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岡山県文学選奨 (瀬崎)   

今年の岡山県文学選奨の表彰式が県庁であった。
長編小説から俳句・川柳までの9部門での公募がおこなわれるこの賞は、今年で50年目となる。
行政がおこなう文学関係の賞としては、これだけの歴史を持つものは珍しいのではないだろうか。

それぞれの部門の入選者、また入選作がなかった部門では佳作第1席者に、県知事から表彰状が渡された。
県知事の祝辞につづく審査講評は、今年はもう1名の総合審査の方が担当だったので、瀬崎はのんびりと会に出席していた。

今年の現代詩部門の選者は壺坂輝代氏、森崎昭生氏の2名で、入選者はかなりご高齢の方だった。
30年ぐらい独りで詩を書いてきていて、どこの詩誌にも属していないとのこと。
それもあってか、平易な書き方で感情が素直に表現されていた。

驚いたことに、短歌部門の入選者は故・三沢浩二氏の奥様だった。
私が岡山で詩を書き始めて最初にお世話になったのは三沢氏だったし、岡山県詩人協会に入ったのも三沢氏の勧めによるところが大きい。

表彰式の後の懇親会は、各部門の受賞者と選者が交流を楽しむという形式で、和やかなものだった。
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by akirin2274 | 2015-11-30 22:05

「ERA」合評会 (瀬崎)   

c0138026_2249490.jpg「ERA」の合評会が、駒場際で賑わっている東大駒場でおこなわれた。
14人の出席者は、若者でごった返しているダンス・ステージや模擬店の間を縫って、会議室へたどりついた。

今回も個々の作品について厳しい意見、感想が交わされた。

拙作「密命」についても、たくさんの貴重な意見をもらった。
なかでも尾世川正明氏、吉野玲子氏にもらった意見にはなるほどと思わされた。
河を渉ることによってはじめて見えてきた光景が、新しいフィクションとなっているか、それとも単なる抒情で終わってしまっているか、そのあたりが一番の問題点だろう。

他の方の作品では、藤井雅人氏、田中真由美氏、田村雅之氏、川中子義勝氏の作品がこれまでとはひと味違ってきていると感じられた。

5時間にわたっての合評会の後は、神泉近くの魚料理店へ。

さらに5人で近くのお洒落なショット・バーへ。

「ERA」も創刊から足かけ13年が経ち、新しく加わる方もいれば去っていく方もある。
とても居心地のよい詩誌なのだが、それゆえにこそ、大きく曲がるべき地点にさしかかっているのかもしれない。
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by akirin2274 | 2015-11-26 22:36

東京休日 (磯村)   

東京での2つの用事にはさまれた1日。さて、何をしよう?

簡単な朝食を取ったあと、まずはジョギングへ。
覚悟してたほどには寒くなく、半袖シャツに短パンで出かけようとしたら、ホテルのロビーでコート姿のおばさんに、あら、元気ねえ、と言われてしまった。

半蔵門のホテルから、永田町の国会議事堂の裏を走る。さすがにこのあたりは警官だらけ。
桜田通りへ出て南へ下がり、芝公園横の赤羽橋まで。
ここから少し戻って東京タワーの下を抜けて、今度は日比谷通りを北へ。
日比谷公園横を通り、いつもの皇居周回コースへ戻り、反時計回りに半蔵門へ戻った。11kmあまりののんびりジョグだった。

入浴して汗を流して、今度は水彩スケッチ。
近くのイギリス大使館を正門越しに描く。使った水彩セットの色がこれまでの慣れ親しんだセットとは一部違うところがあり、彩色の感じも違った。

さて、散歩をしてみようかと、新宿通を西へぶらぶらと四谷まで歩く。
実は、駅前から見える上智大学の教会を描いてみようかと思っていたのだが、実際に見てみると、あまり食指が動かず、スケッチはパス。

