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二月は逃げる (瀬崎)   

あっという間に2月は残り1日になってしまった。

詩誌「ERA」の締め切りは明日。
今回も張り切って「腐海」と題した作品を書き上げた。
腐海は、クリミア半島近くに実際にある海の名前。海とも呼べないほどの浅い海である。
その海に、ある植物を絡ませた。この植物の形態は想像上のものである。
さて、腐海には何が見えてくるか・・・。

もう一つ、山田兼士氏から寄稿依頼されている「別冊・詩の発見」の締め切りも明日。
こちらには「岬まで」を書き上げつつある。
最近試みている感情で成立させようとしているもの。
昨日でほぼ完成稿になったのだが、もう1日ねかせてさらに上手く熟成がすすまないだろうか。

来週末にはH氏賞の最終選考会がある。
11冊の候補詩集は繰り返し検討した。
他の選考委員に方々に、私が推薦する理由、推薦しない理由を説明できるようにしておかなければならない。
そういえば、中原中也賞、日本詩人クラブ新人賞が相次いで決まったが、どちらもH氏賞の候補詩集だった。

え~と、そのあとは、と。
3月半ばに日本現代詩人会の西日本ゼミナールがあって、東京での理事会の後に福岡へ飛行機で移動する予定を立てた。

4月末が「詩の練習」大岡信特集号への寄稿依頼の締め切り。
5月には日本詩人クラブ山梨大会での対談をして、その月末が「どぅるかまら」18号の原稿持ちより会。
個人誌「風都市」の次号への作品依頼も、そろそろどなたかにしなければ・・・。
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by akirin2274 | 2015-02-27 13:23

「さらば、愛の言葉よ」 (瀬崎)   

c0138026_2135338.jpgヌーベルバーグの巨匠と言われたJ・L・ゴダール監督。
私も(ご多分に漏れず)学生のころに傾倒した。「気狂いピエロ」は今でも満点評価の作品である。
そのゴダールの最新作が「さらば、愛の言葉よ」。なんと3D。

1時間あまりの短い映画なのだが、気を張って観たのでぐったりと疲れた。

どうやら2組の男女が出ているらしい (らしい、と書くのも、この2組の見分けもよくつかないのだ 苦笑 わざとそうしている?)
暴力的な夫から逃れた女と、気ままな独身男のカップル。これが2組?

ゴダール自身による概要では・・・
「ある人妻と自由な男が出会う。二人は愛し合い、口論し、拳がふるわれる。一匹の犬が街と田舎を彷徨う。季節がめぐり、二人は再会する。」

映画は同じような映像が2回くり返されたりする。
しかし、登場している役者は別の人物なのだ。ゴダールよ、君は何が言いたいんだ?(苦笑)
1回観ただけでは物語の概要も掴めやしない。ぶつぶつ。

しかし、相変わらず色彩は鮮やかで、画面は美しい。
どの画面を切りとっても絵になっている。すばらしい。

犬が彷徨う場面が随所に挟み込まれるが、この犬が登場人物達と一緒に映ることはない。
ゴダール自身が飼い犬の散歩様子を撮り溜めていて、それを物語の間に挟み込んだらしい。
お得意のコラージュだったのか。

さらに3D。ゴダールのことだから、3Dを普通に使うわけがない。
彼はかっては「勝手にしやがれ」で映画の既成概念を壊すようにして映画を撮った。
今度は3Dの既成概念を壊すような使い方をしている。

普通は、3Dでは画面を立体に見せるために左右の画像を奥行きに合わせてずらせてみせる。
ところがゴダールは、左右の目に違う画像を見せようとしているようなのだ。

両目で見ていると、いきなり訳の分からない重なった画像が見える部分があった。なんだ、これは?
自分の目がおかしくなったのかと、片目を閉じたら、どうも左右では違う画像をみせようとしているらしい。なんだ、これは?
偏光眼鏡でこんな風に映像を見せるのか。
そうならそうと、はじめに断ってくれよ(汗)。

1回観ただけでは納得できずに、どうしてももう一度観たくなる映画。
しかし、DVDにしたときにあの3D映像はどうするのだろう? 果たしてDVDにできるのだろうか? 心配。
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by akirin2274 | 2015-02-20 21:27

京都マラソン (磯村)   

c0138026_1315440.jpg今年は京都マラソンの抽選に当たっていました。
ところが、京都に住む息子のお嫁さんがこっそりと申し込んでいたペア・マラソンにも当選してしまいました。
もちろん、息子との思い出を作ろうと、フル・マラソンはキャンセルしてペア・マラソンに出場しました。

第1走者は前半の27.6kmをはしり、たすきを受けとった第2走者が残りの14.6kmを走ります。

息子はこの日に備えてジョギングを始めていました。
聞いてみると、週に3回ほどは10kmを走っていたとのこと。
だいたいはキロ6分ぐらいでは走れている様子。それなら充分だなあ。

わいわいと皆で夕食を済ませて、妻と一緒に息子のマンションへ泊まります。
さて明日の準備を・・・ ・・・! えっ、靴がないっ!
なんと、一番肝心の靴を忘れてきていました!

