「現代詩手帖」年鑑アンケート (瀬崎)
2014年 11月 07日
昨年は、担当した「詩誌月評」の総括記事を苦労して書いたものだった。
毎年の記事のひとつに「今年度の収穫」というアンケートがある。
これは、1.この1年間で印象に残った詩集を5冊挙げてください、2.この1年間で印象に残った作品を5編挙げてください、3.この1年間で分野にとらわれずに印象的だったものを挙げてください、という設問に答えるもの。
毎年このアンケートが来るので、これはと思う詩集や詩誌は本棚の一角に別にして置いてある。
しかし、かなりの数の候補の中からたった5冊の詩集、たった5篇の作品を選ぶ、というのは至難の業である。
以前はこのアンケートは、それぞれ10冊の詩集、10篇の作品だった。
それだけの数が選べるのであれば、半分は王道の(絶対的な)選択をして、残りの半分は非常に個人的な選択をする、という楽しみ方が出来た。
ところが数年前から選べる数が半分になってしまった。これはなかなかに辛い。
どのお気に入りを5冊、5篇の中に入れようか。
おまけに、10月になってからというもの、毎日届く詩集の数が半端ではない。
とにかく目を通さなくては・・・。ひょっとしたら、ものすごい詩集が送られてきているかもしれない。
で、数日前の締め切り日にやっとアンケートの返事を思潮社に送った。
他の皆さんはどんな選択をしたのだろうか?
by akirin2274 | 2014-11-07 18:10