トレイルの練習 (磯村)   

c0138026_23583411.jpg1週間後に「正木山トレイルラン大会」がせまった。

冬の間は軟弱に室内ジムのトレッドミルでお茶を濁していたから、少しは山道の練習をしておかなくては。
ということで、気持ちの好い土曜日の午後、福山へ出かける。

福山城という山城があった300mあまりの小高い一帯には、山頂に至る1200段の木組みの階段道や、ぐるっと迂回する登山道などが整備されている。
麓の駐車場には、山歩きに来ている人の車でほぼいっぱいだった。

私は一応トレイルの練習なので、ウルトラ・マラソン用のソウルの厚いジョギング・シューズにランニング・パンツ姿。
嶮しい上りではすぐに息が切れてしまう。少し走っては歩いたり、気を取り直してまた走ったり・・・。

すれ違ったり、追い越したりした人は、皆さん、きちんとした山歩きスタイルだった。短パン姿なんて私だけだった。

それでも浅原コースから山頂を経て、西武コース、幸山コース、下の横道コースを通って、1時間半ほど、気持ちのいい汗を流した。
近くの国民宿舎にある温泉に入って、さあ、これで来週は頑張れるかな。


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# by akirin2274 | 2017-04-02 00:02

ペンネームの話 (瀬崎)    

「四土の会」があり、今月は私が少し話をした。
で、会の後はいつものように飲み会となる。今回はイタリアンで、ピザやパスタ、生ハムなどをつまみながら、とりとめもなく。

ペンネームの話となった。
私の”瀬崎祐”はもちろんペンネームで、身近な方では秋山基夫氏、岡隆夫氏などがペンネームを使っている。
なぜ、ペンネームを使うのかといえば、私の場合は”現実世界での私”とは異なる次元で作品と向き合いたいからに他ならない。

秋山氏は、若い頃に戯曲を書いたときは違うペンネームを使った、とのことだった。
そういえば、私も違うペンネームを1回だけ使ったことがある。

学生の頃には「現代詩手帖」の投稿欄に投稿していたのだが、その後、詩集を出してからは投稿はしなくなっていた。
しかし、詩集を出したあとに、自分の詩はこれでいいのだろうか、という不安があった。

そこでもう一度投稿欄に作品を出してみようと思った。
しかし、思潮社から詩集を出してしまったあとで、”瀬崎祐”の名前で投稿するのも恥ずかしい。
ということで、別のペンネームを使った。

忘れもしない、”江﨑夏実”というペンネームだった。

その名前で投稿した作品は、無事に投稿欄に掲載された。
思いがけないほどに、選者の某氏にもかなり褒めていただけた。

で、投稿はその1回だけしかしなかった。
それから私は20年近く詩を書かない時期に入り、”江﨑夏実”も二度とあらわれることはなかったのである。




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# by akirin2274 | 2017-03-26 18:41

「シャセリオー展」 (磯村)   


c0138026_22222592.jpg上野・国立西洋美術館でシャセリオー展を観てきた。

副題は「19世紀フランス・ロマン主義の異才」ということだが、実はテオドール・シャセリオーについてはよく知らなかった。
しかし、あのギュスターヴ・モローに影響を与えた画家ということで、興味を引かれた。

アングルに11歳で入門を許された早熟の天才といわれただけあって、その人物画には内面の深さがにじみ出てくるような深さがあった。

油彩の他に黒鉛の素描や水彩画、エッチング、リトグラフも展示されていた。
水彩画では、風景画にはそれほど感心しなかったのだが、人物画になると圧倒される技量だった。
抑えた色数で塗りもあっさりしているのだが、その陰影などから奥行きのある絵となっていた。
青灰色の紙に黒鉛で描かれた素描でも、白のハイライトを入れただけで人物が生きていた。

アルジェリアに旅行をした彼は、オリエンタル衣装の女性なども描いている。
パンフレットに拠れば「甘く寂しいエキゾチズムの香りこそが彼の本質である」とのことだが、なるほど、上手い表現だ。

関連作品として、モローの絵も大きな油彩画から小さな素描まで7点が展示されていた。
水彩画も2点が展示されていたが、水彩でここまで描けるのかと感嘆してしまう。

それほど期待せずに行った展覧会だったが、感じるものが多々あった。


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# by akirin2274 | 2017-03-22 22:26

川中子義勝氏の退職記念行事 (瀬崎)   

詩誌「ERA」を編集してくれている川中子義勝氏は、東京大学大学院総合文化研究科教授でもあった。
定年退官をされるということで、その記念行事が東大駒場であった。

最終講義は「駒場での学びから -詩と宗教をたずねる途上で」。
ヨハン・バッハのカンタータなどをとりあげて、宗教詩を考える内容だった。
講演は、「ERA」の創刊時からお世話になった中村不二夫氏と一緒に拝聴した。
講演が終わると、川中子氏のお孫さんが花束を贈っていた。好いなあ。