どうしよう? こんな時間では靴を買ってくることもできません。
相談の結果、息子が1足だけ持っているジョギング・シューズを二人で使うことにしました。
つまり、たすきだけではなく、中継点で靴もリレーします(笑)。
幸い靴の大きさは大丈夫でした。

当日、車で途中まで送ってもらい、西京極運動公園へ。
16000人が走りますが、息子のお嫁さんが遠慮して完走予想タイムを書いたので、スタート・ブロックは最後尾のKグループでした(汗)。
で、スータート・ラインをこえたのは号砲が鳴ってから10分以上後でした。

大渋滞です。そして、私のようなのんびりランナーにとっても、周りはやはり遅すぎます。
抜きたくてもなかなか抜けません。必死で人混みを縫うようにして走ります。
3時間ぐらいでたすきを渡すからな、と息子には言ってあったのです・・・。

コースは、まず松尾橋に出て桂川に沿って上がります。
嵐山の渡月橋を見て、そこからは広沢の池よこの一条山越えをして(ここの上りがかなり辛い)、仁和寺、竜安寺前を通ります。
西大路、北大路を走って上賀茂神社まで。そこからは鴨川に沿って下り、北山通りを往復してから植物園に入り、中継点に着きます。

心配していた気温は5度ぐらいでまずまずでしたが、途中で小雨となり身体は冷えました。
風がなかったのが幸いでした。

5kmを32分から33分で走って、なんとか口約の3時間で中継点にたどり着きました。
妻、孫を抱いたお嫁さんが迎えてくれて、息子にたすきをつなぎました。
もちろんそこで靴も脱いで、息子がそれを履きます。
リレー誘導の係員が呆れて推移を見守っていました(笑)。

息子は、銀閣寺道、市役所前、京大病院横を走り、ゴールの平安神宮へ。
残りの距離をキロ5分を割る速さで走り、思った以上によく頑張ったなあと感心しました。

アクシデントもあった京都マラソン・ペアの部でしたが、いい思い出ができました。
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by akirin2274 | 2015-02-16 13:15

ジュール・パスキン展 (磯村)   

c0138026_16271553.jpg汐留ミュージアムの「パスキン展」へ。
パスキンは20世紀はじめのエコール・ド・パリ全盛の時に活躍した画家。

早くから挿し絵で名が知られていて、素描家としての評価は高かったとのこと。
20歳代前半のころのインクと水彩による小品も展示されていたが、これは洒脱で色彩も跳ぶような軽やかさであった。
カフェのコースターか何かに描いたような、「酔ったナポレオン」は素晴らしかった。

油彩は30歳ごろから本格的に描いたようだ。
彼の絵は、儚げな線描と、淡く滲むような(油彩だから、水彩とは異なって実際に滲むはずはないのだが)色彩が特徴であり、描かれているものは現実のものではないような雰囲気をもっている。

圧倒的に少女を描いた作品が多い。
「少女-幼い踊り子」「二人の座る少女」など有名な作品はよく写真でも見るが、実際の絵を見ると、その絵の震えのようなものがよく判った。
写真集や絵はがきでは絶対に判らない実物のもつ肌触りがあった。

”真珠母色”と呼ばれる一連の作品は、まるで水彩画のような薄塗りで色が解け合っている。
「ジメットとミレイユ」「テーブルのリシューの肖像」など、繊細な筆のタッチが伝わってくる。
ジャズ・ピアノで言えば、ブラッド・メルドーのおそるおそる音に触れているといった繊細さだ。

1点、「ミレイユ」というパステル画があった。
この絵の色彩のバランスにも惹かれた。靄にかすむような、それでいてしっかりとした存在感があった。

本物を見てしまうと画集なんか買う気にもならないな、と思ってしまった。
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by akirin2274 | 2015-02-13 16:27

選考委員会 (瀬崎)   

