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岡山県文学選奨委員会 (瀬崎)   

天神プラザで岡山県文学選奨の選考委員会があった。

これは岡山県が主催しているもので、春から長編小説、短編小説、随筆、現代詩、短歌、俳句、川柳、児童文学の8部門で作品を募集していた。
総数で400人あまりの応募があり、それを、それぞれの部門で2名の審査員が選考し、入選、佳作、準佳作等を決めていた。

瀬崎は総合審査員ということで、送られてきたその選考結果を受けて、もうひとりの総合審査の方と選考が妥当か否かを協議していた。

ある部門では選考が甘いのではないかと瀬崎が思うものもあった。
審査員の意見としては、確かにやや甘い評価であることは否めないのだが、広く応募を促すためにもあまり敷居を高くしない方が良いのではないか、ということであった。
なるほど、と思わされた。
たしかにこの県文学選奨の趣旨は「県民の文芸創作活動を奨励する」となっている。
行政としては、ひとりのピカソを求めているのではなく、100人の県民の生きがい支援を求めているわけだ、
なるほど、私はまだまだ人間性が狭いなあ。

今日の委員会では、すべての部門で選考結果が妥当ということで了承された。
その他には、作品の長さに関する応募規定の検討などがなされた。

来月には県庁でこの授賞式がおこなわれる。
行政がおこなっているイベントということで、懇親会にもお酒がでないのはつまらないなあ。
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by akirin2274 | 2016-10-28 00:19

「漱石 絵葉書の小宇宙」展 (磯村)   

c0138026_21463375.jpg駒場の旧前田侯爵邸をスケッチしようと行ってみたら、改装工事中だった。残念。

ということで、近くにある日本近代文学館で「漱石 絵葉書の小宇宙」展を見てきた。
漱石の元へ送られて来た絵葉書、そして漱石が出した絵葉書の展示ということなので、軽いスケッチ絵を楽しめるかと思った。

漱石が自ら絵を描いた絵葉書も6葉展示されていた。
漱石は絵も習っていて、描くことは好きだったようだ。西洋裸婦の模写もしていた。

しかし、漱石に送られてきていた絵葉書のほとんどは当時の既成(印刷された商品)のものだった。
なあんだ。自筆の絵葉書じゃないんだ。
解説によると、明治終わり近くになって絵葉書が送れるようになったとのことだった。
そこで洒落た外国製絵葉書などが大人気となったようだった。
当時の風俗も窺い知れて、それはそれで面白いものだった。

別室では「川端文学のヒロイン」展をしていた。
川端康成は初恋の相手とは婚約までしていたのだが、あるとき相手の女性から、哀しいことが起きましたと言われて、詳しい事情も告げられずに破談になったとのこと。
川端はこのことをモチーフにして何編もの小説を書いている。

その後の「伊豆の踊子」や「雪国」、「眠れる美女」にもモデルがいたとのこと。
やはり恋心が芸術の原点となるか。
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by akirin2274 | 2016-10-24 21:48

昨日の補遺 (瀬崎)   

詩集「片耳の、芒」のカバー写真の資料を、記録のために。c0138026_2323036.jpg
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順に、オリジナルのカラー写真、セピア色にドアの赤色、グレーにドアの赤色、ブルーにドアの赤色。
オリジナル写真は、地面を水平にしたので水平線がわずかに傾いている。
出来上がりは、水平線が水平になるように調節してもらった。
最終的にグレー版の採用となったのだが、出来上がりは、明度をぐんと上げて彩度を落としていた。
さすがにプロのデザイナーは、やることが違うなあと感嘆した。
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by akirin2274 | 2016-10-13 23:10

詩集「片耳の、芒」 (瀬崎)   

c0138026_23543232.jpg春先から準備をしてきた6冊目の詩集「片耳の、芒」が出来上がってきた。

6冊目といっても、はじめの2冊は若いころに出したもので、その後約20年間は詩の世界から離れていたので、自分としては第3詩集の「風を待つ人々」からが今の自分につながっているように思える。

それはさておき。
今回の詩集、内容にも当然こだわりはあるのだが、表紙カバーにもこだわった。
当初はデザインはすべて思潮社におまかせしようかとも思ったのだが、やはり自分の好みを通したくなった。

で、素材としてチュニジアで撮ってきた地中海海岸の写真を選んだ。
青い空に青い海の写真なのだが、これを単色に落としてみた。
セピア色に落としたもの、ブルーに落としたもの、グレーに落としたものを作ってみた。
そして海岸の建物のドアだけに赤色を差した。

デザイナーに相談して、グレーに落としたものを使用することとなった。

あとのデザインはデザイナーに任せた。
カバー紙色はグレーに合わせた薄ねず色となり、帯の色がドアの差し色に合わせた臙脂色となった。
茫漠とした雰囲気のものとなった。

黒色できっちりと描かれたタイトルと著者名がわずかに写真にかかっていて、風景と絡み合っている。

このような意匠に包まれた詩集だが、内容については読む人のものとなる。
少しずつ発送を始めている。
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by akirin2274 | 2016-10-12 23:56

新庄・蒜山 スーパー・トレイル (磯村)   

c0138026_21521248.jpg岡山県の山間で開かれる新庄・蒜山スーパー・トレイルに参加してきた。
この大会、どこにも”ラン”の言葉がない。
その通りに、山肌を切り開いたコースを這い上がり、滑り降りてきた。

私が参加したミドルコースは25kmで、制限時間は8時間。
累積標高差(トータルで上がる高さ)は約1500mとなる。
要するに、1500mの山に登り、降りてきたようなもの。う~む。

標高500mの地点からスタートして、まず850mの山に上る。
勾配は急で、早くも息が上がる。
しかし、会社の9階の自室までエレベーターを使わずに毎日何回も上り下りしていた甲斐が、少しはあったか。

いったん200mほど下ったところの第1エイドで8.5km。
時間はすでに1時間50分が経っている。
係員のおじさんが、さあ、これからが本番だよ、と声をかけてくる。
隣で給水していた女性二人組が、山道を登るのはもう充分に堪能したんだけどなあ、とぼやいている。

そこからは、これまでの勾配がまだ生やさしかったことを思い知らされた。
やっと標高1050mの白馬山山頂にたどりつく。
ここまでの8kmでは2時間あまりがかかった。ふーっ。

そこからは下っては上りの繰り返しで、笹藪を切り開いた小径や、水が流れてえぐれたような赤土斜面をすすむ。
特に辛かったのは下り。
傾斜が急なので、足をとられそうになっては踏ん張る。その瞬間にふくらはぎが痙るのだ。痛い!
実際に滑って泥まみれにも2回なった。

やっと標高1060mの笠杖山山頂に着き、そこからは急斜面の下りが続く。
高所恐怖症の身としては、転げ落ちそうな角度の下りは下を見ただけで足がすくむのだ。

下ってくだって、やっと着いた第2エイド。
この5kmにはやはり2時間近くがかかっていた。やれやれ。

ここまでくれば、やっと舗装された道になる。
痛む足を引きずってよろよろと走り、なんとか6時間20分で完踏出来た。やれやれ。

参加者名簿を見ると、私より年長の方は1人しかいなかった。
50歳以上の部でみると、83人中43位だった。若い人に交じってよく検討したというところか。

しかし、私より年長のただ一人の方は、なんと82歳。
そして私より7分早くゴールされていた。すごい人がいるものだ。
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by akirin2274 | 2016-10-03 21:56