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レオナール・フジタ展 (磯村)   

c0138026_9445491.jpg渋谷・文化村で「レオナール・フジタ展」を観てくる。
1920年代からパリで活躍した藤田嗣治は、レオナルド・ダ・ヴィンチにあやかって洗礼名をレオナールとしたとのこと。

彼独特の乳白色の画面の油絵に加えて、鉛筆素描、水彩画、版画、それに土門拳らが映したフジタの写真など、200点あまりの展示だった。

墨でのくっきりとした線描に白を基調とした彩色で描かれた裸婦像が有名だが、今回は後年の子供たちを描いたシリーズも展示されていた。

狐のような眼のどの子供も無表情で、顔つきも大人びている。ただ身長や衣服が子供なのだ。
不気味である。
ポスターに描かれているのは「お誕生会」であるが、表情を失った子どもたちがケーキの載ったテーブルを囲んでいる。
まったく楽しそうな雰囲気ではない。
さらに、窓の外には招待されなかった子どもたちが室内をのぞき込んでいる。

描写の先にあるものまで描かなければならないのだな、と感じさせられる。
これまで裸婦と黒猫しかよく知らなかったのだが、すっかりフジタを見直した展覧会だった。
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by akirin2274 | 2013-08-31 09:52

日本現代詩人会総会 (瀬崎)   

早稲田奉仕園での日本現代詩人会総会に参加してきた。

石川逸子氏の小講演の後に総会。
この1年間の活動報告があり、決算報告があり、次の1年間の活動予定があり、審議事項があった。
いろいろと大変。
その中で今回選出された18人の新理事の承認もなされた。私も無事に承認された。

2時間あまりの総会が終わり、簡単な新理事のミーティング。
それから懇親会へ。

以前から作品にとても惹かれていた杉本真維子氏にも初めてお会いした。
深い印象を残した詩集「雑草と時計と廃墟」の山本博道氏ともいろいろと。
今回ともに新理事となった北川朱実氏とは、さっそくこれからの活動についてひそひそと相談事をする。
今回で会長職を終えた八木忠栄氏は晴れ晴れとした顔つきで茶々を入れてくる。

懇親会の後は20人近くで居酒屋へ。
大変な思いをされている日原正彦氏とは、久しぶりにお会いして話すことができた。
悪酔いするような話を吹っかけてくる人も居て。。。

かなりの酩酊状態。
美女勢を引き連れてさらにゴールデン街へ繰り出そうとしている田村雅之氏の誘いを振り切ってホテルへ戻る。爆睡。
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by akirin2274 | 2013-08-27 15:48

秋山基夫という人 (瀬崎)   

身近に敬愛できる詩人がいるということは、大変に幸せなことだ。

私は20年近く詩の世界から遠ざかっていた。
詩の世界に戻ってきたときは、周りに誰も知り合いはいなかった。
妻の知人(故・三沢浩二氏)が声をかけてくれて、初めて岡山詩人協会の集まりに参加した。
今から15年前のことになる。

そのときに隣の席にいた女性から、あなたはどなた?と訊ねられた。
その女性も数年前に詩を書き始めたばかりで、あまり知っている人がいないのだと言っていた。
それが斉藤恵子氏だった。

しばらくして、当時、詩誌「詩脈」を発行していた岡隆夫氏から、自宅の農園でワイン・パーティをやるからいらっしゃいと誘ってもらった。
ワインにつられてふらふらと出かけ、自然に「詩脈」にも参加させてもらった。

岡山には、当時「火片」「黄薔薇」「裸足」「道標」といった同人誌もあったのだが、合評会の後に酒席があるのは「詩脈」だけだった。
もちろん、それだけが「詩脈」を選んだ理由ではないのだが・・・。
そしてそこに秋山基夫氏がいた。

合評会での秋山氏の発言はとにかく辛辣である。
しかし、実に深いところを突いてくる。なるほど!と思わされる。
詩の読み方は秋山氏に学んだ部分が少なくない。

それ以上に、秋山氏の作品には唸ってしまう。
個人の情動から始まりながら、次第に個人的なものを捨て去って普遍的なものへと変容していく。
詩の書き方も秋山氏に学んだ部分が少なくない(・・・かな?)

