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今年のまとめ (瀬崎)   

自分の心覚えのような記事です。ご勘弁を。

・個人誌「風都市」27号を発行した:ゲスト=杉本真維子氏
・詩誌「どぅるかまら」を2回発行した
・詩誌「第三次 ERA」に引き続き参加した

・日本現代詩人会理事を引き続きおこなった(西日本ゼミナール および ホームページ担当)
・岡山県詩人協会の副会長を引き続きおこなった
・中四国詩人会理事を引き続きおこなった

・日本詩人クラブ新人賞の選考委員を務めた
・岡山県文学選奨の総合審査員を務めた

・「びーぐる」詩集評を昨年から2年間おこなった(季刊)

・詩誌「すぴんくす」に佐伯多美子詩集「へびねこト餓鬼ト」の書評を書いた
・ブログ「瀬崎祐の本棚」に詩集、詩誌の感想を書き続けた

・詩作品の発表
 「襤褸」 詩誌「交野が原」
 「砂時計」 詩誌「ERA」
 「渦巻きカフェにて」 詩誌「詩の練習」
 「あの子の底」 詩誌「別冊 詩の発見」
 「回転する世界について」 詩誌「どぅるかまら」
 「下向」 詩誌「交野が原」
 「水の時間・炎」および「幸せピンポン」 詩誌「風都市」
 「うずくまる人」 詩誌「ERA 」
 「風の時間」 詩誌「詩と思想」
 「悲しみ納豆」 詩誌「びーぐる」
 「写像」 詩誌「どぅるかまら」
 「とげ姿カフェにて」 詩誌「詩の練習」

・アンソロジーへの参加
 「陰花」 中四国詩人会「中四国詩集」
 「行列」「片時雨」「砂塔」「水の溜まり」「射手座の夜」 現代詩研究会・四土の会「四土詩集Ⅴ」
 「あの子の底」 日本詩人クラブ「日本詩人クラブ選詩集」
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by akirin2274 | 2014-12-29 21:30

会社に飾る絵 (磯村)   

c0138026_22305354.jpg磯村の勤務する会社は従業員が約3000人で5つの建物からなっている。1日に会社を訪れる人が約3000人。
外部の方が通る通路のあちらこちらには絵がかけてあるのだが、それらは皆、大原美術館に収蔵されている名画の複製品。
わが社も大原美術館も理事長は同じ大原さんなので、これは当然か。

磯村が会社の案内パンフレットの表紙絵を頼まれて毎年描いていることは、以前にもここで書いたことがある。
ボランティア基金のポスターも描いた。
で、これらは会社の出入り口やロビー、売店などの傍らのスタンドに置かれたり貼られたりしているので、これらの絵はしょっちゅう目にする。

時折りは会社内の部署から絵を所望されることもある。
以前には副社長から、とても不安がつのっている人が待機する部屋にかける絵が欲しいと言われた。
ベッドの上で身動きができない状態で時間を過ごす場所である。
で、気持ちが落ち着く絵、ということで淡い色調の静物画2点をかけてもらうことにした。

今回は別の部署の部長から、ある事情で5日間ほど一部屋で過ごさなければならない人たちのために絵が欲しい、と頼まれた。
ある特別な理由から、一度その部屋に持ち込んだ物品は二度と部屋外に持ち出すことができない。なので、こんなお願いはとても心苦しいのですが、と。

いえいえ、好きで描いているだけの絵ですから、そんな私の絵が少しでもお役に立つのでしたら、と喜んで提供することにした。
その用途の部屋は二部屋あるので、今回も2点を選ぶことにした。
さて、どれがいいだろう?
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by akirin2274 | 2014-12-27 22:30

「びーぐる」第25号 (瀬崎)   

c0138026_20443911.jpg秋に出ていた詩誌「びーぐる」のことを書いておこう。
大阪で季刊で発行されているこの詩誌は、創刊されてから足かけ7年ぐらいになっているはず。

今号は作品特集として「短い詩」を組んでいる。
1頁17行以内の作品を、ということで、65人の作品が載っている。

これは非常に面白い試み。各自が工夫を凝らして”短い詩”を書いている。
読む方としても、あまり身構えずにそれぞれの作品に対峙することができる。
顔ぶれも多彩。谷川俊太郎や野村貴和夫、福間健二、文月悠光らがどんな詩を差し出してきたかと、好きな頁から拾い読みをした。

