声で表現してくれました。
わたしの作品は名古屋の夜でどんなふうに変貌して語られたのでしょうか。
わたしの作品とはまた異なったものとなって存在した時空があったのだと思うと、すばらしいことだったと思えます。
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by akirin2274 | 2007-12-29 08:51

「夢千代日記」の挿入歌 (磯村)   

裏日本の温泉町を舞台にした「夢千代日記」の再放送をしている。
吉永小百合が置屋の女主人を演じているのだが、集まってくる人々は皆、暗い過去を引きずっている。
夢千代自身も広島で胎内被曝をした被爆二世で、白血病に冒されている。

日本海の暗い海音がくりかえされ、夜更けて路地を吹きぬける風に枯れ葉が舞うのである。
温泉町のストリップ劇場の踊り子を緑魔子が演じていて、いつもかかる曲は、あがた森魚の「最後のダンスステップ」なのである。c0138026_2243292.jpg
(劇場の照明係のあんちゃんを、そのあがた森魚が演じている)。

あがた森魚といえば、あの「赤色エレジー」が代表作だが、この曲も名曲である。
サーカスのジンタを思わせるリズムで、妙に軽やかなメロディがにぎやかに囃したてられて流れるのだが、その陰にあるもののなんと寂しいことか。
もちろん磯村はCDを持っている。

あ、この「夢千代日記」は調べてみると26年前の作品でした。
吉永小百合の代表作だと思っとります。
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by akirin2274 | 2007-12-27 22:44

加古川マラソン (磯村)   

c0138026_1012160.jpg心配していた雨も上がり、初めての加古川マラソンを走ってくる。

河川敷を走るコースなので高低差もなく、30kmすぎまではそれなりになんとか走れていたのだが、残りの10kmは強い向かい風で、不甲斐ないほどの大失速をしてしまった。
反省点もあり、少しだけ悔いの残るフィニッシュであった。
しかし一方で、もうタイムなんかを気にする歳でもなくなったのかな、という気もしている。

初マラソンをホノルルで走って以来、毎年ホノルル・マラソンへ出かけていたために、12月に国内のマラソンを走るのは初めてだった。
さて、来年の12月はどこの大会を走ることになるのか。
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by akirin2274 | 2007-12-24 10:19

大朗読 (瀬崎)   

今年最後の「大朗読」が、いつもの岡山「未完成」であった。

今回は、東井浩太郎氏の朗読が面白かった。
石原ユキオ氏、郡暢宏氏の二人も参加して、昔の学芸会でやった「呼びかけ」のような感じで一編の詩を朗読したのだ。
会場の隅の三カ所に陣取った三人の声が順番に発せられるのを聞いていると、立体的に作品に閉じこめられていくようであった。

二次会では、ジャマイカ・ドラムというパーカッションと朗読のコラボレーションもあった。
パーカッションというのは、原初的な人間の感情によくマッチする。人体が鼓動というリズムに支えられていることと無関係ではないのだろう。

c0138026_9464713.jpg帰り際に石原ユキオ氏から、「雨降り舞踏団」の感想ですと言って、小さく折り畳まれた手紙を渡された。
セーラー服姿の石原氏からハートが張り付けられた手紙をもらうと、思わず顔がほころんでしまった。
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by akirin2274 | 2007-12-22 09:33

業界誌の表紙絵 (磯村)   

c0138026_10151333.jpg毎年、業界誌の表紙絵を頼まれている。さて、今年はどこのスケッチにしようか。
いくつかの制約もあり、縦位置の絵でないと表紙に合わないし、やはり岡山県内の風景でないとまずい。

近場と言うことで、アイビースクエアに出かけてみる。
(題材に困ったときには、とにかく美観地区へでかければよい。倉敷川のたもとに立って周りを見れば、なにかしらの題材が見つかる。)

玉砂利の端に携帯椅子をひろげて倉紡記念館を描きはじめる。
それにしても、今日は寒い。
あまりの寒さに、線描を終えた時点でひきあげてくる。
さて、来週は彩色に行かなくてはならないなあ。
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by akirin2274 | 2007-12-21 00:59

