「どぅるかまら」出版祝賀会 (瀬崎)   

c0138026_23545092.jpgどぅるかまら」24号が出来上がり、12人で合評会をおこなった。

今回はそれを早めに切り上げ、残りの時間で同人の詩書出版のシンポジウムをおこなった。
秋山基夫評論集「文学史の人々」(思潮社)、坂本法子「夕映えのなか」(砂子屋書房)、北岡武司「鳩の丸い目で」)(和光出版)、境節「空へ」(思潮社)である。

それぞれの詩書に対してあらかじめ3人ずつの担当を割り当てていた。
みんな、読み込みがすごい。

今回は外部の方は呼ばずにまったくの内輪でおこなったので、かなりの本音が出る。
感想、批評に対して作者が解説、言い訳、自慢などを言う時間も設けた。
作者もかなりしゃべる。
時間が足りない・・・(苦笑)。

終了後は近くの居酒屋に席を移して祝賀飲み会。
北岡さんはすでに次の詩集出版に取りかかっていて、すでに原稿を某出版社に渡してあるとのこと。すごい。

こうなったら、生涯に1冊の詩集でいいと言っていた河邉由紀恵さんも、次を出したらいいのに。
お勧めの出版社は、***か+++かな。
おや、秋山さんのお勧めは###ですか。


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# by akirin2274 | 2018-07-14 23:56

「詩と思想」7月号 (瀬崎)   

c0138026_22420462.jpg「詩と思想」誌の今年の詩誌評は後藤和彦氏。
その7月号で拙個人誌「風都市」33号を取りあげてくれている。

「作品を読む際は様々なテーマで読むこともできるかもしれないが、最後に、個人的に興味が惹かれた作品を挙げさせていただきたい。」として、「唐橋から」の前から2/3ぐらいが引用紹介されている。
そして「トモコさんとはいったい、精霊か、それとも亡霊か。」とのコメント。

このトモコさんは、「風都市」32号の「唐橋まで」にも登場しており、本作はそれを受けたような内容になっている。
32号の発行は昨年だったので後藤氏には送っておらず、前作のトモコさんについては当然ご存じなかったわけである。
しかし、本作だけでの読みを充分にしてもらえたようで、これは嬉しいことだった。

33号には中本道代氏に「暗渠」を寄稿してもらっていたのだが、そちらも前半部分が引用紹介されていた。

さて、「風都市」34号は編集の真っ最中である。
34号には浜江順子氏から迫力のある作品を寄稿してもらっている。
私は、なんだ、こりゃ?と言われそうな怪作を発表予定である。
なんで、また、こんな作品を・・・と、おそらく顰蹙をかうのではないかと思っているのだが・・・。


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# by akirin2274 | 2018-07-08 22:44

「ERA」合評会 (瀬崎)   

c0138026_22192759.jpg夏日の一日、「ERA」第三次10号の合評会が新宿であった。

16人の参加で、4時間近くをわいわいと感想、批評を言い合った。
同人誌はこれがあるから愉しいし、作品発表の励みにもなる。

今号から参加の相沢正一郎は2編を発表していたが、「風の住む家」では、「まだ読まれていない部屋」がある家がいいという。
「窓だけになった家がいい」とも言う。
窓は風が吹きこむところであり、風の入り口である。家は”詩”のメタファのようにも思えた。

いつも魅力的な吉野令子氏の作品「愛の光景」は、今回はチリの作家ホセ・ドノソがキー・ポイントのようだった。
それにしても、いつもながらに粘りついてくるような魅力がある作品だった。

川中子義勝氏の「雪」は、「おおらかにみひらかれた空」がわたしたちに託される作品。
清水茂氏に捧げられており、読み手に素直に染み込んでくるような作品だった。
最終行は「しんしんと空が舞いおりてくる」。すばらしい表現だった。

瀬崎の「月が溢れて」にも様々な意見をもらうことができた。
描かれているのが”月と卵”ではあまりにも種明かしが見えている。しかしそこを瀬崎さんらしく処理している。瀬崎さんは一度はこの主題で書きたかったのだろう。などなど。
もう古い同人には私の反対側の顔も知られているからなあ。

