スヌーピー? (磯村)   

妻と娘が古着屋へ買い出しに行くという。何かほしいものはないかと聞く。

それじゃ、トレーナーの適当なものを買ってきてくれ。マラソン大会のトレーナーばかり着ているのも飽きたので。
トレーナー? どんなのがいいの?
休日の午後に、近くの本屋へ着ていけるようなものを頼む。
わかった!

で、買ってきてもらったものを見ると、・・・? スヌーピー?

なんと、黒地に大きくスヌーピーの絵が、でーんと描かれているトレーナーです。
これ着て、本屋へ行くの?
うん、お洒落っぽいと思うよ。

休日の午後に、還暦過ぎのおじさんがスヌーピーのトレーナーを着て本屋で立ち読みをしていたら、奥さんが愛情を持って選んだトレーナーを着ているのだと思ってあげて下さい。
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# by akirin2274 | 2007-12-07 08:28

「どぅるかまら」3号 (瀬崎)   

c0138026_013846.jpg詩誌「どぅるかまら」3号ができあがった。

発行人が言っていたのでは世話がないが、今号も良いできである。
磯村の表紙絵も、flying birdといった感じで軽妙である。
ただし、モチーフは頭部の骨の一部だそうだ。

「現代詩手帖」の年鑑2008の「詩誌展望」で、
森川雅美氏が「どぅるかまら」について、
「多くの詩がただ並べられたという印象ではなく、良く考えられた順番で構成されていて、ひとつの詩誌の主張として成り立っている。確かな編集方針を感じさせる一冊だ。」
と評してくれていたのは嬉しい。

さて合評会の予定であるが、まだまだ馴れあってしまっている。
いっそうのこと、褒め言葉禁止で、”恐怖の”合評会にしたいのだが。
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# by akirin2274 | 2007-12-05 00:17

「詩集評」って・・・ (瀬崎)   

気がつけばもう11月も終わり。
ん、ということは、原稿締切までに20日しか残されなくなった。

詩誌「詩と思想」の「詩集評」来年1年間の依頼を受けて、なんの気なしに引き受けてしまったのだが、しかし、考えてみれば、これは相当に大変なことである。
毎月送られてくる(であろう)膨大な詩集をそれなりに読み込んで、毎月原稿用紙17枚の原稿を書き上げなくてはならない。

ああ、こんなによい詩集がある、ゆっくり読みたい。
でも、次の詩集がもう送られてきている、どんどん読まなくてはならない。
ああ、よい詩集はゆっくりと読みたいぞ。
でも、送られてきた詩集の全部に目を通さなくては・・・。

1回目の原稿締切まで20日しか残されていない。
「詩集評」って、どう書けばよいんだ? 誰か、教えてくれぃ!
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# by akirin2274 | 2007-11-30 23:19

タートル・マラソン (磯村)   

初秋の1日、小豆島タートル・マラソンへ参加してくる。

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昨年は冷たい小雨の日にフルマラソンを走ったのだが、今年はのんびりとハーフ・マラソンを走ってくる。
あまりにものんびりと走ったので、あやうく2時間を過ぎてしまいそうになる。
これはいかん、と、後半を少し頑張って、なんとか2時間以内で完走する。

しかし、のんびりと走ると、なんとなく走り終わってしまって、それほど感動が残らない。
やはり目標を立てて頑張って走った方がいいのかなあ。

走り終わった後に無料券が付いている近くの温泉へ。
瀬戸内の海を眺めながら露天風呂につかれば、う~、極楽極楽。
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# by akirin2274 | 2007-11-25 00:18

鳥取砂丘 (瀬崎)   

所用で出かけたついでに、鳥取砂丘へ足をのばしてみた。c0138026_0163025.jpg

「風都市」17号に「砂丘物語」を発表したが、あの作品に出てくる砂丘は、もちろん鳥取砂丘とは関係のない、空想上の砂丘である。
しかし、砂の創る風景のなんときれいなことか。

砂丘の一角にわき水の出ている湿地帯があった。こんなところに「水」が。
澄んだ水底で、砂が震えるように動いている。
じっと震える砂粒を見ていると、ふいに詩作品「湧水」の構想がでてきた。

さて、この言葉たちは散文形式を求めるのか、それとも行分け形式を求めはじめるのか。
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# by akirin2274 | 2007-11-23 23:57

”恐怖の”合評会 (瀬崎)   

詩誌「ERA」9号の合評会が日原正彦氏のお世話で名古屋で開かれた。
21人の同人の居住地は仙台から佐賀にいたるが、18人が参集するという盛会ぶりであった。
せっかく集まったのだからお互いに誉めあっても仕方がない、という趣旨の”恐怖の”合評会は4時間の予定で行われた。、

