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続・詩集の構想 (瀬崎)   

詩集を出そうかと考えていることを先日書いた。

そしてその後、詩集に収める候補作品25編を選んだ。
(詩集全体の構想から、自分で”訪問販売人シリーズ”と名付けている作品群はすべて外した。これは別の機会にまとめることがあるかも知れない。)

ここ数年は、理性的に構築した散文詩と感覚的に構築した行分け詩で、なんとか自分の内側のバランスを取ってきた。
そこで詩集としても、その両者が渾然としてひとつの世界を作り上げることを意図して、両者をシャッフルして並べる構想とした。

詩集タイトルは「片耳の、芒」ではどうだろうかと考えている。
これは今年1月に発行した「どぅるかまら」19号に発表した作品のタイトルでもある。

というあたりまで煮詰めて、これまでの詩集でもお世話になっている思潮社に原稿を送った。
さて、どんな風に今後をまとめていくか。

装幀は、これまでの3冊と同じような感じにするか、それともいっそソフトカバーにしてみるか。
このあたりのことは悩むのも楽しい。
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by akirin2274 | 2016-03-28 17:34

「別冊 詩の発見」 (瀬崎)   

c0138026_22255265.jpg 山田兼士氏から「別冊 詩の発見」15号が届いた。

 これは氏が教えている大阪芸術大学文芸学科現代詩研究室が毎年学生の卒業に合わせて発行している詩誌。
 今号には39編の寄稿詩の他に、山田兼士の「詩集カタログ2015」、6人の学生の詩集レビュー、4人の詩を載せている。148頁の立派なもの。

 拙ブログ「瀬崎祐の本棚」ではこの詩誌の感想として、「孔雀高砂、祭の夜」細見和之、「戦火」杉本真維子、「穴」須永紀子を取り上げた。

 これらの作品の他にも、文月悠光「夜明けのうつわ」のふるえるような切ない美しさも印象的だった。
 時里二郎「ふるいてのひら」は、現在書き継がれている”名井島”シリーズの作品。これが全体の中にはめ込まれたときにどのように見えてくるのかと期待してしまう。

 山田兼士の「二上幻想」Ⅰ、Ⅱは意匠にも凝った作品。
 上揃えのⅠでは文字の並びは二上山の空の形になっていて、しかも31行の作品の各行頭の文字をつなげると大伯皇女の歌になっている。下揃えのⅡでは文字の並びそのものが二上山の形になっており、各行末の31字で大津皇子の歌になっている。

 瀬崎は詩「観覧車」を載せてもらっている。

 「詩集カタログ2015」には、この1年間に山田兼士がツイッターに書いてきた詩集紹介150編あまりを載せている。それぞれは140文字以内という短いものだが、その制約でまとめた労作である。
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by akirin2274 | 2016-03-25 22:28

「交野が原」 (瀬崎)   

c0138026_20594811.jpg金堀則夫氏が発行している詩誌「交野が原」の80号が届いた。

今号も120頁の大冊である。
相沢正一郎の巻頭詩に続いて平林敏彦、岩佐なを、以下37人の詩作品が並ぶ。

拙ブログ「瀬崎祐の本棚」には、野木京子「空の水」、高階杞一「ごもっちょ」、望月苑巳「クリームシチューの夜」の簡単な紹介記事を書く予定。

他にも、八木忠栄「一本道」の野放図な迫力、中本道代「秋雨」の一瞬の内に秘められている永遠の愛おしさ、海埜今日子「空をよこぎる、ほんとうの鳥」の永遠から見える一瞬の妖しさ、にも惹かれた。

私は行分け詩「三月」を寄稿させてもらったが、次ページに載っている松尾静明「少女」となにか響き合っているようで、嬉しいことだった。

4編の評論・エッセイでは、苗村吉昭の連載「大野新ノート」を楽しみにしている。
今回は詩集「続・家」についてだった。

野村喜和夫以下の15編の詩集評も収められている。
12冊の詩集は私も読んでいた。
それぞれの評者と似た解釈をしているものもあったが、観点の違う評の方が、当然ながら学ぶところも多く、興味深かった。
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by akirin2274 | 2016-03-21 21:01

