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「びーぐる 詩の海へ」18号 (瀬崎)   

c0138026_10521222.jpg季刊で発行されている「びーぐる」の18号が届いた。

今号の特集は「名詩を発掘 -埋もれた宝石に光をあてる」で、藤冨保男ら5人が論考を書いている。それぞれが、今は忘れかけられている”名詩”について語っている。
たとえば、北川透が挙げている山本哲也の「静かな家」などは、ああ、本当に好い詩だと思う。そして、こういう読む機会が与えられてよかったなあと思う。

谷川俊太郎ら25人のアンケートも載っている。
ほとんどの人が知らないであろう自分のお気に入りの詩を紹介している。
たとえば岩佐なをは、30年以上前の「現代詩手帳」投稿欄に載った安浪雄嗣の詩を挙げている。確かに好い詩だ。

瀬崎は今号から2年間の予定で「詩集時評」を担当する。
今回は「読むことによって描かれるもの」と題して、12冊の詩集を取り上げた。
送られてくるたくさんの詩集に巡り合えることはうれしいのだが、その何割かの詩集しか取り上げられないことが辛い。

「詩誌時評」の欄は北川朱実氏が担当だが、拙個人誌「風都市」24号に発表した「水の時間・陰」について、「涼しくほどけた時間が、詩行を、静謐に流れていく」と評してくれている。
感謝。
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by akirin2274 | 2013-01-26 11:24

「どぅるかまら」13号 (瀬崎)   

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「どぅるかまら」13号が出来上がり、倉敷で合評会。
センター入試の監督をしなければならない人や、旅に出ている人などを除いて14人が集まる。

今号は書評が少なかったために前号よりは薄くなったが、作品はまたまた粒揃いとなった。
巻頭の田中澄子氏の「冬への手紙」、その次の夏田七重氏の「京人形は」ほかは、これまでの作品から一歩深みへ踏み出した奥行きを感じさせるものとなっている。

今号からは坂本圭氏が新しい同人となり、作品を発表している。大阪の詩誌「詩遊」で活躍していて、2冊の詩集も出している。
川井豊子氏は都合により1年間の休会をすることになった。残念。

夏には、例年は同人合同の出版・受賞祝賀会をおこなっていた。
今年は今のところ、秋山基夫氏の詩集「二十八星宿」出版、河邉由紀恵氏の中四国詩人賞受賞のお祝いをする予定。
それに加えて、今年は朗読会をしてはどうか、という話になった。
さあ、どうなるか、楽しみである。

合評会終了後は全員で近くの居酒屋へ。
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by akirin2274 | 2013-01-21 16:46

出遅れた 無念! (磯村)   

毎年6月第1土曜日におこなわれる「しまなみウルトラ遠足(とおあし)100km」は、磯村にとってはメイン行事の一つ。

年末に申しもうと思ったら、まだ受付を開始していなかった。
1月8日に、マラソン仲間の「しまなみエントリー完了」とのmixiへの書き込みを見て、おお、そうだ、と急いで受付頁を開く。

と、・・・何ということ!
「定員に達しましたので受付は終了いたしました」・・・!

たしか、前日に申し込み受付を開始したはず。
たった1日で1000人が申し込んだのか・・・、唖然。

今年の大会参加の計画を練り直さなければならなくなった。
くそっ、こうなったら、6月に開かれる海外の大会にでも行ってくるかな。
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by akirin2274 | 2013-01-15 14:36

中四国詩人会理事会 (瀬崎)   

岡山で中四国詩人会の理事会があった。
5県から20数名の理事が集まり、今年の運営計画などが話し合われた。
中四国詩人賞の選考について、今年の香川での総会について、などなど。

そして今回、大きな議論となったのが会則の見直しについて。
この会も岡隆夫氏の熱心な呼びかけで発足してから10余年が経つ。
ときの移ろいにつれて様々な情勢も変化して、当初の会則では不都合な部分が出てきている。

会長の任期、理事長の役割分担、事務局の在り方、などなど。
議論は白熱して、予定時間を大幅に延長しておこなわれた。

この会が今よりも円滑に運営されて会員が満足できるように、皆、熱心に考えている。
無償の熱意に敬服するばかり。

終了後は駅前で懇親会。
2時間程を皆で過ごしたあと、岡、河邉由紀恵、壺阪輝代、日笠芙美子各氏と5人でさらに1時間程話し込んだ。
これは愉しいひとときだった。
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by akirin2274 | 2013-01-13 10:12

年初めのばたばた (瀬崎)   

子ども達や孫たちが集まってのにぎやかな年越しが過ぎて、家の中が静かになったとたんに、積み重なっていた仕事がどっと崩れて押し寄せてきた。
ばたばた、ばたばた・・・。

1月始めが「現代詩手帳」2月号の詩誌評の締め切りだったので、年末におおよそまとめておいた原稿を完成させる。
表現のチェックや、作品の引用部分の照合などを何回かおこなって、編集部に送付した。

