「コレクションのドア、ひらきます」 (磯村)
2018年 01月 30日
元田久春のリトグラフ作品「indication Tokyo station」は、東京駅の現在から近未来の廃墟光景までを一つの絵の中に閉じこめていた。時間を越えた絵となっていた。
中村といえば、そのモチーフはセーラー服姿の少女と汽車である。
今回はかなり抽象的なアプローチのシリーズだった。
先年亡くなった吉村芳生の巨大な鉛筆画が展示されていた。
写真を元にして、小さく切った区画ごとに緻密に模写をする手法。その気の遠くなるような営為にただただ感心する。
(以前にみた彼の絵は数メートルに及ぶ金網の絵だった!)
単純な線描と面の塗り分けは今見ても斬新そのもの。
▲ by akirin2274 | 2018-01-30 00:25