<   2012年 07月 ( 8 )   > この月の画像一覧   

「風都市」24号 (瀬崎)   

c0138026_11462352.jpg細々と10年あまり前から出している個人誌「風都市」。
発刊したのは、所属していた同人誌「堕天使」が終刊したからだった。
自由に作品を発表できる場が欲しいと思った。
で、毎号お一人のゲストを迎えて、手作りで200~250部を印刷してきた。

その後、同人誌「ERA」創刊に参加し、同人誌「どぅるかまら」を立ち上げ、作品発表の場は増えたが、それでも「風都市」は大事に思っている。

今回のゲストは、以前から作品をもらいたいなあと思っていた中島悦子氏。
何かの会のときに1度だけお会いしたことがある。
それだけの関係で果たしてこんな小さな個人誌に書いてもらえるかどうかが心配だったが、幸いに快諾をいただいた。
よかった。

自分の作品は、書きつないでいる「水の時間」シリーズと、「訪問販売人」シリーズ。
もうしばらくしたら、この2つのシリーズの作品を集めた詩集を出したいと考えたりする。

校正稿のチェックも中島氏から戻ってきて、さて、いよいよ作るかな。
[PR]

by akirin2274 | 2012-07-29 12:03

風物詩 (磯村)   

季節ごとにジョギング時の楽しみがある。
風の匂いや、草花、木々の花の変化を楽しむのは、その代表的なもの。

このところ、外は暑い。ものすごく暑い。
そんななかを走ると、もっと暑い(当たり前や)。
下手をすると脱水症や熱中症で倒れかねない。
で、この季節になると、ジムの冷房の効いた室内でトレッドミルをすることが多くなる。

しかし今週は、この季節にひとつだけ恒例としていることがあるために、暑い中を走ってきた。

家から疎水に祖っての小道を走り、バイパスにぶつかったらそこからコンベックスへ続く丘越えをする。
そしてマスカット公園へ着く。これで8kmぐらいか。

ここのマスカット球場では、このところ夏の高校野球県予選をしているのだ。
で、スポーツドリンク片手に、しばしの観戦を楽しむのだ。

たまたまやっている試合を見るので、どこの高校が試合をしているのかもスコアボードを見るまではわからないのだが、これが存外に愉しい。
先日見た試合は毎回ランナーが塁に出る展開で、予定していたよりも多いイニングを見てしまった。

7月には1度は高校野球の予選試合を見ないと、ね。
[PR]

by akirin2274 | 2012-07-26 23:15

岡山県詩人協会総会 (瀬崎)   

c0138026_11145970.jpg年に一度の県詩人協会総会が吉備路文学館であった。
現在の会員数は115名だが、総会出席者は35名ほど。あとは委任状が50通ほど届いており、総会は成立した。
昨年の事業報告、決算報告、来年度の事業計画、と順調に総会は終了した。

第2部の講演会は、今回は「インドの旅 詩聖タゴールを尋ねて」と題して、瀬崎がスライドを使っておこなった。
自宅からプロジェクター、80インチのスクリーンを運び込み、インドで写してきた150枚の写真を供覧した。
途中でタゴールの人物紹介や作品の朗読などもおこなった。
1時間あまりの講演のあとに質疑応答をおこなったが、インドへの関心を持つ人は多く、活発な質問が沢山出た。

そのあと懇親会をおこなって、和やかに散会した。

さて、これでインド関係の行事はすべて終了した。
いよいよ個人誌「風都市」24号の制作をすすめなくては。
[PR]

by akirin2274 | 2012-07-23 11:15

詩誌評で  (瀬崎)   

「詩と思想」7月号の詩誌評「詩が言葉から溢れるとき」で、担当の加藤思何理氏が「どぅるかまら」11号を取り上げてくれている。
それも詩誌評4頁のうちの半分の紙面を割いてくれている。

秋山基夫「つゆ草の青色」では冒頭部分と終連を引用して、「きわめて優雅で湿潤で、しかも抑制の効いた大人の世界が眼前に現れた」と評している。

タケイ・リエ「みずくさ」では、初連、最終連を引用して、「行間と字間から滲み出る風や水や光に心が次第に癒されてゆく。その不作為のプロセスが念入りで素晴らしい。」

藤原綾乃「あめんみやざか」では、長い作品のかなりの部分を紹介してくれて、「卓抜な散文感が印象的だ。各各の行は静かに落ち着いていて、跳ぶことも捩れることもないけれど、特異点は着実に押さえながらゆっくりと注意深くすすんでゆく。」としている。

そして、この3人の作品のほかにも「齋藤恵子の『夜を走る子』や、河邊由紀恵『秋の庭』などが印象に残った。」とあり、さらに瀬崎の「『蓮沼』もまた秀逸で、最後の一行が閃く動きを見せるが、同氏は以前採り上げたこともあってあって今回は割愛する」とのこと。

ここまで紹介してもらえると、うれしい以外のなにものでもない。

「詩と思想」12月号では、巻頭の詩誌紹介の頁で「どぅるかまら」を取り上げてもらうことになっている。
いろいろとお世話になります。感謝。
[PR]

by akirin2274 | 2012-07-19 12:29

詩人クラブ例会 (瀬崎)   

週末に東大駒場で、日本詩人クラブ7月例会があった。
今月は3月におこなわれたインド・ツワーの総括がテーマだった。

1部では谷口ちかえ氏の基調報告があり、高良留美子氏の話があった。
休憩を挟んでの2部では、中原道夫、麻生直子、小川英晴、岡野絵里子各氏らが、インドで感じてきたことについてのスピーチをおこなった。
各自のインドの印象の異なり方が面白い。