早春の活動記録 (瀬崎)   

3月も半ばになろうとしている。

昨夜はWEB誌「詩客」から依頼されていた詩作品を送付した。
「咆哮」という、3行を1連として8連からなる散文詩である。
どうも最近は自分が閉塞状況にあることばかりを書いているような気がする。
もっと他者を書いてみたいとも思うのだが。

記録までに書いておくと、先月は「ERA」に詩作品「見えない指先」と、「別冊・詩の発見」に詩作品「観覧車」を書いたのだった。

前者は、お正月に食べた黒豆から構想を得て、かなり時間をかけて自分の中で発酵・熟成させた作品。
推敲をするたびにどんどんと変わり、最終的には初稿の面影はどこにも残っていないものとなった。

一方、後者は夜の瀬戸大橋を車で渡っているときに彼方に見えた鷲羽山の観覧車から想を得たもの。
こちらは数回の推敲で出来上がったと思えた。
ただタイトルには苦労して、編集の山田兼士氏には手間をとらせてしまった。ごめんなさい。

先月はWEB誌「詩客」に現代詩時評として、「現代詩手帖」1月号に載っていた松浦寿輝「冬の猫」を題材にして「作品の物語性について」も書いた。

このあとは、詩誌「no-no-me」からの依頼稿と、「どぅるかまら」に提出する作品だな。
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by akirin2274 | 2016-03-13 21:15

健康診断 (瀬崎)   

恒例の年に一度の健康診断に行ってきた。

採血検査、検便、検尿のほかに、身体測定や胸部レントゲン、胃透視、視力検査、聴力検査、肺機能検査、腹部超音波などなど。
係員の指示に従って各コーナーを回って2時間あまりで終了した。

で、その結果は、幸い、昨年から大きく変化したところはなかった。
血圧、肝臓機能、腎臓機能、脂質代謝に異常はなく、胃や肺も特記所見なしだった。

そして、今年はオプションで体成分測定検査もうけてみた。
これは体の各部分の微小電流速度から体脂肪量、筋肉量を測定するというもの。そこからBMI、体脂肪率、基礎代謝量を算出してくれる。

こちらの結果も、BMI=20.5、体脂肪率=16.0、基礎代謝量=1389と、まったくの標準だった。
内臓脂肪レベルは3.9と、年齢別分布からはかなり低かったのは好かったところ。

しかし、内心ではもう少し筋肉量があるのではないだろうかと期待していたのだが、それは裏切られた。
身長、体重に比して体脂肪量は少なめなのだが、筋肉量も標準範囲ながら少なめだったのだ。

そうか、もう少し筋肉トレーニングをしなければいけないなあ。
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by akirin2274 | 2016-03-10 19:20

楽しいジョギング (磯村)   

苦しかった吉備路マラソンから1週間が過ぎた。
あんなに自分では必死に頑張ったつもりだったのに、タイムは恥ずかしくて人には言えないようなものだった。
もう、走るのもこのあたりが限界か・・・(涙)。

しかし、今日は陽射しもうらうらと心地よく、つい誘われてしまう。
ということで、着替えを入れたリュックを背負ってのんびりジョギングに出かけてみた。

もう歩いているのと変わらないぐらいのゆっくりペースで走ってみる。
すると、大変に気持ちよいではないか。
そうか、頑張らなければジョギングは楽しいんだなあ。

フル・マラソンでも、ウルトラ・マラソンでも、遅いなりに頑張って走ってきた。
いつも途中で苦しくなる、辛くなる。それでも走ってきた。
人にもよく、なぜそんな辛いことをわざわざするの?と訊ねられた。
答えは自分でも判らなかった。

我が国でのウルトラ・マラソンの第一人者であるK氏の言葉は、辛くなってからが楽しいんですよ、というものだった。
そうか、辛いことが楽しかったのか・・・。

でも、もう辛いことを楽しいとは思えない年齢になってしまった。

これからはとにかくのんびりジョギングだな。
14.5kmを走って1時間50分だった。まだ、歩くよりは速いか。
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by akirin2274 | 2016-03-06 20:30