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スケッチ旅行 (磯村)   

c0138026_2251748.jpg桜の花がほころびはじめ、徳島へスケッチに行ってきた。

吉野川のほとりにある脇町。
ここはかっては藍染めで栄えた町だったとのこと。
やがて化学染料が隆盛となるにつれて町の産業は廃れ、しかも鉄道が吉野川の対岸に通ったために、交通の便からも取り残されたとのこと。

しかし、そのおかげで町は眠りに入り、今も昔の町並みが残ることになったのは皮肉とも言える。

脇町の家並みの特徴は”卯建(うだつ)”。
卯建というのは屋根にあり、隣家からの火事の延焼を防ぐための防火壁のことを指す。
この卯建を備えた家を建てることができるのはある程度の成功者だけ。
そこから”卯建(うだつ)が上がる”ということわざもできたとのこと。

さて、この卯建だが、なかなかにスケッチするのは難しい。
本来の屋根に対して直角に作られているために、デッサンが狂いやすくなる。
ええいっと、鉛筆であたりを付けてからペンでぐいぐいと線描をした。

春らしい雰囲気を出そうと、花には鮮やかさが出るようにしてみた。
青い壁の色も、実際よりはきれいな色にしてみた。
明るい柔らかな日差しの感じが出れば成功かと思っているのだが、どうだろうか。
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by akirin2274 | 2013-03-23 22:51

「交野が原」74号、「別冊 詩の発見」12号 (瀬崎)   

c0138026_2263829.jpg魅力的な詩誌が相次いで届いた。

金堀則夫氏が編集・発行している「交野が原」74号。
今回も多彩な顔ぶれの寄稿作品がならんでいる。
詩は一色真理氏から始まり八木幹夫氏にいたる39編。それに3編の評論、それに13編の書評を収めている。

杉本真維子「拍手」、野木京子「鳥たち」、斎藤恵子「螺子(ねじ)」、相沢正一郎「箱」「風」、海埜今日子「そら、そら、さいて」、金井雄二「姿と形」などに魅せられる。
瀬崎は「二重露光」を載せてもらった。

もう1冊は、山田兼士氏が編集をしている「別冊 詩の発見」12号。
これは大阪芸術大学文芸学科現代詩研究室の卒業に合わせて年に1回発行されているもの。
学生の作品の他に、26編の寄稿作品が載っている。

こちらも素晴らしい充実度である。
北川朱実「きょう、日付変更線を」、小池昌代「喉の奥」、文月悠光「最期ののちに」、時里二郎「筥(はこ)の歌」、疋田龍乃介「西日本最大」、松尾眞由美「終わらない冬の磁場」などに魅せられる。
瀬崎は「燎火」を載せてもらった。

拙作はともかくとして、この2誌に掲載されている寄稿作品はどれも緊張感が半端ではない。
読むだけで、とても満たされてくる。
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by akirin2274 | 2013-03-21 22:30

「ネビューラ」祝賀会 (瀬崎)   

岡山で、ネビューラの会の合同出版祝賀会があった。
詩誌「ネビューラ」の同人6人がこの1年間に出版した詩集やエッセイ集の出版祝賀会。

36人ほどの出席者で、和気藹々という雰囲気の会だった。
「どぅるかまら」の秋山基夫氏が乾杯の発声をおこなった。

瀬崎は、壺坂輝代詩集「三日箸」の感想スピーチを依頼されていた。
壺坂氏が所属している「日本未来派」からも同詩集の書評の依頼があったので、同氏に断ったうえで、その書評に準じた内容のスピーチをした。

「どぅるかまら」からは他にも岡隆夫、河邉由紀恵、斎藤恵子、境節、蒼わたる、田中澄子が出席していた。
会の終了後に、6月に予定している「どぅるかまら」の合同出版受賞祝賀会の相談をした。

秋山基夫氏は、この1年間になんと詩集2冊、詩論集1冊を出す。
驚異的。
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by akirin2274 | 2013-03-17 23:47

倉敷芸能祭 (磯村)   

c0138026_2232832.jpg3月11日は東日本大震災の2年目の日だった。
倉敷芸文館で、東日本大震災復興支援公演として倉敷芸能祭が行われたので、妻と二人で出かけた。

ボランティア団体が企画・運営したもので、趣旨に賛同したプロ、アマチュアのいくつものユニットが参加していた。
そのために演目は多岐にわたっていた。

まず、狂言「仏師」。続いて、半能「船弁慶」。
狂言や能を観る機会は滅多にないため、とても興味深く観た。

それに、和太鼓、尺八、津軽三味線の邦楽ユニット「阿吽」。
個人的にはこのユニットの演奏を最も素晴らしく聞いた。
尺八の息づかいもよかったが、特に津軽三味線の音色の迫力には圧倒された。
人間の感情の高ぶりがそのまま弦をはじいているようであった。

地元の創作芸能集団「絆」は、神楽、獅子舞などのパフォーマンスをおこなった。
このユニットは東北被災地での慰問公演を何回も行なっているとのことであった。
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by akirin2274 | 2013-03-14 22:17

兵庫県現代詩協会の方が (瀬崎)   

