四土詩集Ⅲ  (瀬崎)   

「四土詩集Ⅲ」の締め切りが近づいてきた。
参加者は自由に自分のアンソロジーを組み立てて掲載すればよろしい、ページ制限はありません、というのが、四土詩集のやり方。
さて、何を載せようかと詩集未収載の作品を眺めていたのだが、ふっと、書き下ろし新作4編を載せようと思い立った。

c0138026_0395931.jpg
さっそく構想を練る。
今回は、あまり物語性にとらわれない、ということは、具体的な形にとらわれない、形が作られる前段階のものを取り出してみようと考えた。
泥状のものをかき混ぜて、そこにあらわれる色調のようなもので作品を構成してみたい。

持ち寄り会の26日までに4編が書き上がるか?

実は昨日、一昨日の2日間で「貝」「野」の2編を書きあげたのだ。
残りの2編は「怒」「志」となる予定。さて・・・。

(写真は、表紙のどこにも題名が書いてない「四土詩集Ⅱ」)
[PR]

# by akirin2274 | 2008-01-09 00:44

新たなライバル (磯村)   

ロッカールームで着替えていると、他部署の第2部長と出会った。
どうですか、その後、走っていますか?
ああ、今年も丸亀ハーフに出るんですね。

彼とは、昨年の丸亀ハーフマラソンのスタート地点で偶然に会ったのだ。
お互いにジョギングをしているなんて知らなかったので、お互いにびっくり。
聞くと、1年前からジョギングを始めていて、その日が初めての大会参加とのことであった。
磯村より一回り若く、ランシャツにタイツ姿でびっしりと決めていた。
こりゃ、ベテランの意地にかけて一泡吹かせてやらなくては・・・。

結局昨年は、折り返し地点でなんとか数百メートルのリードをしており、ゴールタイムでも5分あまりの差を付けることができた。

さて、今年は・・・?
年齢の差を考えれば、さすがに今年は抜かれるだろうな。
[PR]

# by akirin2274 | 2008-01-07 00:25

「ほとんど記憶のない女」 (瀬崎)   

c0138026_1035164.jpg「リディア・デイヴィスの「ほとんど記憶のない女」を読んでいた。
とりとめにない話が、脈絡もなく(!)集められた短編集である。

火事で焼死した伯母の交際相手を捜して何週間も街中をさまよう話(巡り会ったのは、彼が男たちに囲まれてなぶり殺しにされるところだった)や、ロイストン卿と名乗る人物がロシアを旅する話(最後に船が転覆して、卿は海中に消える)などなど。

そんな、まともな(!)短編もあるのだが、もっと面白いのは半頁ほどの長さの断章の数々である。
たとえば、たった6行の作品「下の階から」の始めの1文はこうだ。
「もし私が私でなく下の階の住人で、私と彼が話している声を下から聞いたなら、きっとこう思うことだろう、ああ私が彼女でなくてよかった、(略)」
そして、こんな風に終わる。
「(略)彼女でなくてよかったと喜ぶことのできないこの上の部屋にいることを、私は悲しんでいない。」

さて、これが散文詩でなくて小説だと、誰が規定するのだろうか。
小説を書くように散文詩を書くことは可能だろうか。
そんな区別をする意味はない、と思ってみたり、詩は理念として詩であるべきだ、と思ってみたり。
[PR]

# by akirin2274 | 2008-01-05 10:37

今年の総括 (瀬崎&磯村)   

穏やかな大晦日である。

今年の何枚かの年賀状の添え書きに次のように書いた。
   どこまで越えれば
   明日といえるのだろうか
   国境の街の合い言葉は知らない

今年のそれぞれのもっとも大きな出来事は、瀬崎は5年ぶりに詩集を発行したことであり、磯村は初めて100kmウルトラ・マラソンを完踏したこと、であった。
c0138026_104428.jpg
c0138026_1045440.jpg


来年は、わがままを言って実生活の仕事上の肩書きを少しはずしてもらうことにしている。
瀬崎も磯村も、自由になる時間が増えることを楽しみにしている。
夢のような、晴耕雨読、いや晴走雨描の生活がはじめられるのか!
[PR]

# by akirin2274 | 2007-12-31 10:06

名古屋の朗読会 (瀬崎)   

その後どうなったのだろうと思っていた朗読会の報告が届きました。

ニシムラタツヤ氏が名古屋のK.D.Japonで行った「三十代の潜水生活」という朗読会です。
広告チラシを見ると、うたい文句は「本を読むことも、俳優の仕事です。」となっています。
その朗読会で、拙詩集「雨降り舞踏団」のなかのいくつかの詩編を読みたいという連絡をもらっていたのです。

劇団・遊気舎の谷藤リョーコさんがゲストで、彼女が私の詩を朗読したようです。
「わすれもの」「雨降り舞踏団」など4編が読まれたはずでした。

c0138026_846119.jpg
c0138026_846212.jpg

全く見知らない人がわたしの作品を見つけて、声で表現してくれました。
わたしの作品は名古屋の夜でどんなふうに変貌して語られたのでしょうか。
わたしの作品とはまた異なったものとなって存在した時空があったのだと思うと、すばらしいことだったと思えます。
[PR]