ではと、中央線に沿って市ヶ谷まで歩き、そこでインドカレーとナンの昼食を取る。

ここからは地下鉄で護国寺へ出て、評判になっている「春画展」をやっている永青文庫へ。
平日だというのにすごい人であった。それも女性が多かったのはやや意外だった。
2時間ほどの鑑賞だったが、まあ、こんなものか、といった程度の感想だった。
それにしても、鈴木春信や、喜多川歌麿、菱川師宣、葛飾北斎など、浮世絵のそうそうたる人たちが春画を描いていたことには驚いた。
なんと、円山応挙の作品まであった。

このあとは夕方の渋谷へ出たのだった。
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by akirin2274 | 2015-11-22 23:20

倉敷ジャズ・ストリート (瀬崎)   

c0138026_0135841.jpg先週末は、倉敷美観地区での倉敷ジャズ・ストリートもあったのだった。

これは週末の2日間、昼過ぎから夜までいろいろなバンドが15カ所でジャズ演奏をするというイベント。
1ステージは約40分間。終わると、バンドは次の会場へ移動し、聴衆も次の好きな会場へ。前売り券を購入しておけば、どの会場でも自由に聞くことができる。
今回は土曜日だけ行ってきた。

まず林源十郎商店の3階でのクインテット。これはpはお気に入りの演奏だったのだが、tpがもう一つだったのが残念。

次に本栄寺の本堂でのasとtpの2管フロントのグループを聴く。去年までに比べて今年は人手が多い。どの会場も聴衆でいっぱいだった。

旧街道の少し外れにあるはしまやへ。ここでは神戸から来ていた平均20歳の若者5人の演奏を聴く。かなりアグレッシブでぐいぐいと迫るものがあり、それでいて基本もしっかりしていて、今回の一押しバンドだった。

次に大原美術館裏の日本庭園に建つ新渓園へ。ここは娘の結婚式をしたところ。ここでのバンドでは小学6年生の女の子がtpを吹いた。日野晄正が可愛がっている子。なかなかのアドリブも吹いていた。

倉敷物語館でのオーソドックスな演奏を聴いてから、最後はいつものアヴェニューへ。
さすがにここは超満員だったが、ビールを飲みながらピアノ・トリオを聴いた。

こうして、次はどこへ聴きに行こうかなと、倉敷川沿いや旧街道をめぐるのも、楽しいひとときだった。
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by akirin2274 | 2015-11-15 00:14

岡山マラソン (磯村)   

c0138026_14452935.jpg第1回の岡山マラソンが開催された。

フル・マラソンの部は15,000人の参加で、会場の岡山運動公園はランナーでごったがえし。
6時間の制限時間内には帰ってこられるだろうと、仙人のような心意気で走り始める。

最初の1キロは7分を少し切るぐらい。あの混雑を考えれば頑張っている。
スタート前の混雑でトイレを済ませることができなかったので、8km地点でトイレへ。ここで3分ぐらいのロス。

この遅れを取り戻そうと、キロ6分半にあげて、10km地点は計算通りの1時間10分だった。
このまま最後までいければ5時間切りなのだがなあ。

よく知っている駅前や市役所前などの市街地を抜けると、コースは南へ。
エイドでは水分やバナナの他に、岡山名物のきびだんごやお饅頭も置いてあり、美味しくいただく。
ペースもそれほど落ちることもなく30km地点が3時間31分。立派。

岡南大橋を越えての31kmに噂のラーメン・エイド。コース横の公園で、なんとミニ小豆島ラーメンを振る舞ってくれる。
できていたかなりの行列に並んでラーメンを食べる。
疲れた身体に味噌味の塩分が心地よい。

ここからはきれいな風景の旭川の堤防道を北へ戻る。
しかし、疲れもたまってきてペースは一気にキロ8分にダウン。

40km地点ではすでに4時間50分を超えてしまっていた。
まあ、ラーメン休憩もあったから仕方がないか。
よれよれになって運動公園にゴールして、タイムは5時間9分だった。

そこで応援に来ていた元同僚に声をかけられた。
しまった、もう少し余裕を見せた表情でゴールすればよかった・・・。
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by akirin2274 | 2015-11-09 14:46

絵の具をなくした! (磯村)   

毎年、県のある業界誌の表紙絵を依頼されている。
題材は、岡山県内の風景画。制約は、縦長の図版であること。

ということで、岡山大学の津島キャンパスにスケッチに出かけてみた。
歴史のある大学構内には趣のある建物が残っていることが多い。
で、旧事務庁舎という木造のきれいな建物を見つけてスケッチをしてきた。
これでよし。

ところが帰宅してみると、あれ?絵の具セットがない? 
どこかへ落としてきた?