岡野絵里子氏の「走る人」に対して、ジョガーである川中子義勝氏が、「実際に走っている人はこんなことは考えませんよ」と批評したのは面白かった。
瀬崎は「逃げ水ホテルにて」を発表したが、その作品に対して中村不二夫氏が、「超現実というのではなくて、虚構の裏に現実が張り付いている」と評してくれたのは嬉しかった。、
もっとも清岳こう氏には、「他の女性は騙せても、私は男のようなものだから騙されませんよ」と言われてしまったが。

当然のことながら合評会の時間は足りなくて、夕食会の席で続きが行われ、さらに居酒屋の席でも深夜まで続けられた。田村雅之氏が快気炎であった。
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# by akirin2274 | 2007-11-18 21:33

禁断のドラマ (磯村)   

見てはいけないと長く自らに封印していたTVドラマを、ついに見始めてしまった。
あの、「24 」である。
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このドラマはドラマでおこる事件経過の時間と、放映される実時間が同じと言うことで話題になった。
つまり、ある1日24時間でおこる事件を、24時間かけて放送するのである。

主人公は「テロ対策ユニット」の部員、ジャック・バウアー。
1時間ドラマ24回放送なのだが、毎回事件がどんどん発展していくので、見始めると途中で止められなくなるほどにおもしろいのだ。

なので、「24」を見始めると24時間を消費するぞと、自らに封印をしていたのだ。
ところが、何という意志の弱さ!、ついに「シーズン5」を見始めてしまったのだ。
ジャック・バウアー、頑張れ、カロリーメイトを差し入れするぞ。
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# by akirin2274 | 2007-11-14 22:31

複製美術館 (磯村)   

淡路島での会合の帰りに、鳴門の「大塚国際美術館」を見てくる。
ここは原画に忠実に複製された名画約1000点が陶板に焼かれて展示されている。

焼き物であるから、画布に現されたマチエールの再現は望むべくもないが、
すごいのは、すべてが原寸大に焼かれているということである。
ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」なども、部屋いっぱいの壁画の大きさで再現されている。
聖堂の壁画が建物の形のままに復元されているものまである。
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おもしろかったのは、例えば「受胎告知」の名画の数々が一堂に会していること。
マルティーニの「受胎告知」も、ボティッチェリの「受胎告知」も、ダ・ヴィンチの「受胎告知」もあるのだ。カタログで確認すると、各国の美術館に所蔵されている14の「受胎告知」の複製が展示されていた。
見比べてみると、マリアが晴れやかであったり、不安におののいていたりと、作者の解釈の違いがあらわれていておもしろい。

結局4時間を過ごして、足がだるくなって引き上げてきた。
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# by akirin2274 | 2007-11-11 19:49

妙なSF小説 (瀬崎)   

シオドア・スタージョンの「輝く断片」を読む。
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スタージョンの名前は聞いたことがあったが、これまで読んだこともなく、予備知識もなかった。
本の帯によれば、「星雲賞」を受賞したり、「このミス」(*)4位にランクインしたりしているので、
ま、一度は読んでみるか、と言った気持ちで手に取る。

しかし、奇妙な味わいの小説である。
さわやかな読後感などというものではなくて、
長いこと飲み残されて発酵しかけた葡萄ジュースの底にたまっていた澱を一緒に飲んだような、
濃いい味なのだけれども、飲み干した喉に気持ち悪さが残る、そんな感じの小説であった。

書き方も妙にくどい。
どう読んでも、ミステリーではないなあ。なぜ、「このミス」に選ばれたのだろう?

(*)「このミス」=このミステリーがすごい
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# by akirin2274 | 2007-11-10 00:10

ものの形 (磯村)   

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所用で岡山へ出たついでに、県立美術館での坂田一男展を見てくる。

坂田はわが国の抽象絵画の先駆者であるが、
200点の展示物で、キュビズムから次第に抽象画へとすすんでいく過程が見えてくる。
立体的な裸婦像は、分解されて円錐形となり、
それもやがては平面に分割された矩形や、それを横切る太線となってくる。
ものの形が現しているものをつきつめていくと、どうしてもこうなるのだろうか。

形が持っている意味とは何であるのだろうか。
形が持っている余分なものをぎりぎりまで削り取っていって、
最後に残ってくるもの、それだけを取り出すと抽象画になってくるのだろうか。

すると、見えているものは何であるのだろうか。
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# by akirin2274 | 2007-11-08 00:26