秋山氏は本当に詩という表現形式を愛しているのだと思う。
数年前までは詩のカルチャー教室を熱心におこなっていたし、今も「四土の会」というオープンな詩の勉強会を主催している。

一昨年に「薔薇」という詩集を出したと思っていたら、今年は「十八星宿」「宇津の山辺」という2冊の詩集を出した。
さらに「引用詩論」という、破天荒な詩論集も出した。
これが80歳を過ぎた人のすることかと思うほどに精力的な創作意欲である。

昨年は日本現代詩人賞の選考委員長を務めていた。
私の拙詩集「窓都市、水の在りか」も候補詩集のひとつだったのだが、選考の後でひとこと「もうひとつだったな」とぽつりと言われた。
はい、その通りです。
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by akirin2274 | 2013-08-22 23:05

エレーナ・イシンバエワ (磯村)   

c0138026_23431369.jpg世界陸上モスクワも前半が終了した。
男子100mのウサイン・ボルトもよかったし、女子100mのフレーザー・プライスも好かったが、やはり一番は女子棒高跳びのエレーナ・イシンバエワだった。

世界記録を29回更新してきた彼女だったが、ここしばらくは低迷していた。
2009年の世界陸上では、なんと予選から一度も跳躍が成功せず、”記録なし”で敗退している。
2011年の世界陸上はやっとの6位。
この時の記録は4m65cm。5m6cmの世界記録を持つイシンバエワにしては、目を覆いたくなるような記録に終わっている。

昨年のロンドン・オリンピックでは銅メダルこそ取ったものの、記録は4m70cmという平凡なものだった。

さて、今回。
予選の4m65cmは1回でクリア。よかった。ほっとした。
そして決勝。4m75cmは1回でクリアしたものの、4m82cmの1回目は失敗した。

競争相手のシルバは4m82cmを1回でクリアしている。
棒高跳びのルールで、同じ高さの記録で並んだ時は試技回数の少ない方が勝者となる。
すると、4m82cmを2回目でクリアしても、次の高さを自分もシルバも飛べなければ、シルバには負けてしまう。

これまでのイシンバエワの戦略は、こういった場合は4m82cmの2回目はパスして、次の高さ4m89cmに勝負をかけることが多かった。
この場合、失敗すれば記録は4m75cm止まりとなり、銅メダルさえも危うくなる。
これは、金メダルか、完全敗退か、の賭の戦略である。

しかし、今回は4m82cmにそのまま挑戦し、2回目でクリアした。
これならば金メダルは遠のくにしても、銀メダル、銅メダルの可能性は高くなる。
イシンバエワ本人も、自身の力の衰えを感じていたのだろうか。

そして、4m89cmへの挑戦。
イシンバエワは、なんと1回目にこれをクリアした。
クリアしたとき、彼女は両手を高く突き上げて喜びを表していた。
そして4m82cmをクリアしていたシルバともう一人は、4m89cmに3回挑戦して跳ぶことができなかった。

イシンバエワが満面の笑みで大会会場を走り回る姿が印象的だった。

今回の世界陸上大会のロゴ・マークは、イシンバエワが跳躍しているシルエットであった。よかった。
普段の彼女は、鉄道警備隊の上級中尉だそうだ。
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by akirin2274 | 2013-08-16 00:11

世界陸上モスクワ (磯村)   

c0138026_22562941.jpgc0138026_2257493.jpg
ついに世界陸上が始まった。
陸上好きとしては、オリンピックよりもこちらの方が好み。
あまり興味のない水泳とか、格闘技とか、球技がないので集中できる。

走り高跳びのブラシッチは、跳び終えた後のあのブラシッチ・ダンスを見せてくれるだろうか?
アリソン・フェリックスは、今回の大会ではいくつのメダルを取るだろうか?
世界新記録を更新し続けたエレーナ・イシンバエワは、この大会を最後に引退するとのこと。なんとか有終の美を飾ってほしいもの。
もちろん、ウサイン・ボルトにも注目している。

先ほど、女子マラソンが終わった。
3000m、5000m、ハーフ・マラソンの日本記録保持者の福士加代子が銅メダルだった。
長距離は嫌いだと言っていた彼女が、よくやった。
(ちなみに、彼女がハーフ・マラソンの日本記録を出した時、私も同じ大会に出ていて、コースの途中ですれちがっている。)

10年ぶりに国際大会に戻ってきた野口みずきが途中棄権に終わったのは残念だった。
というよりも、なんだか可哀想だった。
彼女はこれで引退するのだろうか?