# by akirin2274 | 2007-12-29 08:51

「夢千代日記」の挿入歌 (磯村)   

裏日本の温泉町を舞台にした「夢千代日記」の再放送をしている。
吉永小百合が置屋の女主人を演じているのだが、集まってくる人々は皆、暗い過去を引きずっている。
夢千代自身も広島で胎内被曝をした被爆二世で、白血病に冒されている。

日本海の暗い海音がくりかえされ、夜更けて路地を吹きぬける風に枯れ葉が舞うのである。
温泉町のストリップ劇場の踊り子を緑魔子が演じていて、いつもかかる曲は、あがた森魚の「最後のダンスステップ」なのである。c0138026_2243292.jpg
(劇場の照明係のあんちゃんを、そのあがた森魚が演じている)。

あがた森魚といえば、あの「赤色エレジー」が代表作だが、この曲も名曲である。
サーカスのジンタを思わせるリズムで、妙に軽やかなメロディがにぎやかに囃したてられて流れるのだが、その陰にあるもののなんと寂しいことか。
もちろん磯村はCDを持っている。

あ、この「夢千代日記」は調べてみると26年前の作品でした。
吉永小百合の代表作だと思っとります。
[PR]

# by akirin2274 | 2007-12-27 22:44

加古川マラソン (磯村)   

c0138026_1012160.jpg心配していた雨も上がり、初めての加古川マラソンを走ってくる。

河川敷を走るコースなので高低差もなく、30kmすぎまではそれなりになんとか走れていたのだが、残りの10kmは強い向かい風で、不甲斐ないほどの大失速をしてしまった。
反省点もあり、少しだけ悔いの残るフィニッシュであった。
しかし一方で、もうタイムなんかを気にする歳でもなくなったのかな、という気もしている。

初マラソンをホノルルで走って以来、毎年ホノルル・マラソンへ出かけていたために、12月に国内のマラソンを走るのは初めてだった。
さて、来年の12月はどこの大会を走ることになるのか。
[PR]

# by akirin2274 | 2007-12-24 10:19

大朗読 (瀬崎)   

今年最後の「大朗読」が、いつもの岡山「未完成」であった。

今回は、東井浩太郎氏の朗読が面白かった。
石原ユキオ氏、郡暢宏氏の二人も参加して、昔の学芸会でやった「呼びかけ」のような感じで一編の詩を朗読したのだ。
会場の隅の三カ所に陣取った三人の声が順番に発せられるのを聞いていると、立体的に作品に閉じこめられていくようであった。

二次会では、ジャマイカ・ドラムというパーカッションと朗読のコラボレーションもあった。
パーカッションというのは、原初的な人間の感情によくマッチする。人体が鼓動というリズムに支えられていることと無関係ではないのだろう。

c0138026_9464713.jpg帰り際に石原ユキオ氏から、「雨降り舞踏団」の感想ですと言って、小さく折り畳まれた手紙を渡された。
セーラー服姿の石原氏からハートが張り付けられた手紙をもらうと、思わず顔がほころんでしまった。
[PR]

# by akirin2274 | 2007-12-22 09:33

業界誌の表紙絵 (磯村)   

c0138026_10151333.jpg毎年、業界誌の表紙絵を頼まれている。さて、今年はどこのスケッチにしようか。
いくつかの制約もあり、縦位置の絵でないと表紙に合わないし、やはり岡山県内の風景でないとまずい。

近場と言うことで、アイビースクエアに出かけてみる。
(題材に困ったときには、とにかく美観地区へでかければよい。倉敷川のたもとに立って周りを見れば、なにかしらの題材が見つかる。)

玉砂利の端に携帯椅子をひろげて倉紡記念館を描きはじめる。
それにしても、今日は寒い。
あまりの寒さに、線描を終えた時点でひきあげてくる。
さて、来週は彩色に行かなくてはならないなあ。
[PR]

# by akirin2274 | 2007-12-21 00:59

どうるかまら合評会 (瀬崎)   

「どぅるかまら」3号の合評会が、14人が参加して倉敷で行われた。
今回は斎藤恵子氏、北岡武司氏の担当した書評や、川井豊子氏のエッセイを中心に行った。

それにしても、詩集評を書く場合に、書く人の言いたいことと、書かれる人の言いたかったこととのかねあいの難しさを感じる。
それに、詩集評って、未だその詩集を読んでいない人を想定して書くのだろうな。すると、紹介の意味も持たせなくてはならないわけだ。

夕方までの合評会の後は、恒例のごとく、韓国料理店での二次会、大きな水槽のある落ちついたバーでの三次会とつづく。

現在の編集者4人が集まって「どぅるかまら」を立ち上げたときに、とにかく4号までは発行しようと相談していた。
次号でその4号となる。5号からは編集者の交代なども考えているが、さて、どなたに?
[PR]

# by akirin2274 | 2007-12-15 08:24