新聞記事など (瀬崎)   

もう先週のことになるが、山陽新聞の文芸欄で拙誌集「片耳の、芒」を取り上げてもらっていたのだった。

実は、しばらく前に、文芸欄の担当の方から電話をもらい、インタビューを受けていた。
詩集の狙いとか、自分にとって詩はどのようなものであるか、などということを、質問されるままに答えた。
短い記事にしかならないので申し訳ないのですが、ということだった。
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でも、ちゃんと詩集表紙写真を添えての記事になっている。
インタビューに答えたことを簡潔に要領よくまとめてくれている。

私の詩集の記事の1週間前には、秋山基夫氏の選詩集「神様と夕焼け」の記事を載せたとのことだったから、かなり詩が好きな方なのだろう。

そういえば、もう昨年のことになるが、神戸新聞の書評欄に細見和之氏が拙誌集の評を書いてくれていたのだった。

「現代詩手帖」や「詩と思想」、それに同人誌やブログなどでも、多くの方が拙誌集を取りあげてくれている。
感謝以外の何ものでもない。


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# by akirin2274 | 2017-01-30 20:49

業界誌の表紙絵 (磯村)   

c0138026_19122280.jpg年表紙絵を依頼されている業界誌が出来上がった。

絵には、岡山県内の風景であること、縦長の版であること、といった注文がつく。
この縦長の構図での風景スケッチというのは、かなりの制約になる。

今回はマスカット球場の大屋根。
実はこの絵の原画は横長のF4号である。それを表紙サイズに合わせてトリミングをしてみた。

原画のマスカット公園の広がりは損なわれたものの、球場大屋根の縦に伸びる勢いはかえってあらわれているのではないか、これはこれでありなのではないか、と自画自賛。

数年前にこの業界が神戸ポートピア・ホテルで全国学術集会をおこなったことがある。
その際に、発表の合間に私のスケッチをスライドで映したいとの会長の意向を受けた。
会場で会った全国の何人もの同業者には、磯村さんは絵がお上手なんですね、知りませんでした、と言われて、内心とても嬉しかった。

さて、今度は会社から依頼されている広報誌の表紙絵を描かなくてはならない。
どんな構図にするか・・・。


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# by akirin2274 | 2017-01-26 19:15

「どぅるかまら」21号 (瀬崎)   

c0138026_18300489.jpg「どぅるかまら」も10年目を迎えて無事に21号ができた。
で、その合評会を倉敷駅前でおこなった。

今日はインフルエンザに罹った人がいたり、展覧会の絵の搬入と重なった人がいたりで、11人の参加だった。
前回の作品持ち寄り会に欠席した人、持ち寄り会から推敲をおこなった人の作品を中心に、3時間半ほどの合評会だった。

斎藤恵子氏は頁が空いたからといって、15行の短めの作品「鉄道草」を追加掲載したのだが、私(瀬崎)は今号の斎藤氏の3編の中ではこれに一番惹かれた。
物語の骨組みの助けを借りずにここまで深く風景と向き合うのは、並大抵のことではないと思う。

磯村が描いている表紙絵は、今号からはミクロの世界を題材にしている。
同人の中には、なんだか気持ちが悪い、という感想の方もいて、必ずしも好評ではない。
しかし、まあ、毒もある同人誌ということで。

終了後は秋山基夫、岡隆夫、河邉由紀恵、北岡武司、斎藤恵子、それに瀬崎の6人が残り、駅ビルの一角の居酒屋で飲む。
いつもに比べて少人数の飲み会だったが、その分だけ濃密な時間が持てた。

余談だが、鶏唐揚げが大分残ってしまった。
お店の人がパックしてくれたので、週末を一人で過ごしていた瀬崎がもらって帰った。
翌日、とろみをつけたチリソーズを作ってそれで絡めて炒めると、大変に美味であった。
付け合わせには、ホール・トマトを潰して野菜と一緒に煮込んだミネストローネを作った。


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# by akirin2274 | 2017-01-24 18:38

「新東京百景展」 (磯村)   

c0138026_10174194.jpg東京都現代美術館の地下で開かれていた展覧会。

昭和初期には、作者が自刻・自刷りをする創作木版画が盛んになっていた。
その頃の東京の風景・風俗を描いた木版画を集めた版画集が「新東京百景」だった。
参加しているのは8人。それぞれ6枚から7枚の作品が展示されていた。

前川千帆や逸見亨などは、単純に黒の骨版に単純に色を乗せていて、木版画らしい魅力を出している。
私が好きな川上澄生も大部分はその方法なのだが、彼の場合は陰の付け方に独特の味わいがある。
やはり好いなあと思ってしまう。

恩地孝四郎は色版を重ねることによって画面の色彩を複雑に見せている。
デッサンも抽象化されている傾向があった。
やがて彼が抽象版画へ移っていくことはよくわかるものだった。