やはり好みというのはあるもの。
池田順子「満ちてくる」のかすかな不思議への違和感や、犬飼愛生「たね」のあっけらかんとした光に魅せられる。
小島数子「夏の日の想い」、須永紀子「S丘陵」の意味が透けるようなわからなさも好いし、林美佐子「たてがみの部屋」の目眩を誘う物語もクセになる。

福間健二「抗議」は9行の作品だが、繰り出された言葉がどこまでも拡がっていく様には圧倒された。

瀬崎は「哀しみ納豆」を発表した。
(タイトルは「幸せピンポン」に通じているようだが、ナカモト君はあらわれません。)

それに、2年間担当した「詩集評」は今号で依頼分を終了した。
何年か前に「詩と思想」で詩集評を担当したことがあったが、その頃とは詩集の読み方が変わってきていることには、自分でも驚いた。
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by akirin2274 | 2014-12-23 20:44

「難波田史男展」 (磯村)   

c0138026_2262785.jpg抽象洋画家・難波田龍起の次男である難波田史男は、32歳という若さで亡くなったこともあって、それほど知られた存在ではない。
しかし、彼のペンによる線描に水彩の絵は好きだった。

彼の絵を見る機会はほとんどない。それが残念だった。
数年前に岡山で2点の水彩画を見る機会があったが、それはそれは魅了されたものだった。

美術展のチェックをしていると、えっ、難波田史男展! 250点を展示! えっ、嘘ではないだろうか!
予定をやりくりして、小雨交じりの寒い日に用賀の世田谷美術館へ。

25歳ぐらいまでの作品では、とにかく画面をこれでもかと線描が埋めつくしている。
描かれる世界には陰も奥行きもなく、すべてがさらけ出されている。
線描が騒々しいほどなのだが、これはこれですごいものだった。
彼は部屋に閉じこもり毎日描いていたとのこと。

一番好かったのは1967年の薄い青を基調とした作品の頃。
線描は抑制と放埒が危ういバランスを取っていて、沈んだ、しかし淡い着彩に滲みを見せている。
どこまでも虚構世界がひろがっていく。好いなあ。憧れる。
どうせ描くなら、こういう水彩画を描かなくては。

この時期を過ぎると、彼の絵の着彩は濁り始め、閉塞感が強くなってくる。
精神的にもかなり危うい時期があったようだ。

しかし、1973年になると、再び絵は広がりを見せ始めていた。
亡くなったのはその翌年。兄との旅行中の事故死だった。次の個展の準備もしている最中だったようだ。

もちろんカタログも購入してきた。A5版のハードカバー、上製本。
しかし図版が小さいなあ。ソフトカバーの並製でいいから判型をもっと大きくして欲しかったぞ
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by akirin2274 | 2014-12-21 22:06

「詩と思想」詩誌評で (瀬崎)    

今年の「詩と思想」詩誌評は石川厚志氏が担当されている。
その詩誌評の12月号は「痛みのあるもの」と題していて、瀬崎の個人誌「風都市」27号の「水の時間・炎」も取りあげてくれている。

「再生のために、今までの自らを打ち消していくことの、その痛みが語られている。」「野焼きと自らを焼くことを重ね合わせた感性の鋭い作品である。」とまで言っていただくと、ただただ恐縮するほかはない。
感謝である。

この「風都市」27号には自分の作品としては、このほかに「幸せピンポン」も載せている。
載せた感じとしては、どちらかといえば、「幸せピンポン」が主菜でこの「炎・水の時間」は前菜のつもりだった。
(もちろんゲストの杉本真維子氏の作品「一センチ」は特別品である。)

しかし、「現代詩手帖」詩誌評で榎本櫻湖氏が取りあげてくれたのも、「幸せピンポン」ではなくて、この「炎・水の時間」だった。
なぜだろう?

自分の作品のことなど、作者には何も判っていないのだな、きっと。
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by akirin2274 | 2014-12-12 23:16

シンガポール・マラソン (磯村)   

c0138026_2150451.jpg赤道直下の国から寒い日本に帰ってきた。風が冷たい。

シンガポールは、それこそ40年近く前に仕事で行ったことがあるだけ。
今は雨期で、温度は最低気温26度、最高気温35度と高いが、それ以上に不快なのは高湿度。90%以上で、毎日スコールのような激しい雨が突然やってくる。

さて初めて参加したシンガポール・マラソン。
もっと小規模の大会かと思ったら、国を挙げての一大イベントだった。
フル、ハーフの参加者はそれぞれ1万人から2万人。10kmコースの参加者を合わせると6万人が走るという。

