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星の郷マラソン (磯村)   

やっと暖かい週末となった一日、「美咲町星の郷マラソン」という美しい名前の大会へ行ってきた。

ナビの付いた方の車を妻が使うというので、ナビのない方の車で出かけた。
この大会の参加は3回目だし、道も判るだろうとタカをくくっていたのだが、途中で、あれ?こんな道は見覚えがないぞお。
散歩中の方に道を尋ねたら、「逆へ来ていますよ、この道はもうじき湯郷温泉ですよ」。
あわてて道を引き返して会場へ。
受付終了時間をかなりすぎて到着。なんとか受け付けてもらう。

いそいで着替えをしてトイレをすませたら、もうハーフ・マラソンの集合時間。
アップもストレッチもなにもないままのスタートであった。ああ、いそがしかった。
スタート時の気温は9.5度とちょうど良いのだが、風が強いぞ!

向かい風の中をがんばって折り返しにたどりつき、反対方向へ走り始めたとたんに風も巻いて、また向かい風に。
なんで私と一緒に風も方向を変えるんだっ!

なんとか2時間切りをしたい、と走って、ゴール・タイムは1時間57分であった。
昨年より1分遅くなった。こうやって、加齢とともにだんだん遅くなっていくんだろうなあ。
ま、ヒトの身体である以上は仕方ない。

受付でもらった参加賞の袋には「阪本の赤マムシドリンク」も入っていた。
しまった、スタート前に飲むんだった・・・。
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by akirin2274 | 2010-03-29 13:40

「どぅるかまら」作品持ち寄り (瀬崎)   

先週末に詩誌「どぅるかまら」7号の作品持ち寄り会があった。
次号に発表予定の作品を各自が持ち寄り、批評しあうのが目的である。
今回は12人の出席であった。

私は「祝祭」を持参した。
夜の片隅で司祭となって魚に儀式を執り行う、という内容の作品である。
祝うということはどういうことであるのか、祝われることに値するのはどんなことであるのか、そのような人の根元的な営みの検証を試みた。

と書いたが、本当はそんな大層なことは全く考えずに書いた作品で、上に書いたことは後出しの理屈である。

それはさておき、会では、「祝祭」の作品のイメージ形成に関する部分で貴重な意見をもらうことが出来た。
同人諸氏は私の職業を知っているからなあ。そのうえで作品を読んでいるからなあ。
通常は、作者のことなど知らないものとして作品を読んで欲しいぞ。

会での意見を参考にするもよし、無視するもよし、2週間後を締め切りとして完成稿を集めることにした。

二次会は10人ほどで、串カツの店へ行く。
お、冷えたビールに合うじゃないの。
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by akirin2274 | 2010-03-26 22:16

スケッチ旅行 (磯村)   

c0138026_0192052.jpg日帰りのスケッチ旅行に参加してきた。
貸し切りバスで目的地まで連れていってくれて、昼食もついているという、おまかせの楽なスケジュールである。
引率は水彩画教室でお世話になっている先生で、その教室の参加者も5人いた。

今回の目的地は龍野。播磨の小京都と呼ばれているらしい。
たしかに細い路地が残っていて、お寺が散在している。レンガ造りの古い醤油工場跡なども残っていた。

さてどこを描こうかと迷う。
醤油工場やお寺を描いている方が多い。
疎水の流れる細い路地が、向こうにお寺の屋根も見えて風情があったので、その風景を切り取ることにする。

あっという間に時間が経ち、2時間あまりでF4号を描く。
今回はペンによる線描に淡彩とした。曇り空で影がそれほど出ていなかったのが残念だった。

今回は、どうもきれいに描こうという下心が出て、上手くいかなかった。
乗りこえなくてはならない試練は多い。
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by akirin2274 | 2010-03-17 00:31

「去年マリエンバートで」 (瀬崎)   

c0138026_2257152.jpg先日上京した際に偶然見つけたポスターは、「去年マリエンバートで」!

