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岡山県文学選奨委員会 (瀬崎)   

天神プラザで岡山県文学選奨の選考委員会があった。

これは岡山県が主催しているもので、春から長編小説、短編小説、随筆、現代詩、短歌、俳句、川柳、児童文学の8部門で作品を募集していた。
総数で400人あまりの応募があり、それを、それぞれの部門で2名の審査員が選考し、入選、佳作、準佳作等を決めていた。

瀬崎は総合審査員ということで、送られてきたその選考結果を受けて、もうひとりの総合審査の方と選考が妥当か否かを協議していた。

ある部門では選考が甘いのではないかと瀬崎が思うものもあった。
審査員の意見としては、確かにやや甘い評価であることは否めないのだが、広く応募を促すためにもあまり敷居を高くしない方が良いのではないか、ということであった。
なるほど、と思わされた。
たしかにこの県文学選奨の趣旨は「県民の文芸創作活動を奨励する」となっている。
行政としては、ひとりのピカソを求めているのではなく、100人の県民の生きがい支援を求めているわけだ、
なるほど、私はまだまだ人間性が狭いなあ。

今日の委員会では、すべての部門で選考結果が妥当ということで了承された。
その他には、作品の長さに関する応募規定の検討などがなされた。

来月には県庁でこの授賞式がおこなわれる。
行政がおこなっているイベントということで、懇親会にもお酒がでないのはつまらないなあ。

by akirin2274 | 2016-10-28 00:19

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