今回は暑さでの消耗を考慮して、軟弱にハーフ・マラソンへの参加。
制限時間は4時間とゆっくり目だが、いくら何でも1km7分では走れるだろう。
ということで、目標は2時間30分と自分に甘い甘い設定。

一大観光地のセントーサ島(ここは普段は入島料がいる)からスタートする。
島の中には動物園があり、ユニバーサル・スタジオがあり、そこをめぐって走る。
ピノキオが応援してくれたり、クレオパトラやマリリン・モンローも応援してくれる。

9kmほど走ってセントーサ島を出て、そこからはハイウェイを往復してくる。
シンガポールはとにかく風が吹かない。体感温度はさらに上昇している。
ジョギング・パンツの裾から汗が滴り落ちている。

やがて有名なマリーナ・ベイ・ホテルが見え始めて、残り5kmぐらいからはマリーナ地区からシティ地区へと戻ってくる。
ゴール近くは大混雑。シティ・ホール前に2時間25分で戻ってきた。
体力は消耗したが、足はあまり使っていないので、あとは観光に精を出してきた。

淡路島ぐらいの面積に多民族国家らしく、マレー系、インド系、アラブ系、中国系などの街並みが混在している。
水彩スケッチするにも絵になる風景が多すぎて困るほど。
マラソンとスケッチと、好い旅行だった。
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by akirin2274 | 2014-12-09 21:50

トレッドミル (磯村)    

会社が法人契約をしている3カ所のスポーツ・ジムがある。
最近のように寒くなると、軟弱にジムのトレッドミル(いわゆるランニング・マシーンのこと)で走っている。
寒風も吹かず、快適なのだが、欠点は退屈なこと。

家から近いAジムのトレッドミルには1台ごとに液晶テレビがついている。
イアホンを持参すれば、テレビを観ながらジョギングが出来る。
で、もっぱらAジムに通っていた。

出先の都合でBジムにいく機会があった。
あれ、マシーンが変わっているぞ。

以前のマシーンの液晶画面に出るのは、走る速さやベルトの傾斜などの設定、走行距離、経過時間、消費カロリーの表示、などだった。
ところが新しいマシーンにはテレビがついているのはもちろん、ジョギングに合わせて風景が動くモードがついている。
こりゃ、面白そう。

早速、6つほどのコースの中から湖畔コースを選んで走ってみる。
どこか外国の観光地のようで、歩いている人たちを抜いて、きれいな風景が流れていく。
これは楽しい。

物珍しさもあって、快調にジョギングができる。
ところがプログラムは40分で終わってしまい、そこからはまた同じ風景のなかを走ることになってしまった。
私は大体1時間ぐらいは走るので、20分間は同じ風景になってしまった。
あれ、また同じタンクトップのお姉さんを追い抜いてしまったなあ。

さあ、この調子で明日出発するシンガポール・マラソンも楽しく走ってくるぞ。
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by akirin2274 | 2014-12-04 15:14

「どぅるかまら」作品持ち寄り会 (瀬崎)   

「どぅるかまら」も創刊して足かけ8年となった。
17号掲載予定作品の持ち寄り会を倉敷でおこなった。

現在、体調不良のために休会中の方が一人いらっしゃって、活動中の同人は19名である。
そのなかの14人が作品を持参して集まった。

個々の作品に皆で好き勝手な感想を言い合う。
作者はそれを参考にして推敲をするのもよし、そんな意見は的外れだと無視するのもよし、これがなかなかに面白い。
作者はこんなことを考えてこの作品を書いたのか、と気づかされることも多い。
それでもやはり、ここはこうなのじゃないですか?

個人的には、今回はタケイ・リエ氏、藤原綾乃氏の作品がとても好かった。

創刊メンバーの一人、郡宏暢氏は仕事の関係で長く休会状態だったが、今号から復帰してもらえることになった。
若々しい感性でぐいぐいと作品を書いて欲しい。期待、である。

終了後は駅前の居酒屋に11人が流れる。
あとから考えると、一体何をあんなに盛り上がって話していたのだろうと訝しくなる。
酔った詩人の集まりなんてそんなものか。

しかし今日は、創刊以来、作品持ち寄り会にも詩誌発行後の合評会にも一度も欠席することのなかった重要メンバーがお一人欠席だった。
今号には作品も欠稿するとのこと。
こんな事態は想定していなかった。大丈夫だろうか、心配である。
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by akirin2274 | 2014-12-02 21:36