藤森静雄や諏訪兼紀は骨版を使わない手法。
骨版を使う場合も黒色を避けて柔らかさを出していた。

今回一番感心したのは平塚運一の作品。
初めて知った版画家なのだが、黒の骨版が非常に細く、繊細な作品であった。

もちろん銅版画やシルクスクリーンも好きなのだが、木版画は身近な感じがして親しみやすい。
伝統木版画である吉田博なども好きなのだが、秋山静や黒崎彰の抽象木版画にも惹かれる。

私もかっては年賀状を木版画で作っていた頃があった。
もう一度木版画を彫ってみようかなという気にさせられる。

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# by akirin2274 | 2017-01-21 10:26

現代詩ゼミナール、および新年会 (瀬崎)   

c0138026_22484277.jpg日本現代詩人会のゼミナールが早稲田奉仕園でおこなわれた。
この冬一番の寒波が襲ってきていたが、熱心な方々が多く集まってくれた。

講演は、管啓次郎氏「動物の命とリワイルディング(再野生化)」と、小池昌代氏「サネトモさん」だった。
どちらも自然との向き合い方を捉えなおす内容であった。
特に小池氏の、私たちが風景を見ているのではなく、風景が私たちに入ってくるのだ、という言葉には考えさせられるものがあった。

思わぬ余得として、管氏が翻訳したエイミー・ベンダーの新作が出版されたという情報を得た。
あの「燃えるスカート」のエイミー・ベンダーである。私の最もお気に入りの外国作家である。
新作「レモンケーキの独特なさびしさ」は日本語で読める3冊目の本となる。
早速取り寄せなくては。

講演のほかには、昨年詩集を出した人8名、伊藤悠子、浜江順子、黒崎立体、川中子義勝、草野早苗、田村雅之、石田瑞穂、それに瀬崎の朗読があった。
私は「蓮沼」「かたむいて」「片耳の、芒」の3編を読んだ。

ゼミナールにつづいて新年会がおこなわれた。
初めてお会いした方、しょっちゅうお会いする方、久しぶりにお会いする方、などなど。

お馴染みの居酒屋「かわうち」での打ち上げには少しだけ顔を出して、そのあとは元気に復帰された日原正彦氏らと某所へ。



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# by akirin2274 | 2017-01-16 22:52

これからの予定 (磯村)   

この時期はマラソン大会があちらこちらで盛んにおこなわれる。
月に一つぐらいは走ってみたい。
ということで、めぼしい大会をチェックする。

今月は土曜日に上京する用事があるので、ついでに翌日開かれる大会が東京でないか調べたところ、「東京・赤羽ハーフマラソン大会」という荒川河川敷を走る大会があった。
で、申込み。ゼッケンはすでに送られてきている。
しかし心配なのはこの冬一番という寒波。河川敷だし、寒いだろうなあ。

2月も上京のついでに走れる大会を捜し、「荒川河川敷堀切橋大会」に申し込んだ。
同じ荒川でも、かなり下流を走るようだ。
こちらもハーフなのだが、1周5kmのコースを4往復余りするようだ。

3月は近場で井原ハーフ・マラソン。
こじんまりとした大会だが、一応は陸連公認の大会である。
完走後にふるまわれるカレーが美味しい。

そして4月に2年前から参加している正木山トレイル・ラン。
これは正木山、鬼の身山など、3つの山を超えるもの。
もう早くも走れないし、100kmウルトラも走れなくなったので、最近はこうしたトレイル・ランが楽しくなってきた。
ここまでは申込を済ませてある。

さてそのあとの5月。今年もユリカモメ・ウルトラ70kmを走ってみる?


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# by akirin2274 | 2017-01-12 20:32

立花博展 (磯村)    

c0138026_13504149.jpg立花博展が倉敷のデパートの画廊で開かれている。
水彩画が10点、油彩が20点ぐらいの展示だった。

私が水彩スケッチを始めたのは15年ぐらい前だったのだが、その契機は知人から贈られた立花博の水彩画だった。
その絵はF4号ぐらいの小品で、川辺に小舟が浮かんだ外国らしい風景だった。
一度で魅了された。
そして自分でもこんな風な絵を描いてみたいと思ったのだ。

それから水彩画の技法書を眺めて、まったくの独学でスケッチを描き始めた。
旅先で描くスケッチが楽しくなり、いつしか立花博の画風とは違う絵を描くようになってしまった。

しかし彼の絵を見ると、やはり好いなあと思ってしまう。
水彩画では風景画、油彩画では静物画が好みであり、その逆はそれほど好いとは思わない。
どこがちがうのだろうか。

