人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「どぅるかまら」の会 (瀬崎)   

「どぅるかまら」10号の作品持ち寄り会があった。
持ち寄った各自の作品の批評をおこない、詩誌に発表する本原稿に生かす手がかりを作るのが目的である。
現在の同人数は19人だが、遠方在住の方などをのぞいての12人が集まった。

みんな好き勝手なことを言い合うのだが、のっけから秋山基夫氏の辛口批評が炸裂して、会は大いに盛り上がった。
いわく、「S1さんがこんな常套句を使うようでは駄目です!」
いわく、「S2さんは最近、不調だなあ!」

私が持参した「残貌」にもいろいろな意見をもらう。
作品に登場する”あの人”の解釈もいろいろで、その解釈にしたがっての意見もいろいろであった。なるほど、そう読まれるのか。
しかし、小声で秋山氏が呟いていた解釈が私の本音そのものであったのには驚いた。さすが、である。

途中にコーヒー・タイムを取っての3時間半だったが、とても時間が足りない状態であった。

思潮社から、その秋山氏の「現代詩文庫 秋山基夫詩集」と、河邉由紀恵氏の詩集「桃の湯」がまもなく発行される。
すでに発行されている北岡武司氏の詩集「スピラスィヨーン」と合わせての合同出版祝賀会を、6月に予定している。

「どぅるかまら」も10号が出ればひとつのけじめの時期となる。
さて、11号からはどうするか?

by akirin2274 | 2011-05-01 00:40

<< 1カ月前になったので (磯村) 詩誌評に (瀬崎) >>