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岡山県文学選奨授賞式 (瀬崎)   

岡山県文学選奨の授賞式が岡山市内のホテルで開かれた。
長編小説、短編小説、随筆、現代詩、短歌、俳句、川柳、童話の8部門で、それぞれの入選者に岡山県知事から賞状と記念品が贈呈された。
写場での畏まっての記念撮影もおこなわれる。

今年の一番の驚きは、短編小説部門で文句なく入選とされたのが18歳の女学生だったということ。
しかも、その作品は夏休みの課題として書いた処女小説だったとのこと。
すごい才能の持ち主もいるものだ。

瀬崎は現代詩部門の選者をおこなったが、今年は残念なことに入選者はなく、佳作2名を選出していた。
うちのお一人はかなり長い詩歴の方のようだったが、欠席であった。
もう一人はまだ30歳代の若い女性の方で、やや冗長な部分があるものの、具体的な日常風景が次第に捻れて迷路のような世界に入っていくところが魅力的であった。

彼女とは食事会では隣の席だったので、いろいろと雑談。
なんでも岡山大学での卒論は蒼わたる氏に師事したとのこと。世間は狭いものだ。
来年の刊行を予定している「岡山県詩集」へ応募することを勧めておく。

文学選奨の統括総合審査をしている岡隆夫氏から、来年からの選奨の雑務の依頼を受ける。
さて、務まるかな?
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by akirin2274 | 2010-11-30 17:51

「ERA」合評会 (瀬崎)   

先週末は、「ERA」合評会へ出席するために、いつもの東大駒場へ。

今回は、亡くなられた同人の大森隆夫氏、畑田恵利子氏の冥福を祈る黙祷からはじまった。
「ERA」に参加されて間もなかった大森氏には、結局一度もお会いできないままだった。
創刊時からの仲間であった畑田氏には会合の度にお会いしていた。
ふわふわとした作品が魅惑的で、ご本人も地上から数センチ浮いているような不思議な魅力のある方だった。合掌。

合評会には15人の同人が集まった。
4時間を超える議論の場となり、拙作「情事」にも様々な意見・批評・感想をもらうことができた。
受け取り方が多様に分かれたのは、作者としては嬉しかったところ。
持ち時間をかなり超過してしまったようで、申し訳なかったなあ。

また、今回は故・菊池禎三氏の夫人も途中でお見えになった。

二次会は渋谷へ出て、これもいつものイタリア・レストランで。
今号から同人になった来住野恵子氏とは初めてお会いしたが、以前に笹原玉子氏との同人誌を出されていたので、作品は拝見していた。

先日、打診があったのだが、次号の合評会は岡山でおこなうことが正式に決まった。
「ERA」の合評会は、5年前ぐらいに倉敷の美観地区ででおこなったことがある。
さて、どのような企画・設定をするか、考えておかなくては。
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by akirin2274 | 2010-11-27 09:56

「どぅるかまら」作品持ち寄り (瀬崎)   

週末に「どぅるかまら」9号の作品持ち寄り会があった。
今号からは、四国の夏田七恵氏、藤原綾乃氏の二人が新しく参加することになった。
これで同人は18人となる。

今回は12人が集まり、各自の作品を批評しあった。
斉藤恵子氏の司会で2時から始めたのだが、終了予定の5時を30分以上も超過する白熱ぶりであった。

今回もゾクゾクするような作品が集まっている。
詩誌「どぅるかまら」の特徴としては、各自の作品がてんでんばらばらに展開されて、お互いに反発し合いながらも、真剣な表現意欲がひとつの中心を目指しているところだろう。

二次会には9人が残り、うだうだと話す。
さらにそのあとに、河邉由紀恵、田中澄子、タケイ・リエ各氏と一緒にショット・バーへまわり、さらにうだうだと話し込む。
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by akirin2274 | 2010-11-16 18:39

「堕天使」同窓会 (瀬崎)   

c0138026_9451096.jpg先日の上京の際には、もうひとつの行事があった。
1999年に第8号(第0号からスタートしたので9冊を発行した)で終刊した同人誌「堕天使」の同窓会(!)である。

「堕天使」は1994年にセンナ・ヨオコ、すだとしお、河江伊久、大橋信雅、それに私の5人で始め、途中から小林稔が加わった。
当初から、5年間だけ一緒にやろうという予定だった。