夕方からは記念パーティがおこなわれた。
川中子氏は日本詩人クラブの理事長をされたりもしていたので、出席者には詩の関係者が多くみられた。
奥様をはじめとしたご家族も来られていて、和やかな会だった。

「ERA」の同人、元同人も10人近くが参加していた。
久しぶりに岡野絵里子氏とも少しゆっくりと話すことができた。

これまでいろいろと川中子氏が便宜を図ってくれて東大駒場の会議室などを利用させてもらっていたが、これからは駒場に来る機会も少なくなるのだろう。

終了後は、田中眞由美、吉野令子、田村雅之各氏と線路を越えたところの(東大前商店街という通りがあった)居酒屋で飲んだ。
これからの詩誌のあり方や、詩人の噂話など、たわいのない事柄でうだうだと。


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# by akirin2274 | 2017-03-19 10:26

祝受賞 (瀬崎)   

身近な方の受賞の報に接するとうれしくなる。

今年の日本詩人クラブ賞は、詩誌「どぅるかまら」でご一緒している岡隆夫氏の詩集「馬ぁ出せぃ」だった。
早速お祝いの電話をかけたところ、岡氏の声も弾んでいるようだった。

岡氏には私が岡山で詩を書きはじめた頃からお世話になっている。
私の日本現代詩人会や日本詩人クラブ入会の推薦人も、岡氏になってもらっていた。
今年夏の恒例の「どぅるかまら出版・受賞祝賀会」でお祝いをしなくては。

と思っていたら、今度はH氏賞に、詩誌「ERA」でご一緒している北原千代氏の詩集「真珠川」が決まった。
早速お祝いのメールを出した。

今回の詩集は第4詩集にあたるが、北原氏の作品は第3詩集の「繭の家」の頃から飛躍的に魅力を増したように感じている。
(ちなみに、詩集タイトルにもなっている作品「繭の家」は、拙個人誌「風都市」19号に寄稿してもらったものだった)

こうして知り合いが受賞されると、私も何か賞が欲しいなあ、と思ったりもする。
しかし、これは結果として付いてくるものであるし、思ったところで詮ないことである。

それに詩人クラブ新人賞やH氏賞、その他の賞の選考委員をした経験から感じたことは、受賞には本当にそのときの運が関係してくる、ということだ。
選考委員の顔ぶれが代わっていれば、受賞詩集も当然代わっていただろう、と思うのである。

詩集賞はそういったものだと思いつつ、岡氏、北原氏の受賞を素直に喜びたい。


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# by akirin2274 | 2017-03-12 22:30

人間ドック (磯村)   

数日前に受けた人間ドックの結果が届いた。

今年も末梢血検査や肝機能・腎機能・脂質代謝などの生化学検査はすべて異常なしだった。
視力、聴力も昨年と略同。
心電図、胸部レントゲン、肺機能検査も異常なし。よしよし。
体重も変わらず、BMI 20.4、体脂肪率 17.3%と、まず満足できる結果だった。よし
よし。

医師の診察は所長がしてくれた。
先日はどうも急なお願いをしまして申し訳ありませんでした。
(お礼を言われるほどのこともしていないのだが)いえいえ、こちらこそお世話になっております。
ま、儀式のようなものだが、聴診や触診ももちろん異常なかった。

唯一引っかかったのは腹部超音波検査での右腎臓の結石疑い。1年後に要再検とのこと。

実は去年も同じ結果が来ていた。
もう10年前ぐらいから痛風のために内服薬で高尿酸血症の治療をしている。
おかげで尿酸値はずっと正常値が続いているのだが、受け持ち医師からは、尿酸の排出を促していますから水分をしっかりとってくださいね、脱水になると結石ができやすくなりますから、と以前から注意されていた。

ということで、気をつけて水分補給はこまめにしているつもりだった。
しかし、週に3回ほどしているジョギング時の発汗では脱水になっていたのかもしれないと思う。

おそらくは小さな腎結石の種が腎盂の中にころがっているのだろう。
これまで以上に水分補給をして、あとは、私が死ぬまではその種が大きくならないことを願うのみ。


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# by akirin2274 | 2017-03-09 20:12

井原マラソン (磯村)   

恒例としていた先週の吉備路マラソンが別用で走れなかったので、2年ぶりに井原マラソンへ。
全国健康マラソン井原大会というのが正式名称で、岡山県ハーフマラソン選手権大会を兼ねている。c0138026_21521629.jpgジョギング用の時計の電池がなくなっていて(夕べ気がついた)、仕方がなく今日は普通の腕時計。
しかもアナログ表示なので細かいところまでは判らない。ラップもはかれない。
まあ、今日は大雑把でいいや。
目安として、とにかく1km6分のペースを目指す。