無理やりに時間を作って、渋谷の宮益坂を上がったところの小さな名画座へ行く。
前回この映画を見たのは三十年以上前、京都に住んでいた頃ではなかっただろうか。
そのときの全く訳のわからなかったストーリーと、モノクロの美しい非現実的な映像が印象に残っていて、もう一度観たいと思っていた作品だった

脚本は、ヌーヴォー・ロマンの旗頭といわれたアラン・ロブ=グリエだから、伝統的な小説なんてはなから振り払っているわけだ。
男Xが女Aに話しかけている現在、Xの記憶のなかにある去年、Aの記憶のなかにある去年、それにAの夫Mの現在だか過去だかわかりにくい行動、それらがモザイクのようにつなぎ合わされて提示されている。

舞台となる城館の幾何学的なフランス庭園は、この映画の主題といってもいいほどの映像となっている。
規則正しく並ぶ円錐形の樹木の影がくっきりと映しだされるのだが、その影は妙に放射線状にのびている。
解説をみると、樹木の影は人工的に付けられたもの(地面に影を描いたらしい)とのことだった。すごい美意識である。感嘆!

装飾過多の衣服を着た人々が(衣装デザインはココ・シャネル)静かに移動していたり、動作を止めていたりする。
これは絵画でいえばポール・デルヴォーの奇妙な世界を思わせるような、計算され尽くした様式美であった。

私に記憶されていない私の過去というものは存在するのだろうか、他人が記憶している私の過去は存在すると言えるのだろうか。
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by akirin2274 | 2010-03-12 23:26

吉備路マラソン (磯村)   

c0138026_21564854.jpgこの前の休日の一日、息子と一緒に吉備路マラソンを走ってきた。
この日は東京マラソンも開催されていたが、私も息子も抽選に外れていた。

息子はこれが初めてのフル・マラソンで、目標はサブ・フォー(4時間以内)と。
初フルはそんなに甘くないぞ。
30kmからが辛いんだから、とにかく前半をとばしすぎるなよ、と忠告して、エネルギー・タブレットや黒砂糖飴を分けてやる。

しかし、息子のハーフ・マラソンのタイムは1時間36分と、私なんかよりよほど早い。
学生時代には山岳スキーもやっていたし、自転車で北海道1周や沖縄1周もしているので、体力的には大丈夫なのではないだろうか。

私の目標は昨年と同じ4時間50分。
去年は関門制限が厳しくて、それが気になっていた。しかし、今年は関門がぐんとやさしくなっていた。
14km関門が去年は1時間半だったのが、今年は15km関門で2時間だし、27km関門が2時間55分だったのが、今年は3時間半。
おかげで今年は関門のことは全く気にしなくてすみそう。

気温は10度ぐらいと絶好のマラソン日和。
後半に、とぼとぼと歩いている若者を前方に見つけるたびに、まさか息子がバテテ歩いているんじゃないだろうな、と心配した。
それは杞憂に終わり、目標としていた3時間53分とサブ・フォーを達成していたのは、父としても褒めてやるところ。

私も目標をクリアして4時間40分あまりだった。
お互いに疲れ果てて寡黙になりながら、息子と一緒に塩ラーメンを食べて帰宅した。
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by akirin2274 | 2010-03-04 22:11

四土の会 (瀬崎)   

週末に四土の会があった。
今回は伊藤比呂美を採りあげての勉強会だった。

伊藤比呂美の作品はこれまでほとんど読んだことがなかった。
女性としての性を前面に押し出して、性行為や結婚、妊娠、分娩を題材にした作品を書いているということは知っていた。
だから、無意識のうちに避けていたのだろうと思う。

女性の肉体としての性に、私が<瀬崎祐>ではない部分であまりにも接してきたために、女性の感覚としての性になじむことが上手くできなかったのだろうと思う。
作品は、肉体としての性や感覚としての性、観念としての性、思想としての性などが混沌として成り立っている。
私の中では、肉体としての性だけが全く別の次元のものとして存在していたのだった。

しかし今回、詩集「河原荒草」を読んで唸った。
アメリカへの出入国、カリフォルニアでの生活などが基盤となって書かれているのだろうが、こちらを殴りつけてくるような暴力性をともなった作品になっているのだった。
「母に連れられて乗り物に乗る」「荒れ地に住む」「荒れ地を出て河原に住む」などの作品は、具体的な行動の描写が、次第に渦巻きはじめて、現実が虚構の中に吸い込まれていく、そして、どこまでもどこまでも世界が回旋していく。
圧倒的なリアリティを備えた虚構世界であった。

伊藤比呂美の作品を読んで良かった。
こういう機会を与えてもらえるので、勉強会はありがたい。

帰りに女性陣5人と喫茶店により、シュークリームをあしらった大きなパフェを食べる。
やはり1人で喫茶店に入ってスイーツを食べるということは、恥ずかしくて出来ない。
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by akirin2274 | 2010-03-01 12:22