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「どぅるかまら」15号合評会 (瀬崎)   

「どぅるかまら」15号合評会 (瀬崎)_c0138026_11291823.jpg「どぅるかまら」15号ができあがり、その合評会を倉敷でおこなった。

今号から四国在住の吉本有紀子氏が参加することとなり、これで同人は20名となった。
体調不良や、家の都合がつかなかった方などを除いて14名の出席であった。

前回の作品検討会から推敲をおこなった人もおり、まったくおこなわなかった人もいる。
3時間あまりの合評会では、個々の作品で、何のために、どのように推敲したか、などを検討していった。

存在論的な作品ではあまりに短いと警句になってしまうし、逆に長いと物語になってしまうだろう、といった意見や、幻想に入るには説明や準備は不要で、すっと入る方がいいだろう、といった意見もでた。

私の拙作「水面夢」に対しては、夢の表面で漂っているだけではなく、夢の奥から突きでてくるものがあるというのはなかなかに新しい感覚ではないだろうか、という嬉しい感想をもらうことができた。
しかし、指摘されたように、2連目、3連目の始めの「夢のなかでは」のリフレインは苦しいところ。
当初はついていなかった言葉なのだが、自分の弱さに負けて付けてしまった。
さて、どうしたものか。

合評会後は11人で駅地下の居酒屋へ。
豚しゃぶの鍋や、刺し身、焼き鳥、餃子にピザと、まあ、みんなで食べた食べた。話も弾む。

「どぅるかまら」もこれで発足してから8年が過ぎる。
4人で立ち上げを相談したときのメモを見ると、誌名の候補には「お座敷」なんてのも挙がっていた。これになっていたら、イメージはどうだったのだろう?

by akirin2274 | 2014-01-13 11:31

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