しばらくして編集部より連絡。
原稿の長さですがあと400~500字入りますが、どうされますか?
あれ? 文字数の計算を間違えた? 1月号の原稿が長すぎて100字ほど削ったものだから、今回は用心しすぎたか。
少しでも多くの作品に触れたいので、書き加えることにした。ばたばた・・・。

拙個人誌「風都市」25号は1月中の発行・送付を目指している。
寄稿をお願いした野木京子氏からは、すでに2編の作品をいただいている。
年末に届いたその作品を読んだときには、本当に頭の中が震えた。
こんなに素晴らしい作品を載せることができるとは、なんと素晴らしいことだろうか。

さあ、表紙を作成して、あとがきや、付録の「日録」を作成して、なによりも自分の作品を完成稿にしなければならない。
今回は「水の時間・面」と「洗骨」の2編。
「洗骨」は先日のカンボジア旅行の際に聞いてきた土葬の話がモチーフになっている。
カンボジアでは、土葬された遺体が腐敗溶解するのを3年間待ち、それから遺骨を掘り出して洗うのだそうである。
ん、どこまでその儀式の物語性に迫れるか。ばたばた・・・。

詩誌「どぅるかまら」12号の印刷がまもなく出来上がる。
19日にはその合評会を倉敷でおこなう。
発送リストも改定製作しておかなければならない。ばたばた・・・。

今週末には中四国詩人会の理事会があり、そのあとには岡山県詩人協会の理事会もある。
特に後者は、今年が会長、理事長をはじめとする理事の改選の年に当たるため、事務局としてはその投票、開票、理事選出、承認などの段取りをしなくてはならない。ばたばた・・・。

ばたばた、ばたばた・・・。
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by akirin2274 | 2013-01-10 16:21

昨年の映画鑑賞 (磯村)   

昨年1年間に鑑賞した映画は151品だった。ほとんどが屋根裏に作ってある”マイ・映画館”でのDVD鑑賞である。
記録のために勝手な分類毎のベスト・スリーを選んでみた。当然のことだが、ほとんどが旧作である。

■ドラマ系
1.「ブラック・スワン」(2010年):ナタリー・ポートマンがオスカーを取ったのが容易に納得できる熱演であった。芸術のためにはあれほど自分を傷つけなければならないのか。

2.「太陽に灼かれて」(1994年):ロシアの政治背景に悲恋を絡ませた重厚なドラマ。子役のナージャ(後の「戦火のナージャ」のヒロイン)が可愛い。

3.「列車に乗った男」(2002年):ルコント監督の小品といったところだが、なんとも言い難い味わいがある。”列車から降りた男”でないところが好いんだなあ。

■アクション系
1.「ボーン・シリーズ」(2007年など):「ボーン・レガシー」を観る前にマット・ディモンのシリーズを再見したのだが、3作ともにやはり面白かった。最近の007シリーズにも影響を与えているのではないだろうか。

2.「HERO」(2002年):チャン・イーモー監督の現実離れした色彩美、様式美に酔いしれた。

3.「フェイス・オフ」(1997年):再見して、こんなに面白い作品だったのかとあらためて唸った。ウー監督の最高傑作ではないだろうか。

■サスペンス系
1.「ドラゴンタトゥの女」(2011年):オリジナルの「ミレニアム」3部作も面白かったが、このデビッド・フィンチャー監督のハリウッド・リメイクもスタイリッシュで楽しめた。

2.「恋の罪」(2011年):園子温監督の作品は、このところ、毎年のように私のベスト映画の上位に入る。激しく印象的、しかしもう一度観るかと言われたら、激しく拒否。

3.「アイデンティティ」(2003年):ネタが判れば、なあ~んだというところだが、それでも充分に楽しめる作品。

■SF系(2作だけ)
1.「バットマン・ビギンズ」(2005年):恥ずかしながら今まで観ていなかった。観てびっくり。すごい傑作ではないか!

2.「ザ・セル」(2000年):ターセム監督の奇妙な、幻想的な美しい画面に釘付けとなった。石岡瑛子が関わった衣装も素晴らしい。


■文学系(?)
1.「卵」(2007年):3部作の第1作。残りの2作「を観るのを楽しみに取ってある。

2.「ミツバチのささやき」(1973年):主人公の女の子が、最後に夜の闇に向かって名前を告げる場面が印象的だった。

3.「インド夜想曲」(1988年):同名小説の映画化。インドを彷徨う男の物語。男はどこへ彷徨い込んでいったのだろうか。

■呆気にとられた傑作系
1.「大木家のたのしい旅行 新婚地獄編」(2010年):邦画も捨てたものではない。おおいに笑わせてくれて、そのくせ妙に哲学的でもあった。

2.「唇からナイフ」(1966年):あのモニカ・ヴィッティが女スパイに扮するという、ファンならば見逃せない作品。しかし、世評は酷いもの。

3.「奇人たちの晩餐会」(1998年):フランス映画らしいエスプリに富んだコメディ。

■名作系
1.「死刑台のエレベーター」(1957年)
2.「十二人の怒れる男」(1957年)
3.「用心棒」(1961年)
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by akirin2274 | 2013-01-07 08:38