毎年1月終わりに人間ドックを受けている。その結果が帰ってきた。
血液検査による内臓機能は、軽度の貧血を除いては、肝臓、腎臓、脂質代謝、糖代謝などすべて異常なかった。
軽度の貧血はいわゆるジョガー貧血と言うものと考えている。
これは長距離走の際にくり返し足底で打ちつけられる血管の中で赤血球が壊れることから生じるもの。
私の歩幅だと10km走をすれば12,000歩あまりとなり、その回数だけ赤血球も衝撃を受けているわけだ。まあ、これは病的なものではないので放置可である。
唯一の内服治療中である病気の痛風も、真面目な服薬で落ち着いている。
念のために4種類の腫瘍マーカーもチェックしてみたが、いずれも異常なしだった。
視力も著変はなかった。しかし、気がつかない間に白内障が進んでいるのではないかとの懸念がある。
文字の読み書きの時に老眼鏡が必要なだけで日常生活上に支障は出ていないのだが、どうなのだろうか。
聴力の検査値にも著変はなかった。しかし自分ではテレビの会話が以前より聞き取りにくくなっている気がするのだが・・・。
毎年指摘されている不整脈だが、最近はその頻度が減少している。なぜだろう?
自然軽快する事ってあるのだろうか。まあ、結果よければ好しとしよう。
苦手な胃の造影検査も例年通りに陳旧性の十二指腸潰瘍の所見のみだった。医師には胃カメラにしてはどうですかといわれるのだが、あれは苦しそうなので断っている。
問題なのは、4年ぶりに検査が再開された呼吸機能検査の結果。
一秒率の数値はなんと95歳相当。ありゃあ。
しかし、あの検査はかなり要領が関係するからなあ。運動時の息切れ状態は特に変わりないし、大丈夫だろう。
それにしても、数字の検査結果にはあらわれない記憶力や思考力、バランス感覚の衰退など、加齢による能力変化はひしひしと感じる。情けないな。
この身体とあと何年ぐらい付き合っていくことになるのだろうか。