もう一つわかりにくいところがかえってリアルだ、という意見、それに、緊張関係のままで終わっている、話はこれからではないか、という意見ももらえた。

終了後は12人でイタリア・レストランへ。
清岳こう、日原正彦、田村雅之各氏と隣り合って、とりとめもなく盛り上がっていた。


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# by akirin2274 | 2018-07-04 22:20

秋山氏の授賞式 (瀬崎)    

先週のことになるが、秋山基夫氏の岡山県文化賞授賞式があった。

この文化賞というのは、いわば岡山県の文化勲章みたいなもの。
今年が第70回となる。ということは終戦直後からおこなわれてきたわけだ。

様々な分野の方がその功績を認められて表彰される。
今年は芸術部門で秋山基夫氏、それに医学部門で長年ウイルスの研究をされてきた岡山大学の名誉教授の方だった。
私(瀬崎)も推薦者代表ということで参列してきた。

ルネスホールでの授賞式では受賞のお二人を拍手でお迎えするという形式で始まり、岡山県知事から重そうな表彰状額と記念品が贈呈された。
受賞者の秋山さんのスピーチは、ご自身が詩に書いた岡山県内の名所旧跡を20あまり蕩々と述べるという、いかにも秋山さんらしいものだった。

詩人でこれまでの70回でこの賞を受賞しているのは、永瀬清子、山本偉太郎、坂本明子、なんば・みちこの4氏で、秋山氏が5人目となる。

先日「どぅるかまら」の作品持ちより会があった。
実は私はその時点ではすでに秋山さん受賞の連絡は県から受けていたのだが、プレス発表がまだなので内密に、とのことだった。
みんなに嬉しい報告をしたかったのだが言えなかった。嬉しさがもどかしかった。

私たちの「どぅるかまら」としては、今年初めの岡隆夫氏の山陽新聞賞受賞に続く快挙であった。
両方の推薦文を書いた者としても大変に嬉しい。


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# by akirin2274 | 2018-07-02 08:46

福田知子詩集出版祝賀会 (瀬崎)   

福田知子氏からは詩集「あけやらぬみずのゆめ」をいただいていた。
その出版祝賀会の案内をもらっていて、好い詩集だと思っていたし、時間も取れたので出席することにしていた。

福田さんには初めてお会いするし、出席者もほとんど知らない方ばかりだろうなあ、と、それが少なからず不安だった。
ところが会の司会は北岡武司氏だということで、気が楽になった。

三ノ宮の路地を入ったところのスペイン料理店「カルメン」が会場。
行ってみると、そこのオーナーが詩誌「めらんじゅ」の発行人である大橋愛由等氏であった。なるほど。

受付で北岡氏と高谷和幸氏と会って、ああ、知った人がいた。よかった。
中堂けいこ氏も来られていたし、適当に着席すると隣は神尾和寿氏だった。よかった。

反対側の方に、瀬崎ですと挨拶すると、季村敏夫さんだった。詩集などをいつもいただいているが、お会いするのは初めてだった。
向かいには、気を使ってくれたのか、福田氏が着席されて、いろいろと会話も弾んだ。

スピーチを指名するよと予告されていたので、原稿は用意していった。
まあ、それを元にしてかなり自由に話した。
季村さんも神尾さんも好い感想を話されていた。

福田さんの友達だという方が能管も吹かれた。
海外でのソロやコラボレーションのコンサートもされたりする方で、その強い笛の音色に驚嘆した。

2時間半の会が和やかに終わったあとも、もう少し飲みましょ、と誘われて、10人ほどでさらに飲む。

厚かましくもお邪魔して楽しいひとときを過ごせました。


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# by akirin2274 | 2018-06-25 20:57