何気なしに独学のスケッチを始めたのは50歳ぐらいの時だった。
旅先に携帯できるようにと、そのときに購入したのがWinser&Newton Artistのセットだった。
12色のハーフパンのメタル容器入りで、大きさは今のiPhone寄りも小さい。

これに小さな筆を携帯して、15年あまり、出張や海外マラソンの旅先で描いてきた。
(ホームページやフェイスブックに載せている絵も、ほとんどはこの絵の具で描いたものだった)

愛着はあったが、仕方がない。
さて、ネットで携帯セットを探してみるが、さすがに同じ製品はもう販売していないようだ。
Artistも、今はProfessionalと名称を変えているようだ。

なるべく小さくて軽いセットが欲しいのだが、どれにしよう?
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by akirin2274 | 2015-11-07 00:21

「今年の収穫2015」 (瀬崎)   

毎年、「現代詩手帖」12月号は年鑑特集号となり、その年の総括記事が載る。

その中の一つに「今年の収穫」というアンケート記事がある。
依頼を受けた約100人が3つの設問に答えるというもの。
1.今年印象的だった詩集5冊、2.今年印象的だった詩作品5作、3.その他のジャンルで印象的だったもの。

以前は選べる詩集や詩作品はそれぞれ10冊、10作品だったので、まだ幾分かの余裕があった。
しかし、5、6年前からそれが5冊、5作品となってしまった。これは厳しい。

実は毎年このアンケート依頼が来るので、これはと思う詩集や同人誌は本棚の所定の場所に分けて置いている。
そこに置かれた詩集も10冊あまりある。この中からどれを選ぶ?

なんとか5冊の詩集を選び、詩5作品を選んだ(一部で禁断の封じ手を使ってしまったが)。

その他のジャンルでは、詩論集、展覧会、映画からそれぞれ一つずつ選んだ。
展覧会は「鴨居玲展 踊り候え」、映画はラース・フォン・トリアー監督の「ニンフォマニアックVol.1/Vol.2」である。

さて、他の皆さんはどんな詩集、どんな作品を選んでいるだろう。
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by akirin2274 | 2015-11-03 10:40

岡山県文学選奨 (瀬崎)   

岡山県がおこなっている文学選奨の最終選考審査会があった。

長編小説、短編小説、随筆、詩、短歌、俳句、川柳、児童文学の8部門で募集がされていた。
各部門に2名ずつの審査員がいて、入選や佳作を決める。
今回の会は、それらの各部門の審査報告を受けて、最終的に承認するか否かを決めるもの。

瀬崎は2名の総合審査員の1人として、それらを統括してまとめる役目。
各部門からの報告に意見も出たのだが、いずれも承認された。

いくつかの問題点も協議された。
小説などで応募規定の長さを超過した場合に無効となるのは当然だが、規定枚数の半分にも満たない作品の応募が少なからずあるのはどうしたものか。
あるいは、短詩系分野では10首、10句での応募となっているのだが、その作品順番の入れ替えの示唆を審査員がおこなうか否か。
あるいは、文語作品での明らかな文法上の誤りをどうするか。

とにかく応募された形態を最終形として評価するという原則を貫くことで意見の一致をみた。

この賞も今回が40回目という歴史を持っているが、以前には応募者を育てようということで、入選作などに審査員からの助言が出たりしていたことあったとのこと。
そういったことは審査概評に盛り込んでいくこととした。

これで行事が一つ終了した。
来月には県庁で表彰式がおこなわれる。
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by akirin2274 | 2015-11-01 10:31