「風都市」23号 (瀬崎)
2011年 08月 11日
今号では、詩集「きおくだま」や詩誌「スーハ!」での作品に魅せられて、佐藤恵氏に寄稿をお願いしていた。
たゆたうような流れのうちに、いつしか謎に絡め取られているような、そんな魅力的な作品「まひるのほたる」をいただくことが出来た。
深謝である。
瀬崎の作品は、このところ書きつないでいる「水の時間」シリーズと「訪問販売人」シリーズ。
個人誌ならではのやりたいことをやってみようということで、どちらの作品も少し荒削りのままで放り出している。
いくつかの時が過ぎて成熟することがあれば、また変容するかもしれない、と思ったりもしている。
磯村の写真は、表表紙が四国/今治の駅前風景。
崩れかけた商店の前に自転車で通りかかった人物を写している。
裏表紙は暴雨風の南の小島。こちらでは人物がどこかへ吹き飛ばされてしまっている。
完全な個人手作業で作成しているために、印刷は遅々としている。
のんびりと、出来上がった分から発送を始めている。
by akirin2274 | 2011-08-11 22:12