3部では、まとめ役の原田道子氏から、インドでの体験が自分の詩作に与える影響について話すようにといわれていて、尾瀬川正明、武西良和、藤井雅人、田村雅之の各氏および瀬崎がスピーチをした。

インドでよく行動をともにしていた武西氏は、いたるところで小さなメモ帳に言葉を書き連ねていた。
後で聞くと、手帳は4冊が言葉でいっぱいになったそうだ。
私は今までのところ、インドに関しての言葉は2行しか書いていない。
この違いはなんだろう? 同じ場所に行って来たというのに。

同じようによく共に歩いた尾瀬川氏は、インドで撮ってきた写真をスライドで提示したが、私が写真で切り取ってきた光景とは、まったく異なるものだった。
この違いはなんだろう? 同じ場所に行って来たというのに。
この受け取り方の違いが面白い。

終了後は交歓会がおこなわれ、とうぜんのことながら二次会もあった。
皆が散会した後、田村氏と私は川中子義勝氏の部屋で密談(!)までしてきた。
暑い暑い東京の1日だった。
[PR]

by akirin2274 | 2012-07-17 16:18

マウリッツハイス美術館展 (磯村)   

c0138026_1828302.jpg東京都美術館で開催されている「マウリッツハイス美術館展」に行ってきた。

フェルメールやレンブラントなどの17世紀オランダ絵画の所蔵で有名な美術館とのこと。
展覧会も、”オランダ・フランドル絵画の至宝”と銘打っており、展示されている作品のオランダ絵画らしい光と影の追求の仕方には感心した。
それは、静物画、人物画、それに風景画にも一貫していた。

闇に隠れるものは形を失うのだな、という当たり前のことを、今更ながらに実感した。
形が続いているというのは思い込みでしかないわけだ。

東京都美術館は月曜日休館なのだが、この日だけは特別に開館していた。
で、通常の日よりは空いているだろうと思っていた。
期待通りにどの展示室も比較的空いており、ゆっくりと鑑賞できた。

しかし、大人気のフェルメール「真珠の首飾りの少女」の展示室に入ると、やはり長蛇の列が出来ていた。
絵の前は1列で鑑賞できるように綱を張ってあっての順番待ちである。しかも、絵の前で立ち止まらないで下さい、と係員が叫び続けている。
10分ほど並んで数分の鑑賞時間であった。
フェルメール人気、恐るべし、である。

それはさておき、2時間あまりを費やして光と影を堪能してきた。
[PR]

by akirin2274 | 2012-07-07 18:42

「詩と詩想」40周年記念会 (瀬崎)   

7月1日にNHK青山荘で開催された「詩と思想」創刊40周年記念会に出席してきた。

「詩学」が廃刊された現在、流通している詩の商業誌は「現代詩手帖」と「詩と詩想」の2誌になってしまった(「ユリイカ」はやや趣が異なると思う)。

学生だった私が詩を書いていた頃には、まだ「詩と詩想」は創刊されていなかった。
何も判らないままに詩集を2冊出して、それからわたしは詩の世界から遠ざかった。
だから「詩と詩想」という雑誌についてはまったく知らないままだった。

20年近くが経って、ふたたび詩の世界に戻ってきたときに「詩と詩想」があった。
それから縁があって、半年間の「文芸時評」の欄を担当したり、1年間の「詩集評」の頁を書かせてもらった。
いい機会を与えてもらったと感謝している。

さて、記念会の当日は、「詩と思想 Yesterday」と題して中村不二夫、高良留美子、麻生直子各氏の回顧談、「詩と思想 Today」と題しての北岡淳子氏らの自作詩朗読、それに「詩と思想Tomorrow」として和合亮一氏の講演「3.11後の世界と現代詩の未来」があった。

出席者は150名を越えたとのことで、席が足りない状況だった。
3.11以後の和合亮一氏の話を始めて聞いた。評判になった「詩の礫」を読んだ時は、これは果たして詩だろうかという思いもあったのだが、話を聞いてみると、さすがに和合氏は”詩人”だった。

そのあとのパーティではたくさんの方と挨拶、世間話、情報交換などの交流ができて愉しいひとときだった。
[PR]

by akirin2274 | 2012-07-05 22:33

「ERA」合評会 (瀬崎)   

先週末に「ERA」第Ⅱ次8号の合評会が東大駒場であった。
12人の同人が集まった。

初めての合評会参加である北原千代氏は、「ERA」の合評会って厳しいんでしょ?と心配していたが、いえいえ、厳しさは本当の優しさです、厳しくない合評会なんて本当は優しくされていないわけで、そんなのはつまらないだけです。

というわけで、川中子義勝氏の司会で13時から18時近くまで、みっちりと一人ひとりの作品に対しての批評、感想が展開された。

私の作品「使者」についても、言葉を伝える使者というものの存在をどのように捉えるか、使者が交代するということをどう考えるか、など、貴重な意見をもらうことができた。
途中でふいに挟み込まれている独白体の部分は、自分でも何故こんな文言が侵入してきたのか不明だったのだが、好意的に捉えて下さる方が多かった。
そうか、これでよかったのか・・・。吉野玲子さん、ありがとうございました。励みになりました。

終了後は神仙の魚料理店での二次会。
がぶがぶと飲みながら何を歓談したのだったか、こちらも楽しいひと時だった。
[PR]

by akirin2274 | 2012-07-03 17:58