会社の広報誌 (磯村)    

c0138026_21053574.jpg毎年2万部発行の会社の広報誌が今年もできあがった。
A4版、約60頁で全頁カラー印刷というきれいな冊子である。

この広報誌の表紙絵を創刊の時から頼まれていて、今回で8回目となる。
当初は自由に会社の建物の外観などを描いていたのだが、次第に広報部から注文も出るようになった。
で今年は、会社のシンボルとでも言うべき温室を描いて欲しい、ということだった。

1日3000人余りが訪れる会社なので、温室もいつも人でにぎわっている。
まさかそんな場所で実際にスケッチするわけにもいかないので、素早く何枚かの写真を撮ってきて、それを組み合わせて構図をとった。

実はうちの会社の理事長は、あの大原美術館でお馴染みの大原一族である。
会社が大正時代に建てられたときに、創始者の大原孫三郎の意をくんで、西洋風の噴水をそなえた温室のデザインを考えたのは児島虎次郎である(大原美術館の所蔵品を集めたのが彼である)。

現在の第1棟が新しく建てられたときにも、噴水などは移設されている。
3階まで吹き抜けの温室は、会社を訪れた人の憩いの場となっている。
手前の梁に取り付けられている照明は、以前の手術室で使われていたものを移設している。
透明な天井を通して差し込む光が病に苦しむ人々の気持ちを和らげてくれるようでもある。

とにもかくにも、こうして私の絵が全国の2万人の人の目に触れるのかと思うと嬉しい。

また来年もよろしくお願いします。
はい、喜んで。


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# by akirin2274 | 2018-06-22 21:07

「詩を楽しむ会」 (瀬崎)   

岡山詩人協会は昨年夏から現在の執行部になっている。
そこで2つの新しい事業を始めた。

一つは詩人協会のホームページの開設。
これは私が見よう見まねで始めて、定期的に更新をしている。しかし、どれぐらいの人が訪れているのかなあ?

もう一つが「詩を楽しむ会」。これは、毎回とりあげた詩人の作品をみんなで観賞しようというもの。
第1回の今日は萩原朔太郎を取りあげ、今年が発行100年を迎える「月に吠える」などからの作品を鑑賞した。
出席者は30人ほど。詩の朗読を勉強しているメンバーが朔太郎の作品を朗読し、皆で感想を言い合った。

萩原朔太郎を熱心に読んだのは、高校時代以来だった。
あの頃は表現の奥にあるものなどを考えることもなく、ただ表面上の言葉遣いに心酔していた。

たとえば「悲しい月夜」、「くさった波止場の月」、「青白いふしあわせの犬」、あるいは「苦しきひとつの焦燥」などなど。
抽象名詞に感情的な形容詞を付けたりするのが、単純に、格好いいなあ、と思っていたのだ。
で、そんなのを真似した詩ばかりを書いていた。懐かしい。

今日の会では、後半に岡山の詩人も知ろうということで、山本遺太郎、吉塚勤治の作品も鑑賞した。
これまで名前を聞いたことがあるだけで、作品はまったく知らない二人だったので、いい機会だった。

次回の「詩を楽しむ会」は秋に三好達治を取りあげるとのこと。
こういった活動で、少しでも詩に関わる人の裾野が広がってくれればよいのだが。


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# by akirin2274 | 2018-06-17 00:51

うわぁ、どうする? (磯村)   

出場申込をしていた11月の神戸マラソン。
最近の大都市マラソンの例に漏れず、申し込み多数で抽選結果待ちだった。
これまで7年間は落選だったが、今回はなんと当選の連絡メールが来た。

初めての神戸マラソン。三ノ宮をスタートして、海岸線を走り須磨海岸の辺りで折り返して、ゴールはポートアイランド。
ううむ、楽しみだなあ。

神戸マラソンの1週間後の大阪マラソンにも、どうせ当たらないものね、と思いながら申し込んでいた。
こちらの事務局からもメールが来た。えっ、なんと、当選!
うわぁ、どうする?

