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夜の電話 (瀬崎)   

c0138026_9341413.jpg先日の夜のこと、妻が、タカギさんという方から電話よ、と呼ぶ。

私は電話が嫌いなので(長年の仕事で、電話といえば緊急呼び出しだったから)、ほとんど電話とは縁のない生活を心がけている。
はて誰だろう?と思って電話に出ると、土曜美術社出版販売の高木祐子社長だった。

岡隆夫氏が「新・日本現代詩文庫」を出すので、解説を書いて欲しいという依頼であった。
詩誌「詩脈」以来お世話になっている他ならぬ岡氏であるし、光栄なことなので、即答で引き受けることにする。

しかし、私の解説の書き方はどうも勝手な物語を組み立ててしまう傾向がある。
先日の現代詩人文庫の「原田道子詩集」の感想を詩誌「鮫」に書いたときもそうだったし、以前に盟友・センナヨオコの詩集に解説をかいたときもそうだった。
(センナ氏には、こんな解説を書いてもらったのは初めてだ、と半ばあきれられてしまった。)

岡氏に解説を書かせてもらう旨の手紙を送ると、本が送られてきた。
えっ、エミリー・ディキンスの研究書? (古川隆夫は岡氏の研究者としての名前)
う~む、これを理解して書くことはできそうにはないぞ。
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by akirin2274 | 2009-05-30 09:35

データ喪失 (瀬崎)   

いきなりUSBメモリーが壊れてしまった。
まったく読みとり不能になってしまったのだ。これは困った。
なにしろUSBそのものを認識してくれないのだから、修復の術がない。

ほとんどのデータは自宅のPC内に入れてある。
万が一そのハードディスクが壊れたときにそなえて、定期的にもう一台のハードディスクに完全コピーもとっている。
USBメモリーに入っていたのは、仕事先や旅行先で仕事をするための一時的データだ。

いくつかの書きあげた詩もUSBに入っていた。
本当は、脱稿した作品は自宅のPCに移して保存することにしているのだが、その作業を怠けていたのだ。
ただこのところ書きあげた作品は、すべて依頼してくれた方々にメール添付で送付していたので、そのメールが残っていた。
すべて回収できた。よかった。

問題は、書きかけだった詩だ。これはUSBにしか入っていない。
つい数日前に書き始めた詩があった。その原稿が失われてしまった。とても感じの良い書き出しだったのだが。
なんとか思い出そうとするが、まったく思い出せない。・・・残念。

ああ、すごい傑作が出来るはずだったのに。
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by akirin2274 | 2009-05-26 23:53

高原洋一展 (瀬崎)   

c0138026_18402666.jpg小雨の一日、岡山の「アート・ガーデン」で開かれている高原洋一展に行ってきた。
今回は「気圏・窓」と題して、シルクスクリーンで刷られた迫力のある抽象図形が鮮やかな色を伴って並んでいた。

高原氏は、昨年秋には「風景のメタモルフォーシス」と題して、岡山デジタル・ミュージアム、倉敷市立美術館、奈義町現代美術館で、三館同時の個展をしたばかり。
旺盛な創作意欲に感嘆する。
先日、書店で立ち読みした「版画芸術」でも高原氏の特集記事が組まれていた。

会場には高原氏もいて、いろいろと創作の過程などについて興味深い話を聞く。
今回の図形は、水で鉄を腐食させて発生してきた黴をとらえたものだとのこと。よくそんなものを、と思ってしまうが、できあがった形象はとても美しい。
大部分の作品は2版刷りときかされて、また驚いてしまった。
このグラデーションはスキージさばきで生んでいるとのこと。すごい。

やはり、いつまでも具象の形にとらわれていてはいけないなあと、あらためて思う。
余分なものをこそぎ落としていって、そこに残ったものの形だけで表現してみたいものだ。
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by akirin2274 | 2009-05-19 18:42

このごろのジョギング (磯村)   

c0138026_20415142.jpg今月はじめは全く走れなかったので、走行距離が伸びていない。
少し長く走ろうと、休日の一日、リュックを背負って21km先のスーパー銭湯を目指す。

しかし、暑い。
14km走ったところに温泉施設があるのが大いなる誘惑となる。
もう駄目だ、とくじけてしまって、その温泉に入ってビールを飲んでひきあげてきた。

ああ、情けない、こんなことではいかんと、翌日、足りなかった距離の7kmを走る。
仕事が終わっての夕方は、前日とはうってかわって涼しい。
小川の傍らの道を、おまけもして8kmあまり、気持ちよく走ってきた。

走りながらiPODで聴いた曲は、今日はピアソラのタンゴだった。
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by akirin2274 | 2009-05-15 20:52

「どぅるかまら」編集会議 (瀬崎)   

c0138026_2059581.jpg河邉、北岡、田中各氏に瀬崎宅に来てもらって、「どぅるかまら」6号の編集会議をおこなった。

和光出版の西氏も同席してくれて、レイアウトの相談をおこないながら検討をすすめる。
(毎回、編集に苦労する作品の形態の方がいるのです。そう、Aさん、あなたのことですよ(笑))

編集が終わったあとは明るいうちからビールを飲み始めて歓談。
秋山基夫氏の怪物ぶりには、全員が驚嘆と畏敬の念を抱いていた。
東京辺りでは、秋山氏の作品を読んだ人が40歳代の人だろうと思っていたとの伝説も生まれている。

それにしても、岡山県の詩誌に参加している人の平均寿命が毎年上がっている。
新しく参加してくる若い人がほとんどいないのだ。
そこで、我が「どぅるかまら」としても若い人を積極的に誘ってみようということにした。

まずは「詩のボクシング」で活躍していた方で、瀬崎もよい詩を書くなあと思っていた某氏にコンタクトをとってみることにした。

おっ、手応えのある返事が返ってきたぞ。
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by akirin2274 | 2009-05-10 21:00

チュニジアから戻って (瀬崎)   

c0138026_22295598.jpg10日間の旅が終わり、チュニジアから戻った。

空気は澄んでいて、湿ったところがない。
日本とは比較にならないほど国は貧しいけれども、宗教的な考えもあって、他人に対して親切な国民性。
ホームレスは一人もいないとのこと。

彼の地の友人が言っていたことは、「チュニジアでは生きるために働くけれど、日本人は働くために生きているように見える。日本の街を歩いている人は笑顔が少ないよ。」
なるほど。

どのカフェやレストランに入っても、みんな明るい。笑っている。全くの他人同士が親近感を持って話している。
たぶん、チュニジアでは自殺問題なんかないのだろうな。
もちろん一党独裁政治なので、問題はいくらでもあるのだが。

アラビア語もフランス語も読めないので、チュニジアの詩集を買ってくるなどということはしなかった。
さて、それでは、生きるために詩を書いているのか、詩を書くために生きているのか。

詩を書かないでも生きていけるのなら、それはそれで幸せなことなのだろう。
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by akirin2274 | 2009-05-06 22:43