どうるかまら合評会 (瀬崎)   

「どぅるかまら」3号の合評会が、14人が参加して倉敷で行われた。
今回は斎藤恵子氏、北岡武司氏の担当した書評や、川井豊子氏のエッセイを中心に行った。

それにしても、詩集評を書く場合に、書く人の言いたいことと、書かれる人の言いたかったこととのかねあいの難しさを感じる。
それに、詩集評って、未だその詩集を読んでいない人を想定して書くのだろうな。すると、紹介の意味も持たせなくてはならないわけだ。

夕方までの合評会の後は、恒例のごとく、韓国料理店での二次会、大きな水槽のある落ちついたバーでの三次会とつづく。

現在の編集者4人が集まって「どぅるかまら」を立ち上げたときに、とにかく4号までは発行しようと相談していた。
次号でその4号となる。5号からは編集者の交代なども考えているが、さて、どなたに?
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by akirin2274 | 2007-12-15 08:24

ベルイマンの映画 (瀬崎)   

NHK BS でイングマール・ベルイマン監督の作品を放送していた。
「夏の夜は三たび微笑む」からはじまって、「野いちご」「処女の泉」を含む6作品である。

高校生の頃だったか、「野いちご」を初めて見たときはびっくりした。
栄光にたどりついた老医師が、針のない時計や、自分の死の夢を見るのである。
そして、若い日々が回顧されるのだ。
あの日の高校生は、年をとるということはこんなことなのか、と思ったのだ。
それは、想像を絶する世界だった。
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今観れば、この映画は全く異なったものとして観られるだろう。
とりあえずDVDに録画してある。
いったい、何歳になったときに観るのがよいのだろうか。
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by akirin2274 | 2007-12-13 00:39

サロンでの記念会 (瀬崎)   

「サロン・ド・ヴァンホー」で、岡隆夫氏の詩集「二億年のイネ」の出版記念パーティが行われた。

サロンといっても、田圃の中に立つ古民家であり、会場は大きな薪ストーブが2つも作られている広い土間である。
たくさんの倉敷ガラスの破片を埋め込んだ壁もあり、昼間はステンドガラスのように光を通す。

30人ほどの詩人や画家、クラフト関係者などが手料理を持って集まった。
岡氏がこれまでの詩集からいくつかの詩編を朗読したのだが、一番良かったのはバイオリン演奏であった。

モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジク」を聞いて、ぜひとも弾いてみたいと思い、35年ぶりにかっての愛用のバイオリンを取り出し、2日半猛練習をしたという。
まあ、その下手なこと。音は濁っているわ、ときどき音程は狂うわ・・・・
しかし、それが真面目に一生懸命弾いている岡氏の姿と重なると、何とも言えない味があって、伝えたいものは技術だけに支えられるのではない、と言うことを実感した。

はっきりとは書けないが、いろいろなお酒も堪能した。
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by akirin2274 | 2007-12-08 09:43

スヌーピー? (磯村)   

妻と娘が古着屋へ買い出しに行くという。何かほしいものはないかと聞く。

それじゃ、トレーナーの適当なものを買ってきてくれ。マラソン大会のトレーナーばかり着ているのも飽きたので。
トレーナー? どんなのがいいの?
休日の午後に、近くの本屋へ着ていけるようなものを頼む。
わかった!

で、買ってきてもらったものを見ると、・・・? スヌーピー?

なんと、黒地に大きくスヌーピーの絵が、でーんと描かれているトレーナーです。
これ着て、本屋へ行くの?
うん、お洒落っぽいと思うよ。

休日の午後に、還暦過ぎのおじさんがスヌーピーのトレーナーを着て本屋で立ち読みをしていたら、奥さんが愛情を持って選んだトレーナーを着ているのだと思ってあげて下さい。
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by akirin2274 | 2007-12-07 08:28