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「樹をめぐる物語」展 (磯村)   

c0138026_21203034.jpg新宿の損保ジャパン美術館での展覧会。
「フランスの風景」という副題が付いていて、文字通り樹を描いた絵画を集めていた。

風景画の歴史は新しい。
かっては風景というのは歴史画の背景にすぎなかった。
19世紀になって、バルビゾン派と言われる人たちが戸外で描き始めたのが最初とされている。

比較的早い時期の描かれたジョルジュ・サンドの水彩画「池のある風景、樹木と山」は、15×12cmの小さなものだったが、柔らかな自然の捉え方が見事だった。

エッチングや木炭で樹を描写しようとした時の工夫にも感心した。
アルフレッド・クルゾンの「カステル=フサノの森」は木炭による描写だが、小口木版を思わせる繊細さと強さがあった。

印象派の時代になると、カイユボットから始まり、カミーユ・ピサロ、モネ、セザンヌ、シニャックなどの絵もあった。
その後の時代の絵としては、ルドン、あのヴァロットン、それにマティスなども並んでいた。

個人的にはどうしても水彩画には惹かれてしまう。
なかでもアンリ・リヴィエールの「ボルム=レ=ミモザの風景」と題した3点の水彩画には唸った。
古典的な描き方の水彩画なのだが、その現実風景を描きながらも物語を感じさせる色使いには、ああ、真面目に描かなくてはいけないんだなあと、あらためて思わされた。
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by akirin2274 | 2016-04-25 21:22

文学散歩 (瀬崎)   

岡山県詩人協会主催の文学散歩があった。

県内の文学ゆかりの地を訪ねようという趣旨で、小型バスで出かける。
今回は県北の津山市に残る碑を巡ろうということで、19人が参加した。

津山には立派な津山城の石垣が残っており、一帯は鶴山公園となっている。
その公園には西東三鬼の句碑や、棟方志功の歌碑をはじめとした碑が8つも建っていた。

三鬼の句は「花冷えの城の石垣手で叩く」というもの。
鶴山公園は桜の名所で、ソメイヨシノはもう散っていたが八重桜が咲いていた。
棟方志功は美作路というタイトルで10数首の歌を詠んでおり、碑に刻まれていたのは好きな女性を恋うるものだった。

近くの津山藩別邸庭園であった聚楽園内の迎賓館で昼食。
この聚楽園には山口誓子の「絲桜水にも地にも枝を垂れ」の句碑があった。

c0138026_21205586.jpg自由時間では、津山高校の旧本館を観に行った。
残念なことに日曜日は校門が閉まっており、外から外観を眺めただけに終わったが、明治時代特有の板張りの美しい建物だった。

事務局に頼まれて、酔い止めや、消毒薬、ガーゼ、絆創膏、抗生剤、各種塗り薬などを準備したのだが、幸い無用であった。
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by akirin2274 | 2016-04-18 21:21

正木山トレイル・ラン (磯村)   

c0138026_23751.jpg正木山トレイル・ランを走って(歩いて?)きた。
参加したのは26.1kmのロング・コースで、参加者は250人ぐらい。
制限時間は4時間20分。 はたして。

3kmほど普通の道路を走ってから、人ひとりが通れる山道に入り、260mを上がる。
急斜面なので、太股の負担を軽くしようと、手を添えて一歩一歩上る。どこまで続くんだ・・・。

続いて、いよいよ正木山への上りとなり、450mの頂上を目指す。
ここも、どこまで続くんだ、という上り。ところどころでは木組みの階段も作られている。
今年嬉しかったのは、曇り空で陽が照らなかったこと。それに微風が吹いていたこと。これにはずいぶん助けられた。

正木山の頂上をすぎ、今度は250mを駆け下る。
といっても、急斜面で足を滑らせるのが怖いのでへっぴり腰。
太股への負担も大きいよなあ。いつもなら嬉しい下り坂が今日はまったく嬉しくないぞ。

さて下ったら次は140mを上って鬼の身城という古代の山城へ。
ここはエイドにもなっていて、水をもらい、バナナを食べ、梅干しを食べる。

一度100mほど下ってから、今度は反対側からの二度目の正木山上り。二回も上らなくてもいいんだけれどなあ。
こちら側からの山道は水が流れた後が深くえぐられていて、かなり足もとに注意をしなくてはならなかった。

正木山頂上をすぎてしばらく下ると、大野街道に出て、ここは舗装道路。
このあたりは桜の名所なのだが、満開の時期は過ぎていて、残っている花は半分もなく残念だった。

正木山から300m下ってから、ふたたび山道に入り、最後の150m上り。
もう疲労困憊。
頂上をすぎて、金比羅道という少し太い道に出たところで道案内の係員に確認すると、は~い、あとは下りだけだよ、との嬉しい言葉。
最後まで足が持ったなあ。

累積標高差1060mのコースだったが、なんとか制限時間には20分を残して完走(完歩?)した。
お見事! 立派!
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by akirin2274 | 2016-04-11 23:10

詩書画展 (瀬崎)   

Nさんから電話があった。
曰く、瀬崎さん、詩書画展に絵を出してくれへん?

その詩書画展というのは、某団体が銀座の画廊を借りて有志が絵や書を展示する催し。
確か隔年でおこなわれていたはず。
Nさんはその詩書画展の世話役だったのだ。

その展覧会には以前に一度出品したことがあったのだが、地方在住者にとっては画廊への作品の搬入や搬出はままならない。
で、ずっとご無沙汰していた。

電話をしてくれたNさんは、なんと私の水彩スケッチのファンでいてくれる。
で、絵をNさんのところへ送れば、搬入や搬出は全部してくれるとの嬉しいお誘い。
そうか、そこまで言ってくれるのなら出品してみようかな。
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しかし、水彩画は展覧会などの展示では強い油絵や書に比べるととてもか弱く見えてしまう。
少しでも見栄えがいいようにと、私のスケッチとしては大きめのF6号で、なるべく明るい色調のものを選んでみた。

Nさん、お世話になりますが、よろしく。
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by akirin2274 | 2016-04-09 09:22

山道ラン (磯村)   

すっかり春の陽気となり、桜が咲き始めている。
正木山トレイル・ランが1週間後に迫ったので、少しは足慣らしをしておかなくてはと、福山へ出かけてみる。

福山は倉敷から総社へ抜ける途中の山で、標高300mあまりの山頂には古代の山城跡が残っている。
連なった別の頂にも山城跡がある。
個人所有の山らしいのだが、市が借り上げていくつもの登山道を整備してくれている。
初めて行ってみたのだが、確かによく整備されている。

直登コースは山頂まで一直線に1200段あまりの木組みの階段を上るコース。うへえ。
もちろん私はいくらかでも山道を走るのが目的なので、回り道コースから浅原コースを経て山頂へ。
かなり急な斜面もあり、そこでは歩いてしまう。ふ~っ。

山歩きに来ている人も多い。
皆、リュックを背負い、最近はストックも持っている人が多い。
そんな人たちとすれ違ったり、追い抜いたり。
ジョギング姿の人は私以外は誰もいなかった(汗)。

c0138026_21591017.jpg山頂からの眺望を充分に楽しんで、下りは足を滑らせないようにへっぴり腰で下りてきた。
好い練習になったかな?
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by akirin2274 | 2016-04-02 22:00