ハーフは700人ぐらいの参加。運動公園を1周余りして下りの取り付け道路に出る頃には混雑もなくなっており、後ろの方をマイ・ペースで走る。
コースはゆるい丘越えが2つあるが、ほぼ平坦な折り返し。

で、5km通過が29分。おお、1分の貯金があるぜ。
そのままのペースを維持して、10kmを58分。
もうすこし頑張れれば、久しぶりに2時間切りができるのだが、これがいっぱいいっぱいだなあ。

折り返すと、それまでは気がつかなかった向かい風。なんだ、今までは追い風だったんだ。
しかし、ここでダウンするのもしゃくに障るし、ということでペースを維持して、20km通過が1時間56分だった。
残りの1.1kmにはどうしたって6分あまりは要る。それに取り付け道路はかなりの上り坂なのだ。ふ~っ。

それでもなんとか2時間2分でゴール。
5年前にこの大会を走ったときと同じぐらいの記録だった。
この間の加齢を考えれば、よく健闘したというところ。
小学校の給食に作っているというカレーがふるまわれていて、美味しくいただいて引き上げてきた。


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# by akirin2274 | 2017-03-05 22:03

日本現代詩人会西日本ゼミナール・高知 (瀬崎)   

今年の日本現代詩人会西日本ゼミナールは高知でおこなってもらった。

講演は林継夫氏の「詩を生きる、ということ」。
詩は個人の経験から始まるのだが、それは何かに出会うことであり、そのためには先入観から自由になることが大事だ、ということだった。

もう一つの講演、武藤整司氏「詩作への動機をめぐって」は、なんとビデオ講演であった。
武藤氏は大学教授なのだが、おり悪く高知大学の入試と重なってしまったのだった。
しかし、ビデオ講演というのもなかなかに面白いものだった。

四国4県の方たちの自作詩朗読もあった。
若い方の飛び入り朗読もあった。

参加者は90名あまりで、岡山からも8名が来ていた。
瀬崎は閉会の挨拶をおこなった。

懇親会、さらに二次会とあり、そのあとは10人あまりで実行委員長の長尾軫さんがやっているジャズ・バーに繰り出した。

長尾さん、事務局の林嗣夫さん、お世話になりました。
これで二期4年務めた日本現代詩人会の西日本担当理事の仕事も一区切りとなる。
あとは来年の開催地を交渉・決定して、次期理事に引き継げばよいだけとなった。


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# by akirin2274 | 2017-02-26 21:27

再びの「風都市」31号 (瀬崎)   

さて、表紙。
表紙の写真に磯c0138026_19095347.jpgc0138026_19104265.jpg村が選んできたのは、外堀通りの冬枯れの並木道風景だった。

落ちついいて、これも悪くないのだけれども、「風都市」も31号になったことだし、水彩画の表紙にしてみたらどうだろう?
ということで、昨年から磯村が手慰みに描いている抽象的な水彩画をあたってみる。

よく判らないが、これなどはどうだろう?
ということで、表紙と裏表紙には今号から磯村のスケッチではない水彩画を使うことにした。

50部だけ印刷してしまっていた風景写真の表紙と比べてみると、ずいぶん雰囲気が変わる。
どなたのところにどちらの表紙の「風都市」が届くものやら。

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# by akirin2274 | 2017-02-21 19:12

「風都市」31号 (瀬崎)   

昨年は春から秋にかけて詩集「片耳の、芒」出版に追われていて、個人誌「風都市」の発行をサボってしまった。
で、1年ぶりの発行である。

今回は、昨年の詩集「こんなもん」が大変に面白かった坂多瑩子氏に寄稿依頼をしたところ、快く受けてもらえた。
で、”こんなもん”ですが、と、先月末に作品をいただいた。感謝。

私の方は、軽い行分け詩「みゆき」と、物語性のある散文詩「中庄三丁目」を用意した。

「みゆき」は仕事をしている間のふっとした休憩時間に、あっと、書けてしまった作品。
だから、理屈もなにもない。
自分でもなんでこんなことを書いたのかよく判らない、といった作品。

「中庄三丁目」の方は数ヶ月かけて完成させた作品。
短かった初稿から、次第に物語が動き始めて、登場人物は勝手に路面電車にも乗りこんでしまった。
”中庄三丁目”なんて駅は当然無いし、地名も知らない。
登場人物は何処へ行ってしまったのだろう?

さて、表紙の写真を選ばなければならない。
今回は、外堀通りで撮ってきた並木道風景にしようか。


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# by akirin2274 | 2017-02-15 21:58