日本人のトラック競技では新谷仁美に期待しているぞ。

さて、これからしばらくはTV三昧になるなあ。
(写真は左:エレーナ・イシンバエワ、右:アリソン・フェリックス)
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by akirin2274 | 2013-08-10 23:01

NAHAマラソン (磯村)   

12月の始めに沖繩でひらかれるNAHAマラソンの受付が今週月曜日、5日の午前9時に始まった。

NAHAマラソンは、その沿道の応援振りが素晴らしいことで有名。人気の大会である。
私も一昨年に初めて走り、開放的で、友好的な大会の雰囲気に感心したものだった。

昨年も参加しようと、受付が始まって数日後にアクセスしたら、なんと、すでに定員に達していて受付は終了していた。
なんでも、受付開始の翌日にはいっぱいになったらしい。
定員25,000人ですよ。それが翌日にはいっぱい! なんということだ。

で、今年は受付開始の10分後にネットにアクセスを開始した。
ところが・・・まったくつながらない・・・。
ただいま込み合っております、そのままお待ちください、の表示。
他の事務作業をしながら、横目でPCの画面を眺めながらひたすら待つ。
しばらくしてつながる。参加要項の記入をして、カード払いの記入をして、その都度待たされる。
すべての手続きが終わったのは10時過ぎだった。やれやれ。

で、次にホテルの検索。
・・・今度はホテルの空きがない! 残っているのは1泊30,000円もするような豪華ホテルか、1泊1,000円ぐらいのゲストハウスばかり。
あちらこちらを検索して、やっとリーゾナブルなホテルの空きを見つける。
それも大会前泊は残り1室だった。チェック! やれやれ。

飛行機は2ヶ月前の申し込みで・・・大丈夫かな?

今年のNAHAマラソンの受付は、開始日5日の夕方7時過ぎには締め切られたらしい。
たった10時間で定員がいっぱいになるなんて・・・。
マラソン仲間で、やはり受付に間に合わなかった者もいる。
沖繩で一緒に飲めなくて、残念!
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by akirin2274 | 2013-08-08 12:07

岡山県詩人協会総会 (瀬崎)   

年に1度の岡山県詩人協会総会があった。
今年は役員改正の年で、新会長には壷阪輝代氏が就任した。理事会で私が推薦した方であり、よかった。

事務局長は、会長職を引いた高田千尋氏が引き受けてくれることになった。
これも嬉しい。ほっとする。
その代わりに私は副会長ということになった。
もう辞退しかけたのだが、会長が健在なときはなにもしなくていいから、とのことで押し切られた。本当?

総会の後には、今年発行された「2013岡山県詩集」の出版記念会。
つづいて、6人の会員が自作詩を朗読した。
懇親会も和やかに済んで、これで肩の荷が下りた。

新事務局長に、会員名簿、会則、何やかやの細則、何やかやの連絡発送書類のひな形、などを申し送った。
これからしばらくは、全国の各団体に事務局移転の連絡をしなければ。
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by akirin2274 | 2013-08-05 10:20

会社の広報誌 (磯村)   

c0138026_06512.jpg表紙絵を依頼されて描いた会社の広報誌ができあがってきた。
この広報誌は、毎年発行されていて、今年で3号となる。

表紙絵を描くのも3回目となるのだが、いろいろと注文も付く。
会社の全体をとらえた絵にしてほしい、会社が地域のなかで根付いているというイメージの絵にしてほしい・・・。
で、今回は高みから俯瞰した構図とした。

オレンジ色の瓦屋根が会社のトレードマークなのだが、水彩画にはよく栄える。
毎日3000人あまりの人が訪れる会社だが、皆、ホテルのような会社だという。
(噴水のある温室や、高い吹き抜けの喫茶室、2ヶ所の屋上庭園があったりする。)
30数年前から会社建物の改築・増築を引き受けている設計事務所が、元々はホテルの設計を専門としていたところなので、そんな雰囲気が出るのだろう。

明日から会社の至るところに配布され、県内の関連施設はもとより、全国の関係施設にも配布される。
印刷部数は今年も20,000部。
私の絵がそんなに大勢の人に見てもらえるのは、嬉しい。
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by akirin2274 | 2013-08-01 00:07