先週末の東京はとても寒かった。
早稲田で日本現代詩人会の定例の理事会。

それに引き続いて、H氏賞、現代詩人賞の会員からの投票用紙の集計をおこなう。
何度も投票用紙を確認して、それぞれの投票上位8冊ずつが候補詩集として決定された。

そのあとは、H氏賞、現代詩人賞の第1回の選考委員会となる。
それぞれの選考委員7人が2部屋に分かれて以後の検討をおこなった。
私はH氏賞の選考委員として検討に加わる。
選考委員長を互選で決め、各委員が投票では選ばれなかった詩集を推薦し、討議の結果3冊を追加候補とした。
これで1回目の選考委員会は終了。

H氏賞の候補詩集は11冊となったわけだが、ブログ「瀬崎祐の本棚」に感想を書いたものばかりだった。
ということは、どの詩集にもそれぞれに惹かれたところがあったということになる。
1ヶ月後の最終選考に向けて、もう一度読み込んでおかなければ・・・。

打ち上げが近くのイタリア料理のファミリー・レストランであり、久しぶりに苗村吉昭氏と歓談する。
私が再び詩を書くきっかけになった同人誌「堕天使」のメンバーだった小林稔氏とも、5年ぶりぐらいにお会いした。

日本酒が飲みたいという高階杞一氏と、焼酎が飲みたいという八木幹夫氏に誘われて(どちらもレストランには無かった)、7人で居酒屋へ移動。
他の顔ぶれは杉本真維子氏、北川朱実氏、廿楽順治氏、金井雄二氏。
最近はよく一緒に飲む方々で、遅くまで楽しいひとときを過ごした。
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by akirin2274 | 2015-02-11 11:18

「風都市」28号 (瀬崎)   

c0138026_2332013.jpg半年ぶりに個人誌「風都市」28号を発行した。

今号の寄稿は、昨年の詩集「岬ミサ曲」が印象的だった森山恵氏にお願いしていた。
ちょうど大晦日に「道、歩く人」が届いた。
スペインの村が舞台となっており、不思議な光を感じる作品だった。感謝。

自分の作品としては、「揺れる」、「ミカサ屋」を用意した。
「揺れる」は可能な限り言葉を制限して、読み手との対峙を謀った作品。
「ミカサ屋」は余計なお世話になるほど説明をして、読み手を迷路に引きずりこもうとした作品。
さて、森山氏の作品と上手くぶつかり合ってくれるか?

森山氏の校正チェックをもらい、印刷に入り、200部を作成した。
数回に分けて今日、最終の発送を終えた。
最初に送った方々からはぼちぼちと感想が寄せられている。ありがたいことだ。

森山氏にはとりあえず10部を進呈したのだが、「素敵なので嬉しくなって、もう少し送りたくなりました!」と嬉しい手紙をいただく。
早速、追加印刷!

こうして、私が勝手な理由で一方的に好きな詩人に寄稿を依頼して、作品をいただいて、気ままに個人誌を発行している。
なんて贅沢なことだ!
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by akirin2274 | 2015-02-06 23:04

丸亀ハーフ・マラソン (磯村)   

c0138026_22405778.jpg今日は丸亀ハーフマラソン。
冷え込むかなあ、と心配していた割にはそれほどでもなく、気温は6度ぐらい。風も弱く、これなら身体に優しい天候。

毎年、その年の体調をチェックするこの大会は、陸連公認のコースであり、自分なりにかなり気合いを入れて走る。
しかし、昨年は1月後半からの風邪の病み上がりでよろよろの、やっと完走、だった。
今年は万全の体調だぞ(笑)。

といっても身体が若返るわけはなく、体力が維持できていれば上々というところ。
で、目標はキロ6分で最後まで押したい。少し色を付けて2時間5分が目標(もう、2時間切りを狙えなくなっていることが寂しい 涙)。

で、前半の10kmが58分、後半の10kmも58分と、イーブンで走れた。
2時間を切るには、おまけに付いている1.1kmを走る貯金が4分しかない。これはどう考えても無理。

で、ゴールタイムは2時間2分。
2年前の記録が2時間3分だったことを考えれば、その間の加齢にもかかわらず、まあ、よくやったのではないの、と自己満足。

ちなみに今日の男子優勝から上位6位まではずべてアフリカ勢だった。
(この大会は単純な折り返しコースなので、全選手とすれ違う)
日本人トップは菊池選手。2位は双子の設楽兄弟のどちらか(兄弟のもうひとりは後の方)、1秒差での3位は箱根駅伝の新・山の神の神野大地だった。
女子の上位は知らない人ばかりだった。
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by akirin2274 | 2015-02-01 22:41