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四土の会 (瀬崎)   

毎月第4土曜日におこなわれている「四土の会」。
秋山基夫氏が精力的に続けている詩の勉強会で、所属などにこだわらず誰でも参加できる。

今回は、東京から来岡された水島英己氏の「新井豊美の詩について」の講演。
第1詩集の「波動」から最後の詩集「草花丘陵」までを、自作のプリントを使っての解説だった。

こうしてあらためて新井豊美作品を読み返してみると、好い詩を書いていた方なのだなということを今さらながらに感じる。

個人的には詩集「夜のくだもの」あたりの、言葉と必死に格闘しているような作品に強く魅せられる。
9年を空けて発行されている詩集「切断と接続」になると、言葉を自在に操ってどこまでも拡がる世界を構築しているようだった。

講演のあとは、水島氏を囲んで駅裏の居酒屋の二階で二次会。
さらに城下のショットバーへ流れて三次会。
濃密な時間を過ごした。

by akirin2274 | 2015-10-26 11:39

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