こちらは大阪城をスタートして中之島や御堂筋を走って南港がゴール。
こちらも魅力的なコース。
しかし、当然のことながら、連続2週間でフル・マラソンを二つも走る体力は無い。
う~ん、どちらにしようか・・・。

妻に、両方の大会に当選してしまったことを話した。
すると、妻は事もなげに、両方走ったら好いんじゃない。・・・えっ?
別に速く走る必要はないんだし、話のタネになるわよ。

う~ん、そうか、神戸マラソンの制限時間は6時間半、大阪マラソンは7時間。
どちらもはじめから制限時間いっぱいを使うつもりで走れば、両方を完走できないことはないかな・・・、という気にもなってきた。
本当に2週連続でフルを走る・・・か?

神戸マラソンの1週間前が岡山マラソン。
この抽選発表がもうじきあるけれども、これは当選してももう走らないぞ。
もし3週連続でフルを走ったりしたら、死んでしまうよ。



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# by akirin2274 | 2018-06-12 20:40

水彩画グループ展 (磯村)   

通っている水彩画教室の生徒有志10人でグループ展をおこなった。
会場は倉敷美観地区の一角にあるギャラリー「メリーノ」。
1人3点を持ち寄ることとした。

旅先で描いているスケッチは、携帯性の都合からF2号と小さい。展覧会の会場では目立たない大きさ。
そこで他の出品者とも打ち合わせをしてF6号の絵を3点出すことにした。

c0138026_21211096.jpg
写真はそのうちの2点。
ペンでの線描はしていない静物画である。そこにただ在るということの静寂感を描きたかった。

今回はグループ展だったが、個展をやろうと思ったら、それが小さな画廊だったとしても大変だろうと思う。
絵の搬入や搬出はともかくとして、会期中はなるべく会場にいなければならないだろうし、随分と時間が取られることになる。

それよりは画集の自費出版はどうだろうと思ったりする。
いっそうのこと、7枚セットぐらいの絵葉書を作るというのはどうだろうとも考える。
絵葉書ならば使い道もあって、しまいっぱなしになることもないのではないだろうか。
それに1枚で2人の目に触れることにもなる。

大分以前のことになるが、私のスケッチが裸会陽で有名な西大寺の観光絵葉書に採用されたことがあった。
それこそ7枚セットの中の1枚だったのだが、もう販売はしていないだろうな。


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# by akirin2274 | 2018-06-10 21:22

「どぅるかまら」作品持ち寄り会 (瀬崎)   

先週末に「どぅるかまら」24号の作品持ち寄り会をおこなった。

現在の同人は18人だが、いろいろな都合で休会の方が2人いて、実質活動は16人。で、10人が次号への発表予定作品を持ち寄った。

当日配布される各自の作品を読んで、その場で感想や意見を言い合う。
そんなにゆっくり読み込む暇もない。
だから、作品の第一印象や、直感的に感じる作者の意図などは、かえって敏感に捉えることができる気もする。

河邊由紀恵氏が「金魚」という大変に良い作品を持って来ていた。
単純明快な語りでありながら謎めいていて、世界がどんどんと深く沈み込んでいくようだった。
次号の巻頭作品に強く推したいと思わされた。

私は「夜の準備」「蜃気楼」という散文詩2編を持参した。
一応は2編に分かれているのだが、連作のようなところがある。
物語は続いているように見せながら、実は事象を反対側から眺めているような感じにしたかった。
でき得れば、見えたものと見られたものとの事象の時間軸を反転させたかった。

しかし、皆さんの意見を聞くと、どうもそこまでは上手くいっていないようだった。
さて、どのように推敲すれば意図したような作品に近づくのか…?

2週間後に出来上がった校正稿をもとに編集会議を行う予定。
で、出来上がり合評会のときには、この1年で同人が出版した秋山基夫評論集「文学史の人々」(思潮社)、坂本法子詩集「夕映えのなかで」(砂子屋書房)、北岡武司詩集「鳩はまるい目で」(和光出版)のシンポジウムも予定している。

あ、そうだ、磯村に「どぅるかまら」の表紙絵を描くようにせかしておかなくては。


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# by akirin2274 | 2018-06-08 15:26