15年あまりも詩の世界から無縁になっていた私が再び詩を書き始めたののも、夜中にセンナ・ヨオコが、新しい同人誌を始めるのだけれども加わりませんか?という誘いの電話をしてきたためである。
当時、センナとは15年以上前に神戸で一度だけ会ったことがある、という間柄だった。
何故センナが私を誘うことを思いついたのかは、未だに謎である。

詩誌の名前は、塚本邦雄が主催していた「玲瓏」の歌人・笹原玉子の歌「天と矢と失といふ字の肖たるかな 堕天使までのいとほしき距離」によっている。
表紙は銅版画家・庄野予侑子のエッチングを毎号使わせてもらった。
好い詩誌だった。

解散後は、センナは安田有と二人で詩誌「coto」を出して、大橋もそこで書いていた。
すだは芦原修二の「短説」に戻っていった。
小林は個人誌「ひうめろす」をはじめ、河江もそこで書いていた。

解散後10年余の同窓会には、かっての同人6人全員と笹原が集まった。
東京駅を見下ろす和食の店で、遅くまで飲みながらの会話を楽しんだ。

解散後はそれぞれが異なる方向へ歩み出していて、それぞれの”堕天使からのいとほしき距離”を形作っていた。
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by akirin2274 | 2010-11-14 09:47

東京詩祭2010 (瀬崎)   

東京・明治記念館でおこなわれた「東京詩祭2010」に出席してきた。
これは日本詩人クラブ創立60周年記念としておこなわれたもの。

季節外れの温かさでコートも脱いで会場でかける。
開場の1時にはすでに沢山の人。見知った方々にも次々に会う。

次号の個人誌「風都市」に作品依頼をしていた岡野絵里子氏には、詩の他に軽い感じのエッセイも頼んでしまっている。
原稿受け取りについてすれ違いざまの会話。
村山精二氏のイメージが変わったなと思っていたら、減量したんだとのこと。

会場では橋浦洋志氏と並んで。
藤井貞和氏の源氏物語についての講演や、現代詩詩祭賞の発表/朗読などがおこなわれた。
岡山からは日笠芙美子氏の作品「夜がメガネをかけている」が選ばれていた。あれは好い作品だった。

休憩時間に、詩誌「洪水」を編集発行している池田庸氏にお会いする。
思っていたよりもずっと若い方だったのでびっくりする。
詩誌「タルタ」の千木貢氏にも初めてお会いする。作品も面白いし、昨年出された詩論集「あ、の実現」も印象的だったのだが、氏は抱いていたイメージ通りの方だった。

懇親会では、司会の原田道子氏に何かスピーチをするようにいわれて壇上に上がったが、すでに酔った人たちばかりで誰も聴いてはいなかった。
「詩と思想」誌で今年の詩誌評をしている光冨いくや氏とも初めてお会いする。

信濃町駅前の居酒屋での二次会では、西岡光秋、中村不二夫、田中眞由美の各氏と一緒で、うかつにも深酒をしてしまう。
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by akirin2274 | 2010-11-09 21:51

国民文化祭・現代詩 (瀬崎)   

今年の国民文化祭は岡山県でおこなわれた。
そのなかの現代詩大会の会場は、岡山市からはかなり離れた赤磐郡であった。
永瀬清子の生家があるとの理由で、赤磐市が開催を強く希望したのだそうだ。

で、ボランティアとして早朝から会場へ。めちゃくちゃ遠いなあ、ぶつぶつ。
スタッフ・ジャンパーを支給されて、会場の案内や受付の手伝いをする。

午後から本番となり、公募の現代詩の10の受賞発表・表彰式がおこなわれる。
第一次審査を担当した中学生部門での最終的な受賞者作品を読んで、ああ、これが選ばれたのか、とあらためて思ったりする。

記念公演は、谷川俊太郎の自作詩朗読と、谷川賢作らの音楽グループDiVaの演奏であった。
正津勉の詩に曲をつけた「スーラの点描画のように」、谷川俊太郎の詩に曲をつけた「さようなら」が印象的であった。

大会終了後は雨の中を岡山へ移動して、県詩人クラブが開催した「交流会」。
森崎昭生氏と一緒に司会をおこなったが、各賞の受賞者をはじめとした50人の参加で、楽しいひとときであった。
文部科学大臣賞は和歌山の武西良和氏であり、埼玉の田中眞由美氏も飛び入り参加をした。

岡山の若い方が大会会長賞を受賞されていた。
これからも岡山県で書きつづけていってほしいものだ。
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by akirin2274 | 2010-11-01 14:00