立花博の水彩画教室がないかどうかを調べたことがある。
そのころは倉敷から1時間ほどの場所で教室をされていたが、仕事をしている身では時間的に通うことはとても無理だった。

これからも立花博のような絵を描きたいと思いながらも、まったく違う趣の絵を描いてしまうのだろうなあ。

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# by akirin2274 | 2017-01-09 13:53

年が明けて (瀬崎)   

3人の子どもたちが帰省してきて賑やかに年を越したと思ったら、もう仕事始めだった。
10人以上が寝起きしていた我が家も、やっと元の静けさに戻った。

さて、これからの予定は・・・。
今週末が中四国詩人会の理事会、来週末は上京して日本現代詩人会の理事会、および新年会、その次の週末は「どぅるかまら」21号の合評会、とつづく。
結構忙しい。
月末には親会社の社長が交代したので、京都でその就任祝賀会もある。
立場上、行かないわけにもいくまい。忙しい。

その合間を縫って、今月中に仕上げなければならないのは・・・。
Web誌「詩客」から依頼されている「現代詩時評」の原稿。
去年は隔月に書いていて、今年も続けてもうしばらくといわれたのだが、今月分を書いたら一休みさせてもらうことにした。
金堀則夫氏が発行している「交野が原」の詩作品。
毎号そうそうたる書き手が集まるので、こちらも恥ずかしくない作品を書かなければと、つい気負ってしまう。
同人誌「ERA」の締め切りも今月末。
こちらはとにかく厳しい合評会が控えているので、それに耐えられる作品を書かなければならない。

それに個人誌「風都市」も。
すでに今月末を目途にある方に寄稿作品を依頼している。
その手前、自分の作品も今月中には仕上げておかなければ。

はて、こんなことをしていて間に合うのか?

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# by akirin2274 | 2017-01-06 22:33

今年の記録2016 (瀬崎)   

自分の心覚えのような記事です。ご勘弁を。

 ・詩集「片耳の、芒」(思潮社)を発行した

 ・個人誌「風都市」30号を発行した:ゲスト=廿楽順治氏
 ・詩誌「どぅるかまら」19号、20号を発行した
 ・詩誌「第三次 ERA」に引き続き参加した

 ・日本現代詩人会理事の二期目を続けた(西日本ゼミナール担当)
 ・岡山県詩人協会の副会長を続けた
 ・中四国詩人会理事を続けた

 ・岡山県文学選奨の総合審査員を務めた

 ・Web「詩客」に現代詩時評を2月、5月、8月、11月に執筆した
  ・ブログ「瀬崎祐の本棚」に詩集、詩誌の感想を書き続けた

・詩作品の発表
  「三月」 詩誌「交野が原」
  「見えない指先」 詩誌「ERA」
  「雨を忘れて」および「その前夜」 詩誌「風都市」
  「咆哮」 Web誌「詩客」
  「観覧車」 詩誌「別冊 詩の発見」
  「訪問販売人の記録」 詩誌「どぅるかまら」
  「邂逅」 詩誌「no-no-me」
  「午後の研究室」 詩誌「交野が原」
  「死人」 詩誌「ERA 」
  「大きな蕪と男」 詩誌「詩と思想」
 「その夜の過ごし方」 詩誌「どぅるかまら」
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# by akirin2274 | 2016-12-31 10:37

どぅるかまら編集会議 (瀬崎)   

来年1月に発行予定の「どぅるかまら」21号の編集会議を岡山駅前でおこなった。

現在の編集委員は、河邉由紀恵、北岡武司、齋藤慶子、それに瀬崎の4人。
出版を引きうけてくれている和光印刷の西氏も、版下を作成して参加してくれた。感謝。

21号には岡隆夫詩集「馬ぁ出せぃ」の書評を南邦和氏に、瀬崎祐詩集「片耳の、芒」の書評を小島きみ子氏に依頼して、それぞれすばらしい原稿が届いている。
創刊10年目を迎えて、各同人の力の入れ方もあって、これまでで一番頁数の多い号になりそうだ。

磯村宇根瀬担当の表紙絵も変わる。
最初の10号までは目や、骨などの人体をモチーフにしたペン画だった。
先号までの10冊は花や種をモチーフにした。
そして次号からは顕微鏡下のミクロ世界をモチーフにしたものとなる。

現在の同人は19人。
個人的には、運営の問題やコミュニケーションの緊密さからは同人の人数は20人ぐらいまでがいいと思っている。
それ以上の人数では関係が希薄となってしまい、何故この詩誌に集まっているのかということが曖昧になりがちに思える。

あと一人と思い、斎藤氏が推薦してきた方に同人参加の要請をしている。
好い返事があるといいのだが。

編集会議を無事に終えて、あとは居酒屋での年末の飲み会となった。
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# by akirin2274 | 2016-12-29 00:12