昨日は、兵庫県現代詩協会の有志19名が岡山へ来られた。
文学紀行とのことで、後楽園や岡山城を見学した後、2時前に吉備路文学館へ。

岡山県詩人協会にはあらかじめの連絡があったので、こちらも理事を中心に10名あまりが吉備路文学館で出迎える。
先方からは永瀬清子についての講演依頼があったので、彼女が発行していた「黄薔薇」を受け継いで運営している高田千尋氏が1時間ほどの話をした。

私が岡山で詩を書き始めたのは、すでに永瀬清子氏は亡くなった後だったので、生前の氏にお会いしたことは一度もない。
いろいろな話に聞くだけだが、いろいろな意味でかなりすごい人であったようだ。

講演終了後には短い時間しか残されておらず、自己紹介程度の交流会が行われた。
それでも、時里二郎氏や高谷和幸氏らとお会いできてよかった。

話を交わした方々から、毎月の「現代詩手帳」の詩誌評を書くのは大変でしょう、といたわられる(苦笑)。
毎月、段ボール箱いっぱいの詩誌が思潮社から届いたら、締め切りまで2週間しかないのです、と言ったら、みんなに驚嘆された。

毎日毎日、全国の詩誌と格闘していますよ。
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by akirin2274 | 2013-03-11 17:37

ジョギング・シーズン (磯村)   

数年前までは冬でも外を走っていた。
しかし最近は、寒い中を走るのはいやだな、という軟弱なことになってしまっている。

ウインド・ブレーカーを羽織って走るのだが、すぐに暑くなって汗をかいてくる。
すると今度は、それが蒸発するときが寒いのだ。
身体の奥の方は暑く、表面は寒い、というとても不思議な感覚に悩まされるのだ。

で、軟弱となった近年は、寒い間はぬくぬくとスポーツ・ジムのトレッド・ミルで走っていた。

暖かくなってきた。
ということで、外を走れるシーズンとなってきた。
新しく買ったアシックス・トレイナーも、室内練習で足慣らしを済ませておいた。
いざ、外へ。

やはり外は好い。
空気感が違う。地面や木々の匂いがする。向かい風でも心地よい。

外を走るときは、小さな音量でiPodで音楽を流している。
走るときの好みは、エレクトリックになってからのマイルス・デイビスや、がんがんと弾きまくるハラルド・メイバーン。
メイバーンの「キス・オブ・ファイア」なんて好きな曲になると足も軽くなるというもの。c0138026_21304399.jpg

今日は仕事が早めに切り上げられたので、夕方から12kmほど走り、急いでシャワーを浴びて、夜は水彩画教室へ行ってきた。
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by akirin2274 | 2013-03-09 21:32

人間ドッグ (磯村)   

年に一度の人間ドッグ。
会社が健診費用を出してくれるので、受けておいたほうがお徳でしょう、ということで。

実は1週間前に、持病の痛風の経過観察のために内科受診をしていた。
そのときの血液検査で異常値は何もないのは確認済みだった。
(尿酸値も良好なので、毎日1錠の内服が半錠に減った)

今日は、その血液検査のほかに、胃の透視やら心電図、腹部超音波断層法、聴力、視力、眼底、肺活量などなど。

一番苦手なのは胃の透視。
新しい発泡剤を試してみてもいいですか、と検査技師が言うので、ああ、いいですよ。
少しは改良されているかと思ったが、やはりげっぷを我慢するのは辛かった(悲)。

医師の診察もある。
腹部の触診をしながら、皮下脂肪が少ないし腹筋が鍛えられていて、このお歳で立派なものです、とほめられる。
血液検査の結果を確認して、私よりよっぽど健康です、と妙なほめられ方もする。

視力は1.0と1.2という結果だったが、あれはかなり勘でレバーを動かしていたからなあ。
本当は0.7か0.8ぐらいだろうと、自分では思っている(苦笑)。
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by akirin2274 | 2013-03-04 12:22

如月・弥生 (瀬崎)   

2月は日数が少ない。未だ日があると思っていたら月末になっていた。
で、2月末が閉めきりだった原稿が2つ。必死になる。

ひとつは山田兼士氏から依頼のあった「別冊・詩の発見」。
以前から構想を練っていた「燎火」を仕上げていく。
これはまずタイトルの言葉から始まった作品。
人に見せるための炎を作るわけだが、何を燃やせば人に見えるものになるのかというあたりに迫りたかった。
しかし、そのことは書いている間にかなり変わってしまって、結局は、自分のために燃やす炎に変容してしまった。

もうひとつは所属している同人誌「ERA」。
前号に「家族のいる時間」という作品を書いている。で、今回は「家族のいない時間」。
まるで夢の世界のような作品となったが、実はこれはかなり計算をして書いたもの。
一つ一つの記述は具体的なのだが、登場人物の動作や人間関係が次第につじつまが合わなくなってくる。あちらこちらで理屈や説明がゆがんでくる。
それでいての全体での一つのイメージ形成を狙った。

最後の推敲をして、どちらも期日を1日遅れての送付となってしまった。ごめんなさい。

山梨の新聞から依頼のあった10行の短い作品は、一般読者が対象ですので抽象的、観念的な作品はご遠慮ください、とのこと。
難題だ。
さあ、これでどうだろう、ということで「うしろすがた」を書いた。

あとは、3月10日までに仕上げなければならない原稿が3つあるぞ。
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by akirin2274 | 2013-03-02 10:11